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“ちいさいひと”の小さい変化は、周りの大人が気付いてあげないと大変なことになる。
正直、読み進めるうちに重い気持ちになり、かつ身勝手な大人に腹が立ちます。現実にもこんなことが起こっているのかと想像すると、恐怖すら感じてしまいました。
こう在れたらいいなと思う理想
児童相談所の話です。
お話の中では所員のほとんどが真剣に子どもたちのことに向き合っていて自分を犠牲にしてでも子どもを救おうと必死です。
現実にもこうした志のある所員さんはいらっしゃると思いますが、そうでない人も多いです。
真剣な人は真剣でない人に煙たがられ能力を発揮できず、また予算や法律の制限の中で諦めざるを得ないケースと何度も向き合ううちに心折れていきます。
全国の児童相談所がみんなこんな人達で、行政や地域も協力してくれて…そうだったらいいのになという気持ちで読みました。
今の日本がそうなるには児童福祉の法整備と一般の人の子どもを守る意識改革が必要です。
児童虐待や児童相談所などついて、漫画の途中にコラムを挟んで、わかり易く描かれてる。
娯楽としてでは無く、そういう現実を知識として入れるために読む漫画だと思う。
Posted by ブクログ
一時期よくweb広告で見かけてた系の子供がかわいそうな漫画、と認識していました。
1巻無料だったので読んでみたんですが、これは児童相談所の話だったんですね。
たしかに子供がかわいそうなシーンがいっぱい出てくるんだけども、そういう現実はあるわけだし、それを救っていく話なので知識として読んでおいてもいいのではないかと思います。
私が育った地域には、児童養護施設があったのでそういう境遇の子たちと同じ小学校に通っていました。
しかし当然、大人たちは漠然と「あそこの子たちは事情があって親と暮らせなくなったんだよ」程度のことしか教えてくれず、こういう漫画を読むことで具体的にどういう境遇の子たちだったのか少し知ることができてあの頃の同級生たちに思いを馳せています。
表現手法がちょっと…
同期の若い女性が彼氏でもない男性のネクタイをなおしたり、
頑固そうな所長が年配の女性だったり、
先輩が若い保健師の女性にデレデレしたりと、
昭和生まれのおっさんたちが描いてるのが
丸わかりでげんなりしました。
加えて熱血青年漫画風の古臭い作風と、
(ドーン!バーン!ドカッ!などの大げさな描き文字入り)
熱血主人公のドタバタぶりのせいで肝心のストーリーの深刻さが薄まってしまい、
かなり残念な感じでした。
派手な描き文字をつけて、おもしろおかしい劇画調に表現する必要はないのでは?
こういう内容の作品は女性作家さんの方が向いているんじゃないでしょうか。
悲惨な状況に置かれた子どもたちを表現するのに、
ドーン!バーン!グワッ!はいらない…。
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