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高校時代からつきあってる“かんちゃん”にDVを受けている弓。そんな弓のバイト先に、中学時代の友人・真山が現れます。不器用な真山が示すまっすぐな好意に、弓の気持ちは揺らいでいきます。
「これ以上近づきたくない 近づかれたくないはずなのに 会うための理由を探そうと必死になっている」という弓のモノローグに、真山へ惹かれていく自分の気持を抑えようとする、弓の切なさ、いじらしさが滲み出ていて、胸がきゅーんとなります…。
本当は惹かれ合っている二人ですが、弓を守りたい、自分を頼って欲しいという真山の真剣な言葉が、むしろ弓を追い詰めてしまいます。
このもどかしさ!この心の震え!20代の男性同士なのに、真山と弓の関係はまるで初恋のよう。ヘタレな真山ですが、弓に対する思いの深さに、ついつい応援したくなります。
DV男・かんちゃんのその後の話が収録された『恋愛ルビの正しいふりかた』もあわせてどうぞ。
Posted by ブクログ
タイトルが秀逸。表紙のデザインが秀逸。この二つが相まって、表紙だけでも眺めていられる。
DV(殴る、蹴る、首を絞める、タバコの火を押し付ける)描写があるので、そういうのが苦手な方はやめた方が良い。と言いたいところだけど、それが拒否反応でなく苦手な範囲なだけなら、頑張ってでも読んだ方がいいかも、と思います。
中学時代からの恋を引きずっている弓くんと真山くん。せっかく再会したのに、弓くんにはすでに彼氏がいて…。と文章にするとありきたりそうなお話に聞こえるけれど、すごく美しいストーリーでした。
この1冊の中に、片思いも、歴史も、告白も、過去からの脱却も、全部含まれていて、それらすべてが上っ面をなぞっただけのものになっていないのが、すごい。
おげれつ先生は、やっぱりすごいですね。
弓くんが、明るいんだけど悲しそうで、かんちゃんも、ひどいことをしているんだけど嫌いにはなれなくて(助けてとしゃがんだシーンは可愛かった)、真山が純情で。辛いし痛いことも起きるのに、世界観はとても優しい。
弓くんの告白?からの怒涛の展開は、久しぶりに心臓を鷲掴みにされる萌え度合いでした。
良かった…。良作でした…。
暴力的な描写が多いですが、ストーリーの本線はそこではないので苦手な方にも心に余裕があるときに是非読んでみて欲しい作品です。
シリーズ通して読むと更に解像度が上がります。
すごいよかった。全シリーズ読んだから、かんちゃんと弓の関係が変わってしまったのもわかるし切ないです…止まっていた弓と真山の淡い恋心が動き始めてキュンとしました。
なかなかにエグい
シリーズ読了済みなので、初読の方は「?」って思う感想かもですが…
一見、一方的な矢印で、かんちゃんが加害者、弓が被害者っぽいですが、真山含めてそれぞれが加害者であり被害者なのでしょう。…なかなかにエグい物語です。是非是非シリーズとして通しで読んで頂きたいです。
あと、これは反感買っちゃうカモですが、シリアスなDVを真面目に考察するべき、という側面は一旦置いておいて。フィクションとして加虐被虐で楽しめる方、弓の鼻血&煙草ジュッで落ちかけてるシーンはめっちゃ燃え?萌え?ます!…作者さんも鼻血描くの楽しいって言ってるし、そういう楽しみ方してもいいんじゃないかなと思います!ごめんなさい!
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