もぐもぐさんのレビュー一覧

気持ちは目に見えないし、度量は測れないけど、お互いをリスペクトし合って思い合って信じ合って末長く幸せでいてほしい。

かわいいしかっこいいし、最高でした！
ライバル(?)も現れますが、憎めない素直なキャラクターで、下巻がたのしみです！

めちゃくちゃよかった...
高め合っていけるふたりは推せる...
いっそのことずっと競い合って誰の手も届かないところまで行って欲しい...

ふたりの伏目が儚げなのにキラキラしてて泣きそうなくらい綺麗だった...

ほんとうに大好きで私にとって大切な作品です。
ただ彼らを行く末を見守るのみ。

寿と真央がメインの本作であり、ふたりがとても格好良くて可愛いのは言うまでもないのだけれど、悩める市川義一がひたすらに美しかった...

オメガバースものは、意志よりも運命と欲動を描くものが多いですが、この作品は凛とした空気感や白根先生の理性的で自分を律して生きている強さが描かれていて素敵でした。美しかったです。

前作で不憫だった夏朗さんが、さらに不憫でならなかった...
それ以上に、好きだから許容するのではなく、好きだから向き合っていくっていうのが、しんどいけど、優しくて夏朗さんらしい素敵なお話でした。

年齢と恋愛から離れていたブランクからか、奥手で受身な雀さんに対して、顔良しスタイル良で程よく遊んできたであろう慶司のバランスが良すぎて.......

先生の暗くて辛い時間に瞬くんが終止符を打ってくれてよかった...。
自分の心が乱れていても、生徒や同僚に当たらずに"先生"として振る舞うところが本当に素敵だし尊敬。

主にまこちゃんとしのぶに焦点が当たっているのだけど、4巻まできて改めて周囲の仲間達の強さに支えられている2人だなーって感じました。
切ないし、苦しいシーンも続いているけど、ふたりが魅力的だからこそ、そこに集まるひとたちも素敵なひとたちなんだろうな〜。

まこちゃんは優しくしのぶを支えるパートナーでありたい。頼もしいしのぶと一緒に過ごした時間より、眠ったままのしのぶを支えた期間が長かったまこちゃんは、しのぶが目を覚まして自分の手から離れていってしまうような感覚にギャップがあって、幼少期のトラウマも重なって怖いんだろうな〜。
どうか幸せになってほしい、、、。

お互いに思い合って尊重しあってるはずなのに、なんか噛み合わない感じ。
許し合って優しい関係なのに、相手を尊重するが故に潜在的な自分の気持ちが口に出せていない気がする。
このまま溝が大きくなりませんように。

ずっと苦しい10年だった、、、。
寝たきりになる前と変わらない自分と、10年の年月を重ねた周りの人たちのと温度感がいまいち噛み合わない感じが歯痒い、、、。

内容が濃いので、一冊で満足感が高いです。
ひとりひとりのキャラクターの人間味が妙にリアルで惹きつけられます。

前作から引き続き、あったかいストーリーでした。充も久我さんも、人生詰み盤面だっだけど、2人だからこそ劇場の盛り返しに繋げられたし、新しい生活へのスタートも切れたと思う。
久我さんが「最後に会いたい」って充の所まで行かなかった未来を想像し難い。

元・美少年の充は45歳にもなれば流石におじさん。例に漏れず、久我さんもおじさん。
キラキラとはかけ離れた場末のストリップ劇場が舞台になっています。
事業失敗で人生詰んだ久我さんだけど、だからこそなりふり構わず、充に向き合う真摯さが素敵だと思った。そして何より、劇場で働く個性豊かなストリッパーのお姉さんたちが気持ちいいくらいに素直で元気で愛情深くて、心が洗われました。

登場人物みんな素敵

作者さんの描く人間が本当に好きです。
ビジュアルが良いからとか癖に刺さるからとか、キャラクターを好きになる理由は様々あると思いますが、この作品に出てくる人はみんな「人間」として素敵で大好きです。

暴力的な描写が多いですが、ストーリーの本線はそこではないので苦手な方にも心に余裕があるときに是非読んでみて欲しい作品です。

シリーズ通して読むと更に解像度が上がります。

home

メインの「home」の他に「せまいせかいに」「endless wellcome back」の2編が収録されています。
後の2編は少し特殊なカップルのお話なので、好き嫌いあると思いますが、全てに共通して「home」というタイトルがしっくりくる内容でした。

ふたりともかわいい

ガツガツしていない。
流れるみたいに惹かれあって、すれ違いはあるものの、ふたりのペースで進んでいく感じがとてもよかったです。

綺麗！可愛い！

「綺麗で可愛い」これに尽きます。

食パンをふたりで"もきゅもきゅ"食べてるところがお気に入りです！

人の気持ちって目に見えないし、量で計れない。気軽に会える距離に居ないと不安になって、相手に自分と同じペースを求めてしまう。
初めは気にならなかったことがやけに引っかかったり、変わってしまうことが怖くなったりする。

心情の描きかたがとにかく綺麗でした。

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

わたしは桐生にも尽にも大共感で、少し前の恋愛の思い出が特大ブーメランになって戻ってきました...笑

結局のところ、お互いが相手に誠意を持って向き合うことが大切なんだなと。
一緒に過ごす時間が長くなると「分かってくれてるだろう」っておざなりにしがちだけれど、それでもやっぱり「言葉」で「態度」で、どちらも欠けないように気をつけて伝えていくしかないな〜って思いました。大切なパートナーだからこそ。

素敵な作品でした。

作者様買い

絵・ストーリー共に本当に好みです。
じゃのめ先生の作品はハズレないので試し読みせずにポチれる安心感があります◎

心臓がチリっとするような切ない描写や、クスッと笑える登場人物。

そして何より、愛おしいふたりの物語を是非読んで頂きたい！

続編があれば読みたいですが、締め方がこれからの展望を読み手にイメージさせるようなキラキラ感があるので、ここで終わるのも粋です

さくさく！

ぎゅっと詰まった内容で間伸びしない描写に
学生時代ならではの疾走感を感じました！
ミステリー(軽い謎解き的な)要素もあり、
ハラハラわくわくしながら読みました〜！

レビューが良かったのも納得です！