ラノベ のおすすめレビュー
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何よりも刺繍を愛する伯爵令嬢アウローラ。本来ならパートナーなしで出席するなどあり得ないこの夜会にひとりで参加したのはひとえに参加者の衣装の刺繍を観察するため、だったのに、飛んできた指輪がおでこにぶつかったと思ったら、指輪を投げた当人である公爵嫡男フェリクスの「指輪が選んだこの人を自分の妻にする!」宣言で状況もわからないままに婚約していて…という不自然にも思えるきっかけからお話が始まります。
残念イケメンとはこのことかと納得してしまうようなヒーローと伯爵令嬢とは思えないほど肝の座った明るいヒロインの、気持ちや関係の様子や変化がとても自然かつ丁寧に、しかもテンポよく描かれていて、読み終わった後に幸せな気持ちになること請け合いです。挿絵もとても素敵なこの作品の中で「これでもか!」と詳細に描写される刺繍と衣装がもっと見たい!と思われた方は、コミカライズ版も是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
この作品は頭の悪いバカな主人公たちとその周りのキャラクタが織りなす学園コメディである。
そんな主人公が周りのために召喚獣を使って戦う姿が見られるが、コメディ作品でありながら感動するものがある。
また他のライトノベルとは異なるテストというクイズ要素が随所随所にあり、飽きを感じさせない工夫が面白い。
ただの学園ギャグハーレムではなく、ちょっとした非現実要素を求める方には是非ともお勧めしたい一作。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
魔術と科学が交差するとき、物語は始まるというキャッチコピーで有名な本作。
まさにそのとおりで、魔術師と科学者がそれぞれの想いを胸にぶつかり合うことになる。
科学としての能力を養成する学校に通う主人公は、学校の中でも能力が低くおちこぼれという扱いでありながら、とても不幸な学生として強い個性を持っている。
しかし、とある少女と出会うことによって、この不幸という個性が物語のおける核心に繋がってくる。
能力モノが好きな方は勿論、多くの魅力的なキャラクタとその数に合わせた能力数の豊富さにわくわくしっ放し、またしつこくない主人公×ヒロインのちょっとしたイチャラブが見れるので、それらの要素が好きな方にはぴったりな一作。2022年07月20日 -
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最近、お疲れの貴方におススメしたい一冊。
人類が衰退し、滅亡寸前というかなり非日常的な世界。
そんな世界観の中で繰り広げられる「わたし」(主人公)と妖精さんたちのゆる~くて、とってもほのぼのした日常。
そんな描写に癒されること間違い無しです!
また、掲載されているイラストがとにかく可愛い!!
いつもはクールだけど時々お茶目な「わたし」や、ティンカーベルのような外見とまったく正反対の性格を持つパワフルな妖精さんたちに、いつの間にか魅せられて病みつきになってきます。2022年07月20日 -
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異端と異質が躍る偽りの聖杯戦争!
願いを叶える聖杯を求め、魔術師が英霊を召喚して繰り広げる熾烈な争奪戦……本作はこの闘争を米国西部で強引に顕現させたという歪んだ舞台。
基本ルールさえ捻じ曲げられて英霊もマスターも異例だらけ、何もかもが予測不能の聖杯戦争が開幕します!
物語は群像劇ですが誰も彼もが癖のある人物で生温さを感じる章は一切皆無。
お気に入りのキャラがいれば「早くそのキャラの話を…!」と気が急くものなのに、どの章も見入ってしまい余所見する暇はありません。
何より面白いのは歪な舞台が故に「マジで!?」という驚きが絶えない展開……なのですが、そこが実にレビュー泣かせな所。
伝えたい感想は山程あるのに書くと悪辣なネタバレに……書くに書けないこのジレンマ……くそぅ……!
「こいつがサーヴァント!?」「お前がマスター!?」「まさかの○○登場ぉー!?」と、これでもかという程ファン心をくすぐった挙句に破壊力抜群のボディブローを放って来る成田先生の悪魔的テクニック。
原典を知っているほど熱くなる偽典。Fate好きなら読ねば大損です! ホント聖杯戦争は地獄だぜ フゥハハハーハァー!!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
Fateシリーズで有名な奈須きのこ先生の著作。最初は高校の友人から薦められて、面白いのかな?と疑問に思って読み始めましたが、奈須きのこワールドに吸い込まれました(笑)
登場するキャラクターと魔術が絡む世界観が魅力的です。魔術の世界観も熱く神秘的で、モノの死が見える「直死の魔眼」という設定もカッコいいですが、それを駆使して戦う戦闘シーンも展開が熱くとても引き付けられるものがあります。事件や魔術についての説明も回りくどい口調が一々カッコいいです。
そして、男口調でぶっきらぼうな両義式と穏やかな性格の黒桐幹也の関係も気になる作品です!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
これぞ王道ファンタジー!
過酷な運命に抗う少女と、彼女を守り、共に戦う兄妹の物語。
緻密な設定に裏打ちされた壮大なスケールの世界観。
随所にちりばめられたユーモア。魅力的なキャラクター。
読み始めたらとまらないストーリー展開。
重すぎず、軽すぎない、心地よい文章。
安定の榊一郎先生クオリティ。
何度でも読み返したくなる、名作中の名作です。2022年07月20日 -
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二次元アレルギーなカタブツ男子×腐女子なボクっ娘(可愛い)。
普通に生活してたら絶対に関わりもなさそうな2人が運命的に出逢ったら!?
不器用ながらも一生懸命な主人公「ブンガク」。
知らないことも理解できないことも、それでも彼女が好きだから、彼女を形作るものを理解したい!
そうやって歩み寄って徐々に距離を縮めていくブンガクの一途さは純粋そのもの。
二人の純愛物語だけではなく、純文学作家志望なのにラノベ作家として成功してしまったことの葛藤と向かいあい、答えを出していくブンガクの姿にも感動確実。
大切な答えって思いがけないところに転がっているものかも、と感じさせてくれます。
個人的にはブンガクの親友「圭介」にぜひ注目していただきたい。
チャラく見えて、誰よりも主人公の理解者。最強の友人キャラ、格好よすぎますって!2022年07月20日 -
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無慈悲なる飯テロラノベ!(※ダイエット中の人にはオススメしません)
エルフやドワーフ、賢者に騎士にリザードマン……そんな王道ファンタジーに東京の洋食店「ねこや」の扉が現れるお話。
1話完結もので主人公はお客様、各話ごとに視点が変わるのでバラエティ豊かな食レポ(?)が楽しめます。
名だたる大剣士も大賢者も「ねこや」では食事と酒を楽しむただのオッサン……しかも扉は7日に1度しか現れない焦らし仕様で「ついに、7日ぶりの……ドヨウの日が……!」と心待ちにしている姿は何とも和みます。
料理への反応が皆純真で微笑ましく、味が想像しやすい定番メニューな事もあって読みながら食欲が湧いてしまうのが少々困り所。
サクッとジューシーなメンチカツを求め洋食屋へ旅立った読者は私だけではないハズ。
1話完結なので時間のない人にもオススメ! ……というのは大嘘で、読みやすさも相まって「もう1話だけ…」とつい読み続けてしまうので要注意です。
やめられない止まらない、かっ○えびせん的飯テロ作品。
個人的に1巻カレーライスの話がお気に入り、腹にも胸にもグッときました……!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
堅苦しい小説は読むのが大変…。
けど、萌え萌えしすぎるラノベもちょっと…。
そんなあなたにうってつけの一冊。
刑事ものですが、難しい推理はなく、テンポのいい会話とアクションで物語が進みます。
登場キャラクターはおっさんが多く、女性キャラクターはヒロインのティラナ以外あまり出番がございません。
最近主流の、美少女いっぱいライトノベルの真逆を突き進んでいます!(しかもヒロイン全然デレません…が、そこがいい!)
主人公のおっさん刑事マトバと、異世界の美少女剣士ティラナの凸凹コンビが、お互いに理解を深め合いながら、様々な犯罪に立ち向かいます。
海外刑事ドラマ風ハードボイルド作品!
ぜひイラスト完全版でお楽しみください。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
まさかの商業ファンタジー、楽しみながら貨幣経済や商取引が学べてしまう恐るべき(?)ラノベ!
中世ヨーロッパ風の世界観というと様々な作品がありますが、本作はメインとなる要素がかなり異色。主人公は25歳の行商人ロレンス、武器とするのは商人としての知恵や経験、発想力や交渉術とバトル要素はまるで無し、剣も魔法も使いません。
商人なので勝負事は商売関連なのですが、これがまたどういう訳か物凄く熱い!
騙し騙され裏を読んで裏をかく……全霊を掛けた商売の駆け引きはバトルにも負けない緊張感があるんですねー。
ひょんなことから狼っ娘ホロと旅することになるロレンスですが、この狼っ娘が侮れない。
少女の姿ながら数百年を生きる賢狼で知恵も機転も凄まじく行く先々でロレンスはもちろん歴戦の商人達も唸らせます。しかし普段は飄々としつつ時折弱さや儚さを見せることもあり……二人の行く末にも注目です!
緻密なストーリー構成で推理モノや裁判モノに通じるハラハラ感とカタルシスがあり、それでいて文体はとても読みやすい本作。ラノベを敬遠する人にもぜひ読んでもらいたい一作です!2022年07月20日 -
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巫女『ベロニカ』に選ばれた少女はベロニカになったその日から死ぬ直前まで女神の依代として眠り続ける。
『ベロニカ』を傍らで守り続ける騎士を『ベロニカの騎士』と言い、『ベロニカ』が死ぬまで不老と老いぬ肉体を与えられる…。
これは運命の若き騎士フレイルと片腕の男ハキュリー、そして次期『ベロニカ』になるであろう少女の愛と友情の物語。
ライトノベルを読まない方でも読める!と断言できる、叙述トリックを用いたハイ・ファンタジー作品です。2022年07月20日 -
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最果ての空を目指す大遠征、そこで展開される飛空士の戦いと恋の行方を紡ぐ物語です。
2011年に映画化された第1作『とある飛空士への追憶』と同じ世界観ながら、場所も立場も全く違うキャラたちが本作の主役!未知を探求する空の旅路、これだけでも非常に胸高鳴りますが、さまざまな人間模様もまた見どころです。
国を追われた元皇子の主人公は復讐を胸に旅立つも、仲間との交流や好きな女の子への恋心を通じて成長し、やがては誇り高き飛空士へ……。
5巻完結で物語の緩急が上手く構成されているところもいいですね。和やかな日常が一変して残酷な現実に突き落とされる場面など、対比がとても印象に残ります。
今年からアニメも始まり、空戦シーンがどう表現されるのか非常に気になる……!
原作ではキャラの心情や詳細な設定も書き込まれていますので、アニメで映像ならではの演出を楽しみつつ、原作で世界観をより深く味わうのが一番!
激動の時代を翔け抜ける飛空士の物語、どうぞご覧くださいませ!2022年07月20日 -
ブラック・ラグーン(イラスト簡略版)
試し読み
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虚淵玄先生による『ブラック・ラグーン』のノベライズ作品です!
物語は香港マフィア・張の暗殺という騒動を軸に展開。原作キャラはもちろん、小説版オリジナルの敵キャラがまた最高に良い味を出しています!
擦り切れた空気を纏う虚ろな元兵士、己に泥酔するネットアイドル男、そしてロアナプラの住人がウンザリするほど強烈な異彩を放つナニモノカ。
ダッチが毒づき、ロックがドン引きし、シェンホアが戦慄する……その日、彼らはNINJAと出会う。
ブラックジョークや軽快なアクションが楽しめつつ、重厚かつハードな雰囲気も味わえます!
かつてバラライカと共に戦った元スペツナズ狙撃手、その結末には思わず鳥肌が……。
続く第2巻も強く強くオススメしたい一作!ロットン・ザ・ウィザードの華麗(?)な活躍が描かれるとなれば、薦めざるを得ません!必見です!2022年07月20日 -
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クトゥルフ神話をベースにしつつ、あらゆるオタ系文化(?)のパロディをちりばめた本作。
この作品に好奇心を刺激され、「ラブクラフト」「特撮」「格闘マンガ」など、未知のジャンルへの扉を開いた人も少なくないのではないでしょうか。
まずはクトゥルフ神話の入門書として手にとってみてはいかがでしょう!?!?
本編の息もつかせぬドタバタ劇はニヤニヤしているうちに読了してしまう勢い。
何と言っても、一途に主人公・真尋(まひろ)にアタックするニャル子の可愛さが最大の見所です!
是非、元気よく這いよっていくニャル子をご堪能ください!2022年07月20日 -
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ある朝、見知らぬ広い部屋で目覚めたら3人の女性に囲まれていて、しかも彼女たちは招待された客だと言う。そして「あたし」は名前以外の記憶を失っているみたい…女性たちは領主の奥方と王女と踊り子で、後から現れたもう1人の女性は王妃らしいし、きっとこれは夢に違いない! でもどうしてこんなことになったんだろう…。一人称で書かれた、ファンタジーのようなミステリーのような少女小説です。女性たちのところに滞在しながら、少しずつ少しずつ現実の出来事を思い出していく主人公。本ばかり読んでいる内向的な子どもだった人なら、自分の子ども時代をほろ苦く思い出すかもしれません。これを読んだら、続刊『シンデレラ ミステリー』もお忘れなく。
2022年07月20日 -
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気が付けば生まれたばかりの魔王となって、ダンジョンの玉座の間にいた「俺」。
傍らには魔導書「ダンジョンを造ろう」が擬人化した毒舌美少女ルイスがいる。ルイスは、魔王の使命である世界征服に乗り出すよう、しつこく迫ってくる。
美味しいご飯を食べてゆっくりひきこもりたいのに、敵の対応や、交渉事をしなければならない……。
ユーモアに富んでいてゆるゆる感を楽しめます。ダンジョンファンタジーの良作!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
よくわからないけど名前は聞いたことがある。
そんな方も多いであろう90年代を代表するギャグファンタジー作品。
根はお人よしだけど金に汚くて性格の破綻した主人公リナ。
旅の連れは美形の凄腕剣士ガウリイ(ただし脳みそはふやけたパスタ)。
そんなハチャメチャな二人のドタバタ珍道中です。
とはいえ、ただのギャグ作品には留まらず。
古き良き名作?何をおっしゃいます!今だって笑い、興奮し、涙を流すことウケあいです!2022年07月20日 -
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19世紀、英国ロンドン近郊のリーフスタウンヒルには小さな仕立屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」。売り子である友人パメラとともにこの店を営む少女クリスが仕立てるドレスは恋をかなえてくれるという噂がある。噂を耳にした公爵家の長男シャーロックが妹のためにドレスを頼みに来て…というお話から始まる、短編集を挟みながら長く続く少女向けライトノベルです。これを「ラノベだから」と見逃すのはもったいない! 上流階級のシャーロックと労働者階級のクリスの恋を通底に、1冊ごとにドレスを仕立てたい令嬢たちを主役としたお話が完結しますが、「恋のドレス」とそれに対立する「闇のドレス」も登場し、ミステリの要素も。ヴィクトリア朝における身分違いの恋を描きながら、恋愛関係やご都合主義だけに終わらず、母娘や夫婦などの人間関係を含めて、登場人物たちの葛藤や成長が丁寧に表現されている非常に優れた少女小説です。シリーズの主人公2人の行く末が気になって、どんどん続きを読みたくなってしまうので、大人買いがオススメ。
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
ありがちなファンタジーモノでしょう?と思った貴方!実にもったいない!もちろん作品の世界観は剣と魔法のハイ・ファンタジー。ですが、「神に選ばれし6人の勇者」が「7人」も集まり、さぁ大変。「なぜ7人いるのか?」「誰が偽者なのか?」というミステリー要素が物語の核に複雑に絡んでいきます。疑心暗鬼に陥った勇者達が「仲間を信じることができないまま敵に立ち向かっていく」という描写はたまりません。しかも、巻頭プロローグで「えっ!?」と思うようなシーンを先に見せられてしまっているので、とにかく先が気になって仕方がない。ページをめくるのが楽しくて仕方がない!「ラノベ」や「ファンタジー」の先入観を捨てて手に取っていただきたい一冊です!「このライトノベルがすごい!」2013年度作品部門第3位。
2022年07月20日
