【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 64のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マミーーーーー!!!!!!
ここにきて神楽ちゃんちの謎とか今までのことがぐわーっと…神楽ちゃんは本当に強くなったね。女の子だからこその強さってものがある。
マミーとパピーのエピソードもすごくいい。神威、最初はキライだったけど今はすごく好きだ。お兄ちゃんもつらかったんだね…たくさん考えて、たくさん守ってきたんだね…泣ける…。
次巻も楽しみです。本当に好きだ銀魂。質問コーナーのバスタオルのやつも笑った。つれぇ。

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2016年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高杉の復活と合流、
及び神楽んちの家族喧嘩及び
家族の事情について。

良い話なんだけど、
回想を踏まえてみると
現在の神威って
とても精神年齢が低いのな。
次巻以降まで様子見。

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2016年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに目覚めた高杉さん。そして集う、かつての仲間たち!
その絆は旧き友から新しき友へと受け継がれていく…。

後半からは星海坊主一家のターン。
シリアス展開ながら、神晃と江華(=パピーとマミー)の馴れ初め話にキュン❤
「お前がいないと さびしい」って、すごい口説き文句だなあ。普通に好きと言われるよりも心を掴まれた気がするのは私だけ?σ(´∀`〃)ゞ
だけど、家族思いの優しいお兄ちゃんやってた頃の神威を見てたら、なんだか泣きそうになっちゃったよ~。
マミーは虚と同じくアルタナの変異体ってことらしいけど、神威や神楽に遺伝とか何かしら影響しないもんなのかね??

…というわけで、次巻も一家の話を中心に展開していく模様。

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2016年05月04日

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