チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!
なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。
ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!
感情タグBEST3
おうどうの
匿名 2023年10月29日
やっぱ、うけまくり(笑)昔っからこれにつきあっていけないと、下品すぎてついていけないとこもあるけど、やっぱ笑いがとまらない。きゅーちゃんやゴリラが、また面白くてそこに近藤さん(笑)みんな最強すぎる‼️
大好き
匿名 2023年10月29日
こんなクソで自堕落でかっこ良すぎる主人公なかなかいないと思います。一つ一つのワードが大好き。ただ、ページに対する文字数が半端ない笑
狂死郎が母親に名乗り出ず人質に取られながらもホストの誇りを守るところや母親の手紙がとても良い話でした。神楽がちっちゃい銀さんになって万事屋をやるところや桂の1日の密着ドキュメントで正体をあっさりバラすところが面白かったです。
シリアス中編もなく、短めのギャグ回が多く初期の銀魂っぽくて良かった。最後の柳生編は若干シリアス要素はあるものの、敵もギャグ成分多めでハラハラせずに読んでいられる。個人的にはバカバカしい銀魂が好きなのでこの巻は好み。
相変わらずくだらないことが多いですが、この柳生編は個人的に好きな回です!
また、団子のところはよくカッコいいシーン入れられたな笑と思ってます
柳生編の始まりですね!
新八のお妙ちゃんに対する家族愛にジーンとします。
真選組のみんなもお妙を姐さんと思ってるところが近藤さん愛されてるなぁ。
Posted by ブクログ 2012年01月24日
なんか、万事屋にお母さんがやって来た!?「八郎」を探して右往左往。親子愛の感動の結末でした。
桂に密着取材!笑えます。
それから、なんと近藤さんに縁談が!!相手は…(笑)
そしてお妙さんを取り戻すために、万事屋&真選組トップ3が立ち上がる!柳生家との決闘が始まります!