【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 71のレビュー

あらすじ

地球中のアルタナと解放軍の破壊兵器をぶつけ、その衝撃で地球もろとも全てを消し去ろうと目論む虚。解放軍からの発射を阻止するため、鬼兵隊が命を賭した戦いを繰り広げる中、壮絶な最期を遂げる者が…!?

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チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

※70~71巻までの感想をまとめてこちらに。

地球侵入を阻まれた解放軍の切り札、それは一撃で星をも消滅させられる破壊兵器だった!!
しかしその計画を逆手にとり、虚は破壊兵器の攻撃と地球中のアルタナをぶつけることによって、地球ごとすべてを消し去ろうとしていた――!

70巻終盤、神楽ちゃんのピンチに颯爽と現れるお兄ちゃん・神威!めっちゃかっこよかった♡-(≧∀≦人)
もう自分の弱さを恐れることなく、自然に家族のことを(しかも誇って)語れるんだ~と思って。その成長に、なんだか親目線で感動してしまったよ。笑

71巻は鬼兵隊メインかな。
高杉さん、本当は誰より弱い人だったんだ…それを知っててくれてる人がいたから、迷わず前だけ向いて走ってこられたのね。
そしてこれからも、ずっと隣に……!

ここにきて定春の動きが気になるなぁ。たしか定春って、龍穴を守る役目を持ってるんじゃなかったっけ?σ( ̄、 ̄=)
そういえば、そのことを教えてくれた巫女姉妹、長編に入ってから見てないなぁ…。

次巻、窮地を打開する策はあるのか――!?

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2018年01月12日

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