【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 72のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月11日

 山崎(ザキ)の裏ネタがまた増えたww もう最終回が近いけど、このネタ使われるんだろうか。
 そしてここでまさかの喜々退場。賛否が分かれそう。最後まで生き残って、全てを清算した後は快援隊の船員として生きるという展開も期待していたけれど、やっぱり改心は死亡フラグだったか。あと長谷川さんがマダオ(まるで...続きを読むダメなオッサン)とマダオ(まさにダンディな男)を行ったり来たりで忙しいな。でもダンディなマダオはやっぱりいいわ。
 しかし、シリアスな展開が続く中でするりと入れられてくるギャグとかボケツッコミとかが一服の清涼剤になっていて、いい具合に休憩処。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月29日

自分にできることを求めて黄龍の巫女たちと合流した定春は、龍脈の暴走を止めるために奔走する。
星海坊主から虚を倒す方法を授けられた万事屋一同も、急ぎその後を追うのだが――!?

地球に危機迫る中、その命運が託されたのは……まさかのハタ皇子!笑
果たしてすべてを救う道を見つけることはできるのか?!

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