【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 41のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 『銀魂』の41巻です。
 今回はエリザベス編。

 出だしから桂のウザイシーンでどんな展開になるのかと思いきや、感動しました。
 感動したのに。
 最後………俺の涙返せ←
 巻末のコラボも面白かったです^^

 どうでもいいけど、これアニメでやったとき声がア●ロとシャ●だったのを思い出して…

0
2011年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まるっとエリザベス編w

アニメ&コミック派なのであまり気にしてなかったのですが、なんとエリザベスさん約1年間(人気投票編以来)全く出番ナシだったぽいです!
ってかそんなことより、エリザベスって実は地球侵略に来た白い悪魔・蓮蓬という種族だったらしい…。
え、でもエリザベスって確か中にオッサン(編集長?)入ってる設定じゃなかったのかw

それはさておき、今巻は超久々(エリザベスの比じゃないくらい久々)に坂本さん登場!
桂さん×エリザベスの友情以上に、あの攘夷戦争を戦ったかつての仲間がこうして再び揃って(もちろん高杉さんはいないけど)背中を預けて戦うっていうのがシビれるね☆

ハッピーエンドだし、オチもあって、これからもエリザベスとずっと一緒♪笑

0
2024年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 いきなりエリザベスの家出から始まった今回の巻。
 今回はこの話がメインで終わっています。

 後、おまけ……というか、ジャンプの企画ものなのかな?
 スケットダンス? とのコラボの漫画が1つ。

 家出したエリザベスは実は、地球を侵略しに来た宇宙人の一人で、地球に滞在し、工作員として罠をしかけて地球を一気にしようとする作戦が決行されるときがついにやってきた! というような感じの話でした。

 で、その地球侵略を久々に登場坂本辰馬と一緒に止める……という感じでした。
 今回も相変わらずめちゃくちゃで、ガンダムは出るわ、いきなり空気を読まずにUNO始めちゃったりとか……とにかくめちゃくちゃ。
 でも、最後はちゃんと感動もので落として。
 いなくなるかと思ったエリザベスも別の形? でちゃんと帰ってきます。
 いやまぁー、そのくだりだけは「感動を返せ!」って言いたくなるような感じではありましたが。

 そんな感じで、今日も銀魂は銀魂でした。

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2015年12月04日

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