【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 30のレビュー

あらすじ

ある歪んだ思惑から月詠に接近したかつての師匠・地雷亜。弟子を裏切る非道な師に、銀時が怒りの刃で立ち向かう。だが地雷亜の強さは想像を絶し……!? 他にもあの女の酒グセとか、歯医者でドリられたりとか。

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チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 月詠の物語の続きから、この巻は始まります。

 銀魂のさー。憎めないのはさー。
 とんでもなく、普段、ふざけてるのにさ。
 不意に重たい話になって。

 とってもいい話になるからなんだよー!

 月詠の話に、とっても感動してたのも束の間。

 今度は、月詠が酔った話になって。
 むちゃくちゃ、しちゃってくれちゃうし。
 月詠が、お酒に弱い、とか。
 そんな設定知らない。
 そんなもって、銀ちゃんぼこぼこにしちゃう……とか。

 さっきまで、あんなにしんみりしてたのに。
 笑っちゃったじゃないか!

 そんでもって。
 その次がまた。
 めちゃくちゃな歯医者な話……とか。

 ありえない。ありえないよ、うん。
 でも、それで銀魂の世界は成立しちゃってるんだから、すごいよね。

0
2015年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここまで読んだという記

歴史小説好き、時代劇好き、パロディ好きの
大人が楽しめる漫画だと思う。
ジャンプのモットーからわざとはずし、他の漫画の
パロディにも果敢に挑戦。

この方は、きっと司馬遼太郎の「燃えよ剣」か「新撰組血風録」
がお好きだろうなと思ったら、あとがきに書いていたので納得。

これからも果敢に描いてほしい。

0
2011年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メインの話、地雷亜の動機にまったく共感できないなーと思いながら読み進めてたんだけど、最後に無理矢理モノローグで語らせすぎじゃないか?
ちょっと読み飛ばしちゃったな…

歯医者の話も、土方さん出てるのになー、いまいち。というか、目新しさを感じなかったせいかな…。

0
2011年02月13日

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