水生大海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「夜半のちぎり/岡崎琢磨」
シンガポールの新婚旅行で奥さんが殺される。そこで元カノも結婚していて、彼と来ている。その彼が実は今の奥さんとも付き合っていて犯人というだけの話。
「透明人間は密室に潜む/阿津川辰海」
これは力作ですね。なぜか肌が透明になる人たちが現れてきて、そうなると透明人間は不便。人とぶつかるし、食べ物は見えるし、病院で患部の診察もできない。それでメイクを施すことになる。透明であることを利用して殺人事件を試みるのが出足。倒叙ということになる。身体に吸収したものは老廃物でも透明だがそれ以外は見えてしまうので爪の間の垢、歩いた時についた泥なども危ない。人通りの少ないところを探すのに -
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Posted by ブクログ
やってきた教育実習生は、何と小説家だった。
それを映画化するのにあたって、の主演者に
恋をして突き進もうとする、お調子者。
それを監視と手をかすために、残り3人も…という
またこの状態か、という。
そして状況を打破するために、前回と同じように
もう1名追加。
昔起こった事件に絡んでくるわけですが
どこの学校でも、成績優秀者が信じられるんだな、と。
そもそも相手の言い分が本当でも
名乗り出るわけがないのに、なぜに? です。
当然大人としては穏便にしたいでしょう。
償いを…とか言ってますけど、彼らは相手に
何もしてないわけで。
犠牲になって丸く終わった、で終わらせる性格が
非常に恐ろしいです。 -
Posted by ブクログ
5年生の夏、ただの冒険だったものが
忘れられないものに。
5人の視点から、それぞれ5年生の夏の事やら
今の事やら、が語られています。
おちゃらけ少年だけ、5年生の時から変わってない。
ある意味、幸せに生きてきた、という感じがします。
変わらなくてもよかった、という事ですから。
とはいえ、周囲のフォローも何も考えてない状態です。
ちょっとは黙っていた事を考えましょう、ですが
アピールしたい人にとって、すべてが材料。
後の事は考えませんし、いい方向に行ってるから~で
終わらせられる根性がすごいです。
それを言ったら、委員長になりたがった、白黒つけたい
女の子もそうですが。
自己満足に突き合わ