水生大海のレビュー一覧
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シリーズまとめ買いしたので一気読み!
前作よりさらにミステリー色が濃くなっていて、パワーアップした雛子の推理力も見所です。
本好きとしては、書店の存続問題がテーマの『わたしのための本を』が特に刺さりました。Posted by ブクログ -
短編で一瞬で読み終わったしとてもおもしろかった。
3番の「わずかばかりの犠牲」というタイトルの意味に気付いた時ゾッとした。
サクッと読めておもしろかった!!Posted by ブクログ -
タイトルに惹かれて読んでみました。
3人の母親、痴漢被害者、加害者すぐにストーリーに引き込まれました。
自分だったらどうするだろうと考えてしまう内容でした。
母親ってすごいなと思う小説でした。良くも悪くも…Posted by ブクログ -
痴漢事件をめぐる、3人とその家族の人間模様。水生大海さんらしい次々に起きる展開に一気に引き込まれる。痴漢事件をめぐる被害者、加害者と母親の人間模様。犯罪かえん罪か。3人3様に母親の思いの強さや支配欲が詳らかになり、その子供たちや身籠もる家族の心情が徐々に明らかになる。隙を見せない小気味よい展開、い...続きを読むPosted by ブクログ
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短編、イヤミス、ドンデン返し。
短編故に複雑な背景情報はなく、不必要な文章は一文もない。
ここ最近読んだ本の中でかなり上位。タイトルジャケ買いの成功例でした。Posted by ブクログ -
ちょっと空き時間あったので、タイトルだけで本屋さんで購入。
「わずかばかりの犠牲」が好き。
ていうかどれもまんべんなく面白かった。
サクッと読めた。
もうこういう作品ばかり読んでるからか?!
めちゃめちゃ嫌な奴とか出てきても、胸糞悪いとかじゃなくて
もっと来い!!もっと!!
って欲しがってしまうよ...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の水生大海(みずきひろみ)さんの作品との出会いは、「社労士のヒナコ」シリーズ3部作で、作品を読んだと言うより労働法制について学ばせて頂いたのが正解かもしれない。職場の同僚にも紹介し、読んでもらって感想を出し合った。そのご縁で、本作品を読んだ。短編5編のオムニバスだが、各短編では各登場人物像の絶妙...続きを読むPosted by ブクログ
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社労士の目線で書かれる本はほぼないからとてもありがたい。
そしてものすごくリアル。
資格があるから新人でありながら先生であり、
法令を守ることだけが会社を守るわけではないから線引きがほんと難しい。。。
コンサル業務は事務と頭の使い方が全く違うから面白いなあ。
続編も読もうと思う。Posted by ブクログ -
労務関係の制度のことを知れるし、社労士の先生がどんな仕事をしているかもわかり、勉強になる1冊。一番好きなのはパティスリーキャベツ工房のお話。同一労働同一賃金の導入を機に家族手当を廃止しようとする企業の本当の思惑は?ブラックボックス化した一人総務の闇を感じられて興味深かった。気になる点としては、ヒナコ...続きを読むPosted by ブクログ
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お仕事・労務ミステリーと聞いてピンと来ない方も少なくないだろうが、主人公の社労士(社会保険労務士)が総務・人事・労務問題に直面し、悩み考え解決していくお仕事ミステリーの決定版。
2017年に第1作「ひよっこ社労士のヒナコ」、2019年に第2作「きみの正義は 社労士のヒナコ」に続く第3作であり、ひ...続きを読むPosted by ブクログ -
〈ドラマ化したら絶対映える作品〉
新人社労士のヒナコが「あるある」な労使トラブルを天性の推理力で解決(?)に導く「日常系ミステリー短篇集」第二弾。
・社労士という新鮮な視点
主人公が社労士という新鮮な職業設定を活かした人間ドラマとして質の高い作品である。
(社労士より名探偵のほうが向いているのではな...続きを読むPosted by ブクログ -
社労士としての成功も失敗もリアルに書かれているので、読後の爽快感はあまりない。しかし、自分が社労士としての立場でクライアントの現場で悩んでいるかのような臨場感を味合うことができる。
米澤穂信が好きな人向けの本。Posted by ブクログ -
少しずつそれぞれの作家さんのお話がいただける、まさに「おつまみ」な本。
読み進めていると、缶ビールが2本、空の状態で目の前にありました。Posted by ブクログ