水生大海のレビュー一覧

  • メゾン美甘食堂

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    レトロなマンションに併設された住人向けの食堂が舞台。骨折した伯母のピンチヒッターとしてその食堂を切り盛りすることになった雨森涼真は、薬膳の知識もある。涼真は、得意な料理に腕を振るい、住人たちのいろいろな悩みも聞くことになる。話を聞くうちに真相を推理し、謎や悩みを解決していく4話の連作コージーミステリー。住人たちの悩みがリアルで、読みやすかった。どの話にも感じの悪いドロドロした人が出てくるのは、問題が解決しても読後感があまり良くないなあと感じた。

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    2026年06月20日
  • マザー/コンプレックス

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    女子高生への痴漢という出来事から、加害者側の本人と家族、被害者側の本人と家族の各々の視点で描かれた物語。

    とにかく登場人物が全員身勝手!
    自分がいちばん可愛いくて、自分だけ良ければいいといった、ある意味人間の汚い本性が上手く描かれていて、なかなか後味悪い感じが良かった。

    ただ犯人が想像した通りの人だったので、少し拍子抜け…笑
    人間には誰にも言えない秘密の一つや二つは持っているということか…。

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    2026年06月19日
  • マザー/コンプレックス

    購入済み

    登場人物、全員身勝手!

    女子高生への痴漢という出来事から、加害者側本人と家族、被害者側の本人と家族の各々の視点で描かれた物語。

    とにかく登場人物が全員身勝手!
    自分がいちばん可愛いくて、自分だけ助かれば良いといった、ある意味人間の汚い本性が上手く描かれていて面白かった。

    #ドロドロ #怖い

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    2026年06月19日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    そうそうたる面々が
    世界の名探偵(007はちと違うが)の登場する
    短編を書いているのだけでも面白いが、
    合間合間の杉江氏のガイドが面白かった。
    中学生くらいで出会っていたら
    もっと古典をたくさん読んだのに…
    ただ、漫画は全部つまらなくて不要だった。
    昔、子供向けにリライトされた
    ミステリを片っ端から読んでたこと思い出した。
    たまには古いのも読みたいな。

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    2026年06月12日
  • メゾン美甘食堂

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    面白かった〜
    自分はどうしたいのか。
    怒りと感情に任せて動くんじゃなくて、結局最後はどうしたいのか。を冷静に考えた上で動かなきゃね。
    冷静になるためにはいったんご飯食べよう。

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    2026年06月11日
  • メゾン美甘食堂

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    うまくいかない。そのことが悪いわけでもなく、自分が悪いわけでもない。ただそんな巡り合わせがある。主人が町内のことをしているが、町内のその人にいつも意地悪されている。主人は何も言わないが、町内を止めて関わりを持つことをやめさせたいと思っている。この本はメニューが美味しそう。すぐ作れそう。娘たちが来るので作ってみた。食べることの大切さも実感した。

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    2026年05月31日
  • 女の敵には向かない職業

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    新人女性社員が、セクハラオヤジに負けずに成長していくストーリーか、それともセクハラオヤジを改心させちゃうストーリーか…
    と思って読み始めたら、セクハラオヤジのキャラが想像以上に濃くて、まさかのコメディか?と思っていたら、物騒な事件が次々に起こってミステリーに…
    あれれ?思ってたのと違う?と思いながらも、犯人探しに引き込まれてしまいました。

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    2026年05月24日
  • メゾン美甘食堂

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    ネタバレ

     大きな事件が起こるような作品ではないけれど、日常の中にある小さな悩みや人とのつながりが丁寧に描かれていて、すごく面白かった。読んでいると心が落ち着くような作品で、また読み返したいと思ったし、薬膳にも興味が湧いた。

     読んでいて、この前読んだ『僕とおじさんの朝ごはん』の「ご飯の食べ方は人生の向き合い方に似ている」という言葉を思い出した。なんのために生きているんだろう、と思うこともあるけれど、美味しいご飯を食べることも、生きる理由の一つなのかもしれないと思ったし、そういう料理を作れる人は本当に素敵だと思った。

     この作品に出てくる料理は、豪華さや派手さよりも、「相手や自分の体を思って作る」という温かさがあって、そこにすごく魅力を感じた。雨森やおばあちゃんの料理には、ただ栄養を満たすだけではない、“相手を大切に思う気持ち”が込められている感じがして、そこがこの作品の好きなところだった。

     また、住人たちの悩みを薬膳や会話から少しずつ読み解いていく雨森の推理シーンも面白かった。相手をよく見ているからこそ気づけることがたくさんあって、ただの料理小説ではなく、人との向き合い方も描かれている作品だと思う。

     特に1番最後の話が好きだった。最後に出てきた主人公のお母さんが、直接わかりやすい言葉で愛情を伝えるわけではないけれど、態度の端々からちゃんと娘のことを思っているのが伝わってきて、その距離感がすごく良かった。派手な感動ではないけれど、温かい話で印象に残った。
     良い人だけ出てくるわけじゃなくて、そう簡単に希望通りにならないのも現実的で良かった。

     最後の章とかでもっと雨森自身の過去や話が出てくるのかと思っていたけれど、そこはあまり語られなかった。続編が出たらぜひ読みたい。

     もし一人暮らしをすることになったら、こんな食堂が近くにあったらいいなと思ったし、なくても、自分で誰かの体や気持ちを考えながら料理を作れる人になりたいと思った。

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    2026年05月17日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    タイトル通り、全てが「わたしのせいではありません」でした。

    連作短編で視点がそれぞれ変わり、ストーリーの本筋は同じでも視点が変わる事によって見方が変わって見えなかった部分が徐々に明らかになっていくのが爽快でした。

    日向の性別をぼかしてるのもミスリードでした。
    ラストまで読んで、何故?が一気に解決でした。

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    2026年05月15日
  • ランチ探偵 彼女は謎に恋をする

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    グルメも謎も楽しめて、短編仕立てで面白い。
    主人公が若い女性で合コン会場で知り合った人と謎解きという軽い設定でサクッと読みやすい。
    こちらが第3巻。次作も楽しみ。

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    2026年05月15日
  • 私のせいではありません

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    同じ著者の「その嘘を、なかったことには」に近い作風で、サラッと読めました
    読書初心者の方にもおすすめです

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    2026年05月15日
  • メゾン美甘食堂

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    こんな食事が出るなら、このメゾンに住みたい。そう思うような話だった。
    薬膳、以前は別の作品で興味を持ったけど、やっぱりいいなあ。勉強しようかな。

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    2026年05月14日
  • メゾン美甘食堂

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    巻末にレシピ載ってるの嬉しい。薬膳に興味が湧いて普段の生活に少しずつ取り入れたいなと思うような1冊。ストーリーも短編でさくさく読めて良き。
    登場人物たちがもう少し関わりあってもいいのかなと思う。続編出たら読みたい。

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    2026年05月09日
  • 私のせいではありません

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    面白くて夜更かしで一気読み
    ギャラリーストーカーと
    その周りの話。
    中盤は気持ち悪くて
    「いや、あなたのせいよ!」と
    何度思ったことか

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    2026年05月05日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    連作短編なので短い内容でしたし、全体の分量も短く読みやすかったです。一話目はどんでん返しでしたが他はイヤミス感の強い作品かなと思いました

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    2026年05月04日
  • ランチ探偵 容疑者のレシピ

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    ネタバレ

    人物が多くて、アホだから途中で誰だっけ?状態になったけど、相変わらず面白かったです。ゆいかが麗子の近くに戻ってきてよかった。それにしても合コンでろくな話してないww

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    2026年04月25日
  • ランチ探偵

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    ネタバレ

    同じ会社の麗子とゆいか。ゆいかはランチ中に話を聞いただけで謎を解いてしまう。なんだかうまくいきすぎだけど、謎解きはディナーのあとでみたいに、お決まりのパターンで私は好き

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    2026年04月24日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    面白かった。
    長い年月を超えて複数の事件が絡み合っていて、何人もが様々な形で関わっていて、リアルだと感じた。
    こうやって個々の事情や思いが絡み合っていざこざや事件が起きてしまうのかなと新たな考えが生まれた!

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    2026年04月09日
  • その噓を、なかったことには

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    ネタバレ

    水生大海、読むのは二作目。嘘にまつわる短篇。嫌ミスだったら、そうだと知っておきたかった…
    01 妻は嘘をついている
    02 まだ間に合うならば
    03 三年二組パニック
    04 家族になろう
    05 あの日、キャンプ場で

    どの話も嘘が登場する。
    01の話を読んだ後、あー、この後どうすんだよ、と思ってしまう。私も凡人で才能が無いので、この主人公の男の方が気持ち的には分かるのだ。そして娘さんも多分だけど母親の有能さを受け継いでいるのではあるまいか。頭下げて尻に敷かれて生きていくのが一番いい暮らしできると思う。
    02の話は何となく先が見えた。自分が有名になったから、相手が慕ってくれるから、こういうことをやってもいいだろうという気持ち悪い考えを抱く人はいる。自分と他人の境界が曖昧なんじゃないかと思う。個人的には間に合ったほうに一票。
    03 言った、言わないって水掛け論でこじれる話、学生時代ならよくあることだと思う。心美ちゃんはまだ反省して謝ってくれたからマシなほう。彩芽ちゃんのことを大事な友人だと思っていた優唯ちゃんは賢いし、格好いいな。
    04 これはキツい。もう義母の恨みの晴らし方が酷い。一番、恨まなくてはならないのは夫だろうに。そして夫は一番倒れてはダメなところで倒れるし、主人公の男を罵倒するんじゃなくて、恥をかいてでも娘と主人公の男の関係を話すべきだったのに。主人公の男は話すだろうか。私なら話さず、手紙を燃やしてしまうと思う。
    05 この作品が一番、自分もついてしまいそうな嘘だと思った。置き去りっていうけど、常習犯みたいなことやってたら、そりゃ置き去りにされても文句言えないよな。しかもみんなバイトとかも入っているんだし。お金も持っていて、バスもある、と分かっていて、以前にも勝手に帰ったっていう前科があるなら、私もおいていくと思う。そしてこれも、この後どうなったか、を読者が想像するパターンだが、私は主人公助かった、ほうに賭けたいな。

    嫌ミスの中では嫌さは中程度だと思う。芦沢央ほど強烈だとは、私は思わなかった。でもやさしい嘘ではどれもない。ほぼほぼ自分を守る嘘か、人を傷つけるための嘘だ。あ、02だけやさしい嘘が含まれているか。
    最近、映画で「祈りの幕が下りる時」やそれにまつわるドラマ「新参者」を見たのもあって嘘、というものを考えることが多かったので、いろいろ思考があっちいったりこっちいったりしてしまった。嘘はできればつかないでいたいよな。

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    2026年03月27日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    初読みの作家さん。
    連作短篇。陽向は美大の時の友達、瑠璃の結婚式の二次会に招かれて、仲間だった乙羽、未緒、千奈と会う。瑠璃は絵から離れて玉の輿に乗ったようだ。現在無職の陽向は学生の頃にあった赤い扉の謎を推理する…

    第一話 六年前の赤い扉(陽向視点)
    第二話 純白の誓いの後で(瑠璃視点)
    第三話 瑠璃色のプレゼント(未緒視点)
    第四話 瞳を緑色に染めて(叶恵視点)
    第五話 暗い海に射す青は(陽向視点)

    で構成される。第一話は陽向の性別をミスリードしているのかな、と感じた。第二話と第三話でギャラリーストーカーというものが出てくる。そんなものがいるのか、と驚いた。現在のイラストレーターの事情に詳しいわけではないので、パトロンが現在にもたくさんいるのかどうか、分からないが、Instagramには自分の作品を売り込む動画が溢れるほど流れているから、いるところにはいるのだろう。絵師と呼ばれる人がXで話題になっていたこともあったし。
    個人的にはこのような女性グループのごちゃごちゃした感情の小説は好きな方だ。自分の立ち位置はどの人に似ているかな、なんて考えるのも好きだ。しかしこの小説の中には自分に似たと思えるものはなかったな。やはり業界が特殊だからだろうか。
    叶恵よりも怖いと感じたのは乙羽だ。そう思ったのは私だけではないと思う。こんな友人いたら精神的疲労が酷そう。

    陽向がのめり込んだ絵本と思われる(参考文献にも書かれていた)酒井駒子さん絵の「赤いろうそくと人魚」。私も大好きな絵だ。哀しい話だから子どもに何度も読み聞かせよう、とは思わないのだけれど、凄く印象に残る絵だった。

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    2026年03月22日