水生大海のレビュー一覧

  • ランチ探偵 容疑者のレシピ

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    前作がとても面白かったので、迷わず購入。
    期待を裏切らない面白さでした(^ ^

    連作短編集なのですが、最後の一編は、
    人事異動でなんとホームズがいなくなってしまう(^ ^;
    それでもワトソンが他の友達とした合コンの現場から、
    皆の会話や現場の様子を送らせて、遠隔操作で謎解決(^ ^;

    ...う〜む、侮れん...(^ ^;

    でも、ホームズがお酒を飲まないので、
    それまでランチ合コンだけだったのが、
    今回初めて夜の宴席になるなど、人事異動のおかげで
    内容のバラエティもアップしている。

    色々な細かい設定や、まさかこれが伏線とは、
    と驚くほど端々のセリフや行動を拾ってみたりと、
    とにかく「隅々まで目が行き届いている」印象。

    ぜひさらに続編も読んでみたいが...
    これだけ緻密な作品は、きっと一作産み出すのに
    膨大な時間がかかることでしょう(^ ^;
    気長に待つか...(^ ^;

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    2017年09月25日
  • ランチ探偵

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    私の好きな「日常の謎」本(^ ^

    観察力バツグンの「謎好き」OLがホームズ役で、
    その同僚で恋人絶賛募集中のOLがワトソン役の、
    安楽椅子探偵もの、と言える。
    ただし事件は「向こうからやって来る」のではなく、
    ホームズが「自ら首を突っ込んで行く」(^ ^;

    OL二人組、と言うことで「合コン」に積極参加。
    ただし諸々煩わしくないように「ランチ合コン」に。
    その合コンの相手から、謎を拾い上げて
    快刀乱麻の解決をするホームズ先生(^ ^

    ...いねぇよ、こんなOL、とツッコみたくもなるが、
    ちょっとした「OLとしての」描写がリアルなせいか
    それほど大きな違和感を抱かずに読める。

    キャラクターはややステレオタイプなきらいはあるが、
    シチュエーション設定に無理がなく、
    また「ランチの描写」がリアルでおいしそうで、
    すいすい楽しく読める(^ ^

    また文庫版巻末の解説にもあるが、
    「メインの謎」が解決した後で、
    必ず小さな「オマケの謎」がある。
    これがランチにおけるメインとデザートのようで、
    本当に構成に抜かりがない感じ(^ ^

    通勤のお供に、気楽に読むのにぴったりな一冊(^ ^

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    2017年09月21日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    5年生の夏休み、校外学習で訪れた町の廃校で、仲良し4人と地元の女の子、響が、事件に巻き込まれます。

    時が過ぎ、響はもう2度と会いたくないと思いながら入った高校で、あの4人と再び会うことに。
    自分は目立たず密かに密かに過ごしていたのに、学園祭をきっかけに、秘密が一気に暴露されてしまいます。

    実は、響だけでなく、4人もそれぞれ5年前のできごとへの思いを持っていたのでした。

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    2016年09月29日
  • 結城屋質店の鑑定簿 あなたの謎、預かります

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    「物に残る思念」を感じ取ることができる、
    いわゆるサイコメトラーの女子大生が主人公。

    この段階で、ものすごいフィクション感な訳だが、
    どうしてどうして、ハラハラドキドキさせていただいた。

    主人公は「質屋の娘」で、おばばと二人暮らし。
    何せ質屋なので、人様の物に触れる機会も多く、
    さまざまな過去が見え、聞こえてしまう。

    それが質屋として「商売」に役立つこともあれば、
    いらんトラブルに巻き込まれてしまうことも少なくない。
    いや、むしろこの主人公は、自分から進んで
    トラブルに巻き込まれて行ってるような...(^ ^;

    5つのエピソードが語られるが、連作ものとして
    全体を通して一つのストーリーが浮かび上がる。
    最後の最後は、中々の意外性とサスペンス(^ ^;
    尻上がりに面白くなっていくタイプ。

    セリフ回しが自然で良い。
    決して「おしとやか」でない主人公や、
    その周辺人物のキャラが立ってるし、
    それぞれの口調や「言いそうなこと」が
    違和感なくスッと入ってくる(^ ^

    荒唐無稽な設定ではあるが、その世界観の中では
    破綻なく全てがスムーズにつながっているので、
    知らぬ間に引き込まれ、感情移入できる。

    書店でふと目について、何の予備知識もなしに購入。
    いや、これはいい買い物をした(^ ^
    この作者の他の作品も、ぜひチェックしてみたい(^ ^

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    2016年04月20日
  • 招運来福! まねき猫事件ノート

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    ネタバレ

    読み終わりました!

    良かったです。。


    猫好きな方
    夏目友人帳が好きな方には、たまらにゃい本だと思います♪




    黒にゃんこ・・・かわいかったです(〃^ω^〃)
    夏目のニャンコ先生は白ですが、招き猫が似ています////

    おまけに喋るだなんて!

    ストーリーも続きが気になって、
    どんどん読み進んでしまいました(笑)

    その後がちょっと気になるお話でした!



    良かった。。

    私も猫と喋りたいな・・・

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    2015年09月19日
  • 招運来福! まねき猫事件ノート

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    アンソロジー「猫とわたしの七日間」に載っていた「まねき猫狂想曲」の続編だ! これは嬉しいなあ。もうマネコが可愛くって可愛くって♪ たしかにツーパターンのマネコ、どっちも可愛くって選べませんよねえ。
    事件自体はけっこう酷いのだけれど、読み口はユーモラスで爽やか。ミステリとしてもしっかり。そして猫好きとしては萌えるやらはらはらするやらほろりとさせられるやら。ライトな印象の一冊だけれど、しっかりと満足の一冊でもあります。

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    2015年01月31日
  • エール!(2)

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    困った時の自分の励まし方を見つけている人は立ち直りも早いし変化に順応し易いような気がする。自分に応用できそうなものはこの際いただいておこうかな( *´艸`)

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    2013年11月14日
  • エール!(2)

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    坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴(敬称略)と馴染み深い顔ぶれ。
    垣谷さんは初かしら。
    坂木さんと初野さんはミステリじゃない方の感じ。
    楽しみなシリーズです。

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    2013年10月15日
  • 少女たちの羅針盤

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     短編映画の撮影のためロケ地に訪れた女優、舞利亜は過去に犯した殺人を告発した脅迫状が自分の台本に挟み込まれているのを見つける。それは四年前『羅針盤』という四人の女子高生だけで行った路上パフォーマンスに関係があった。現在の舞利亜の話と、四年前の『羅針盤』の活動の様子を交互に描き、事件の犯人を明らかにしていく青春ミステリー。

     魅力的なのは四年前の『羅針盤』の活動を描いた過去のパート。少女たちの友情、微妙な距離、さまざまな妨害や障害に負けず自分のやりたいことや目標に向かって友達とともに乗り越えていく姿は読んでいてとてもすがすがしくもあり、何度も心の中で応援してしまいました。だからこそ彼女たちがバラバラにならざるを得なくなってしまうところは痛みもありで、かなり感情移入しながら読んでいました。それぞれの登場人物のキャラクターもしっかり書き込まれていて、少女たちの喜びや痛みをしっかり描き切っていると思います。

     この本の構成の特徴は過去と現在のパートを行き来することと、芸名という違う名前が使われていることで、事件があったことは示唆されるものの、犯人がだれか、という事だけでなく、殺されたのはだれか、ということも終盤までまったく分からなくなっているということ。そして巧みな話の展開で誰もが犯人であっても、また被害者であっても、脅迫者であってもおかしくないように書き込まれているのも巧い! そういう意味で青春小説としてだけでなくミステリーとしても完成度が高かったと思います。

     島田荘司さんの解説によるとこの作品は男女で意見が大きく分かれたそうで、男性からの評価は高かったそうですが、女性からの評価はいま一つのものが多かったそうです。その理由も書かれているのですが、言われてみれば「たしかにそれっぽい」とは思いました(笑)

    第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞〈優秀作〉

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    2013年07月27日
  • 少女たちの羅針盤

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    少女たちの羅針盤はとても残酷な運命を巡っていました。

    しかしその中にも、楽しげな演劇の面も見られたので良かったと思います。

    おすすめの一冊です(o^^o)

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    2012年12月29日
  • 少女たちの羅針盤

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    ネタバレ

    後味の悪い結末にならないかと思ったけどスッキリ解決.よかったです.
    映画があるようだけど,どうやって実写化したんだろう.
    撮り方によってはすぐにトリックが読めてしまうかもしれないですよね...

    もの書きでないので専門的な評価はできないのですが,島田荘司さんの解説を読むと本書のすばらしさがよくわかります.解説を読んだ後,もう一度読みたくなりました.

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    2012年10月29日
  • 少女たちの羅針盤

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    4年前、少女4人で結成された「羅針盤」メンバーの、突然の死の真相は……。そして、真相が明かされたとき復讐が始まる。

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    2012年10月08日
  • 少女たちの羅針盤

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    女子高生4人がつくった劇団「羅針盤」の活躍と事件の物語。

    ストリート演劇っていうアイデアが斬新。

    キャラもいきいきしてていいな〜(o^o^o)



    【評価軸】

    低 0〜10 高

    1期待感(帯や背表紙、前評判)10
    2キャラクター(登場人物の性格、キャラの立ち具合)9
    3設定・コンセプト(舞台や軸となる設定)10
    4インパクト(全体を通じたメッセージ性や衝撃度)9
    5独創性(作者らしさや他との比較)9
    6新しさ(類似したものがないか)10
    7意外性(開始と結末の落差、奇抜さ)10
    8読みやすさ(文章としての読みやすさ)9
    9美術性(表紙や作品の美的センス、情景)10
    10総合点(作品全体の出来映え)8
    総評価(1〜10の平均点÷2)9.6÷2=4.8

    ★★★★★

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    2013年05月29日
  • 希望のカケラ 社労士のヒナコ

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    社会保険労務士4年目のヒナコ。3作目の彼女の成長が微笑ましい。コロナ禍の各種給付金や副業など、働く上で直面する様々な労務問題を解決していく。特に、表題作の“男性育休”は我が家にとっても迫りくる課題なので、とても参考になった。お守りとして持っておきたい一冊。

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    2026年09月17日
  • だからあなたは殺される

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    殺人事件も歪な家族も気になって、読み進める手は止まらないのだけど、なんか嫌な感覚というのか、嫌な人が多くてもやもやするというのか。
    どちらの家族も女の子が不憫で仕方なくて、イライラしました。
    これは確かに同世代が読むか、大人が読むかで感じ方は変わりそうです。

    犯人にも全く気付かなかったけど、結末までの展開も予想外過ぎて一瞬固まりました。
    イヤミスと言われるのは納得。
    ただ、個人的には読後感は悪くなかったです。
    私は大人になりきれてないのかもしれない。

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    2026年09月14日
  • 真夜中に彼女たちは 社労士のヒナコ

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    本当に役に立つお仕事小説は、これくらいテンポが速い方が、本当に情報を必要としている人に刺さりやすいと思う。よくできている。
    最終話の退職代行のお話は、実際の会社であれば、けっこう切迫したシチュエーションになるかもしれないな。

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    2026年09月12日
  • 真夜中に彼女たちは 社労士のヒナコ

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    社労士のヒナコシリーズ第4弾!
    元々、労務関係の勉強をする時に何か良いお仕事小説ないかなと思って知ったシリーズ。
    今は全然労務関係なくなったけど、純粋に日常ミステリーとしても面白いです!

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    2026年08月16日
  • 真夜中に彼女たちは 社労士のヒナコ

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    面白い。自分が総務畑を生きてきたからわかる、わかるのオンパレードでめちゃくちゃ楽しかった。
    高齢者雇用、最低賃金、フリマ問題、労災、カスハラ、ハラスメント、自分だったらどう進めるかなぁと思って読みました。

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    2026年07月11日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    タイトルから、もしかしてイヤミス?と覚悟して読みましたが違いました。世の中の正義と、自分の目から見た正義とはイコールではないのか、と考えさせられましたが、そんなに深くもなく。最後は、良い方へと転がっていったようなので、どちらかというとライトな読み心地でした。

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    2026年06月27日
  • 救世主

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    一気読み。
    「社労士のヒナコ」の印象が強い水生大海さん。
    いろんな可能性を出しては潰し、
    意外な着地点までハラハラドキドキでした。

    妊婦死にすぎ。
    技能実習生が不憫でいたたまれない。

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    2026年06月26日