水生大海のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
女子高生4人がつくった劇団「羅針盤」の活躍と事件の物語。
ストリート演劇っていうアイデアが斬新。
キャラもいきいきしてていいな〜(o^o^o)
【評価軸】
低 0〜10 高
1期待感(帯や背表紙、前評判)10
2キャラクター(登場人物の性格、キャラの立ち具合)9
3設定・コンセプト(舞台や軸となる設定)10
4インパクト(全体を通じたメッセージ性や衝撃度)9
5独創性(作者らしさや他との比較)9
6新しさ(類似したものがないか)10
7意外性(開始と結末の落差、奇抜さ)10
8読みやすさ(文章としての読みやすさ)9
9美術性(表紙や作品の美的センス、情景)10
10総合点(作品全 -
Posted by ブクログ
シリーズ3作目
途中からコロナ禍に突入する
やはり現代が舞台だったのか
・MENU1 お稲荷さん、いまは消え
稲荷の神棚が学校にあったはずが、同窓会で会った同級生と先生はなかったという食い違いの謎
転勤族だったため、その中学には1年生の2,3学期しかいなかった相談者
校長室の前の廊下に神棚があり、狐のキーホルダーを渡された人が翌日のお弁当を用意し、お供えしていたという
果たして、本当に神棚だったのか?でなければその目的は?
同級生たちが口を噤んだ理由は?
当時の試みとしてはいい事だと思う
提供する側、享受する側の心理的な負担も、一旦神棚を通すことで軽減というか、直接の人間関係とは切り離せる -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目
今回も相変わらずランチ中に解かれる謎
だけど、最後の話だけはディナーでしかもゆいかが遠隔地から推理するパターンになっている
今作は5編
MENU 1その部屋ではなにも起こらない
不審な事が起こるマンションの部屋
元住人は失踪(駆け落ち?)した会社の人
MENU 2密室における十人の容疑者
美容室でゴミ箱に入れられていた携帯電話
人の出入りがなかったため、容疑者は客と店員の10人
MENU 3小日向家の犬はなぜ狙われる
大叔母から条件付きで相続した犬に盛られた毒の理由と犯人
正確には、犬の世話をするという条件で1000万円を相続した話
もし犬の世話が行き届い -
Posted by ブクログ
ランチ合コン中に謎を解く日常の謎のお話
秘密で社内恋愛していた彼氏からメッセージで別れを告げられた阿久津麗子と、彼の浮気を見破って指摘した天野ゆいか
新たな出会いのために、麗子は昼休みを利用して合コンを行うことにする
ランチであれば、相手がイマイチでも時間の制限があって帰りやすく、もし気に入った人であれば改めて会う事も提案できる
合コンという体裁のため、天野ゆいかと共にセッティングするが、ゆいかの目的は相手男性よりも、会話の中に出てくる不可解な出来事の方
ランチの間に事件の真相を推理する、日常の謎安楽椅子探偵
MENU 0
麗子の挙動から、彼氏の存在と現状を指摘するゆいか
MENU -
-
-
Posted by ブクログ
水木さんの作品、読むの二作目。
『最後のページ…』よりは少しソフトで読みやすく面白かったです。
1から5まで順に重くなっていく感じ。
イヤミス好きな人にはオススメ☆
■それぞれのあらすじ、【読んで思った一言】
----------------------
1.妻は嘘をついている
妻の不貞を疑っていたが、自分が会社の後輩に興味を抱いているのを妻は気づいていた。
ある日、妻が出張に後輩が自宅に訪れ、カレーを振る舞ったが…。【人を呪わば穴二つ】
2.まだ間にあうならば
推しのアイドルグループのオフ会。
自身が推しのプロモに参加したことから周囲の目線が変わってきてSNSも炎上に…【疑心暗鬼】
-
Posted by ブクログ
ネタバレ水生大海(みずき・ひろみ)さんと読むらしい。はじめての作家さんでした。
物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました…こう紹介文に書かれていたので興味を持ち、読んでみる。サクッと読める分量でした。
5つともに『嘘』がテーマ。『嘘』により立場が変わり、善人が悪人にもなる。中でも『家族になろう』という話は最後に背筋がゾワゾワする怖さがあった…人間の恨みはやっぱり怖いなあ…主人公の料理人が、家柄の良い女性と結婚するのだが、義理父に罵倒され結婚を反対されたが、義理母は優しく認めて受け入れてくれた…その理由は何故なのかが、最後の最後にわかる…。怖かった…
-
Posted by ブクログ
新旧含め話題のミステリ作家が定番の名探偵を使って短編を書き、杉江松恋がミステリ論を展開する入門書。最近のミステリのみを読んでいる大人にも超おすすめの一冊です。なんとなくスルーしている昔の定番名作も紹介されていて、読みたい本が増える危険な一冊でもあります。ルビあり、229ページ。中学年ぐらいから大丈夫ですが、多くの子が読めるようになるのは高学年くらいからかなぁ。各中表紙に探偵挿絵あるのと、ミステリ論ごとに四コマまんがあり、手に取りやすくなっています。紹介される小説は完全に大人向け。
「パブリック・スクールの怪事件」 楠谷佑
ホームズとワトソンが男子寮で起こった事件を解決します。
「アルセーヌ・ル -
Posted by ブクログ
嘘や隠し事が共通テーマの短編5つ
どんでん返し!という感じではないけど、最後まで毒がじわじわ効いているイヤミスな雰囲気
意図的に他人を騙そうとする嘘もあるけど、社会生活を送る中では"自衛のための嘘"に出くわすことが多い気がしていて
それは都合の良い解釈や認知を歪ませることで、自分にとっては嘘でなくなる(自覚のない嘘になる)こともある
そうすることで「嘘をついている」状態の気持ち悪さからは逃れられるけど、相手がいる場合はその相手の解釈までは手出しできないわけで
LINEの誤送信を自分の画面から消しただけ、みたいなより気持ちの悪い状況も生むよなぁと思った -
-
Posted by ブクログ
海外ミステリの有名な名探偵たちを取り上げたパスティーシュ作品のアンソロジー&ブックガイド。子供向けのように思えますが、大人も充分に楽しめます。初心者向けのようでもあるけれど、ミステリファンにとっても読みごたえは充分にあります。読み終えたらさらにミステリを読み漁りたくなります。国内ミステリ版も出していただけませんでしょうか。
お気に入りは水生大海「一つの石で二羽の鳥を殺す」。他の作品は面白かったけれど、だいたい真相がわかったのですが。これだけぜんっぜん解けませんでした。ミス・マープルの脱線したかのような話がきちんと関わってくるところも見事だし。
ブックガイドも古典的な定番を押さえているように見え