水生大海のレビュー一覧

  • 少女たちの羅針盤

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    ネタバレ

    売り出し中の女優が洋館で映画撮影を行う章と
    4年前の高校生時代に羅針盤という劇団を立ち上げ活動する章と
    交互に展開される。

    劇団で死者が出て、主人公が殺したらしいという情報が
    第一章の最後にあり、
    劇団4人の中で主人公は誰なのか、
    殺されたのは誰なのかということを探っていくのが主題。

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    2012年10月20日
  • 少女たちの羅針盤

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    短編映画のヒロインとしてロケ現場にやってきた舞利亜。
    そこに待っていたのは、書き換えられた台本。
    それは彼女の過去の罪を暴くようなものだった。
    さらに監督からは触れられたくない過去を指摘され、
    撮影では思うように演じられなくなってしまうのだが…

    果たして、彼女をそんな状況に追い込んでいるのは誰なのか?
    というミステリーだけではありません。

    彼女が高校時代に深く関わっていた劇団『羅針盤』の結成から
    ある悲劇までの過去の話も交互に語られている。
    それは舞利亜が一体誰で、何を犯したのかを語るものでもあり、
    青春モノとミステリーを併せ持つようなものに。


    現在と過去、それぞれで進行する謎の真相と

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    2012年09月17日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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    ネタバレ

    ノゾミくんという都市伝説から始まるホラー。

    軽い気持ちで願いをかけて、その代償に待っているのは死。
    どうすれば、死の呪いから逃れることができるのか?

    主人公は必死に都市伝説について調べ始める。

    主人公の周り以外でもいくつかノゾミくんに関わる事件が発生していて、その全てがとある場所でリンクしている。

    謎も解けて、犠牲も出たけどなんとか一件落着…と見せかけてからのラストはゾッとした。

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    2026年08月09日
  • 私のせいではありません

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    美大の仲良しグループの一人の結婚式を軸に、美大時代のセクハラ問題やグループ展でのギャラリーストーカー事件が少しずつ明らかになっていくミステリー。

    タイトルどおり、本作の根底にあるのは「当事者意識の欠如」と「責任転嫁」だ。セクハラやアカハラ、ストーカー、創作活動における剽窃など、現代的なテーマを扱いながら、それぞれの立場から語られることで、同じ出来事でも見え方が変わっていく構成は面白かった。

    ただ、「あなたは何度騙される?」という煽り文句に期待して読んだものの、個人的にはそこまで驚かされる展開ではなく、やや物足りなさが残った。乙羽がなぜ美緒の作風を剽窃し、仕事まで横取りするようになったのか、

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    2026年07月31日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    第一話が一番好きかな。陽向が実は、ってところ。結局乙羽はいいやつだったのか打算的だったのか分からないけど、因果応報的な感じもするし、性差とか大学のドロドロしたところとか、しっかりイヤミスでした。

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    2026年07月30日
  • 真夜中に彼女たちは 社労士のヒナコ

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    「社労士のヒナコ」シリーズ第4段

    派遣社員だったヒナコが社労士になり、
    日々の仕事の中で成長していくお仕事小説。

    ヒヨコになるまえから、卵になり、
    ヒヨコになり、ヨチヨチ歩きから
    駆け回る姿まで読んできて次も楽しみ。

    その時々の社会問題を取り上げているから、
    リアリティーがあって納得させられるし、
    分かりやすく説明されているから小説を
    楽しむと同時に勉強にもなります。

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    2026年07月26日
  • エール!(2)

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    前作が微妙に繋がっているのがすごい粋だなと思っていたので、今回あまり関連がなく、こちらの勝手だがなんとなく残念だった。
    話が繋がっているとワクワクして考えながら読んでしまうので、途中まで繋がっていた気がしたが。

    ピザ屋の話が好きだったが、全体的にささらなかった。
    知らない方の話も読めたので、こういうオムニバスのような作品を読むのもいいなと思った。

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    2026年07月23日
  • 私のせいではありません

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    仲良さそうでいて、実は微妙にひねた感情を
    持ちあってる美大同級生たちの卒業後の物語。

    どの事件も少しずつ登場人物が絡まって、
    進むごとに解説が明かされる感じ。

    綺麗事で終わらない腹黒さ自己保身が、
    やけにリアル過ぎる。

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    2026年07月01日
  • 私のせいではありません

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    駆け出しのアーティストの弱みにつけ込み断れないような要求をしていくギャラリーストーカー、目をつけられてしまったら相当気持ち悪いだろうな
    一度要求に応じてしまえば、その後断りたくても周りからどう見られるのかも怖いというか…
    大学での過去のハラスメントをきちんと解決しなかった影響のもたらす大きさ、なんとも言えない…陽向も意図せず派閥争いに巻き込まれていく後味の悪さよ
    色々な立場の人の目線で読む連作ミステリー、叶恵には全く共感できないし、乙羽は狡いのかしたたかだったのか…もやもや!

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    2026年06月30日
  • 真夜中に彼女たちは 社労士のヒナコ

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    「ひよっこ社労士のヒナコ」の4冊目。
    前作がコロナ禍にまつわる雇用調整助成金がテーマになったりしていたので、そこからすると少し間が開いた。
    ヒナコ先生、順調に成長されているのかしらん?

    最初に置かれた表題作は、高齢者雇用に関わるお話。
    私が社会人になった頃は、60歳で定年退職して、あとは悠々自適というのが、普通に思い描く姿だったが、高齢社会白書によれば、今や70歳から74歳でも1/3以上が働いている時代だものなあ。
    同じく、現在働いている60歳以上の約3割が「働けるうちはいつまでも働きたい」と回答しているとのことで、白書ではこれを「就業意欲の高さ」と評価しているのだが、そういう受け止めでいい

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    2026年06月27日
  • メゾン美甘食堂

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    お食事処系オムニバスはよくあるけど、他の本がほっこりとか心温まる方向性なのに比べて、悩みや事件がリアルで読後感があまりよくなかった…
    リアルなのはいいけど、その後を読者の想像にお任せしますぽく、スカッと解決じゃないからかな。
    それが他との区別なのかもしれないけど。

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    2026年06月27日
  • メゾン美甘食堂

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    レトロな社員寮を活用したマンション
    「メゾン美甘」には
    居住者専用の食堂が併設されている。
    そこを切り盛りする伯母が入院し
    ピンチヒッターとして雇われた雨森。
    薬膳を取り入れて作る日々の食事が
    利用者の心と体の不調を整えていく。

    事前予約制なのがちょっと面倒だけど
    一人暮らしのマンションに
    こういうオプションがついていたら
    活用しない手はないなぁ。

    実は雨森はちょっとした名探偵でもあって
    食堂を利用する住民たちが抱える
    トラブルのもとを解決に導く
    アドバイスをさりげなく与えたりする。
    やさしい料理に反比例して
    そのトラブルの先の人たちが
    性格悪いタイプ多いのはモヤッとしたな。

    0
    2026年06月25日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    【収録作品】
    六年前の赤い扉
    純白の誓いのあとで
    瑠璃色のプレゼント
    瞳を緑色に染めて
    暗い海に射す青は

    ギャラリーストーカー、介護現場での被介護者による介護者に対する性的虐待。被害に遭う女性たちは、それを特権と揶揄しひがんだり、ただ鈍感なだけだったりする男性たちによる二次被害にも遭う。
    ミステリというより、性被害やジェンダー問題に対する問題提起の作品。
    ラストが皮肉が効いている。願わくは自覚した陽向がそのまま生きていけることを。

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    2026年06月17日
  • 最後のページをめくるまで

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    最後の最後に驚いてください。

    短編集のどんでん返し。
    前提がひっくり返るというより、なるほどこうきたかのチビ驚きがある、読みやすい小説です。

    ただひとつ惜しむらくは、「本日未明」と同時並行で読んでしまったとのこと。あちらの大どんでんの衝撃と比べると相対的に軽く感じ取れてしまいました。

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    2026年06月13日
  • その噓を、なかったことには

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    どれも最後に一捻りある終わり方で、なかなか面白かった!
    でも私的にはやっぱり短編より長編かな…笑

    「3年2組パニック」と「家族になろう」が結構面白かったかな!

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    2026年06月08日
  • 私のせいではありません

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    どんでん返しというほどのインパクトはなく…?もう少しドロドロした展開かと思ったが意外とあっさりしているし、どれも悲劇性みたいなものもあまり感じなかったので、淡々と読んでしまった。
    真相が分かるとスッキリ系の要素はあった。

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    2026年06月06日
  • 私のせいではありません

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    美大出の4人組の関係と、ギャラリーストーカーの被害をキーにしたミステリ。章毎に語り手が変わり、異なる視点で一つの流れが語られる。
    面白くないわけでは無いが、消化不良。主人公の属性のミスリード(?)は微妙。事件自体もだし登場人物が卑近であまり好感を持てない。

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    2026年05月30日
  • あなたが選ぶ結末は

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    ネタバレ

    表紙に惹かれて読んだけど、うーん、最後まで書かれないこちらに託されるミステリは初めてだったから不完全燃焼感…そういうものなんですけど…
    財布ときみのための探偵はおおっ…という展開もあり面白かった

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    2026年05月20日
  • 私のせいではありません

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    「あなたは何度騙される?」
    帯に惹かれて読みました。
    一度しか騙された事に気付けず...。

    犯人視点の回想が読みたかったです。

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    2026年05月06日
  • 最後のページをめくるまで

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    最後まで気が抜けない、どの話も面白かった。題名からハードル高めでよんでしまうが、それぞれ仕掛けがあって楽しかった。個人的には「使い勝手のいい女」がよかった。

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    2026年05月04日