水生大海のレビュー一覧

  • 私のせいではありません

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    仲良さそうでいて、実は微妙にひねた感情を
    持ちあってる美大同級生たちの卒業後の物語。

    どの事件も少しずつ登場人物が絡まって、
    進むごとに解説が明かされる感じ。

    綺麗事で終わらない腹黒さ自己保身が、
    やけにリアル過ぎる。

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    2026年07月01日
  • 私のせいではありません

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    駆け出しのアーティストの弱みにつけ込み断れないような要求をしていくギャラリーストーカー、目をつけられてしまったら相当気持ち悪いだろうな
    一度要求に応じてしまえば、その後断りたくても周りからどう見られるのかも怖いというか…
    大学での過去のハラスメントをきちんと解決しなかった影響のもたらす大きさ、なんとも言えない…陽向も意図せず派閥争いに巻き込まれていく後味の悪さよ
    色々な立場の人の目線で読む連作ミステリー、叶恵には全く共感できないし、乙羽は狡いのかしたたかだったのか…もやもや!

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    2026年06月30日
  • 真夜中に彼女たちは 社労士のヒナコ

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    「ひよっこ社労士のヒナコ」の4冊目。
    前作がコロナ禍にまつわる雇用調整助成金がテーマになったりしていたので、そこからすると少し間が開いた。
    ヒナコ先生、順調に成長されているのかしらん?

    最初に置かれた表題作は、高齢者雇用に関わるお話。
    私が社会人になった頃は、60歳で定年退職して、あとは悠々自適というのが、普通に思い描く姿だったが、高齢社会白書によれば、今や70歳から74歳でも1/3以上が働いている時代だものなあ。
    同じく、現在働いている60歳以上の約3割が「働けるうちはいつまでも働きたい」と回答しているとのことで、白書ではこれを「就業意欲の高さ」と評価しているのだが、そういう受け止めでいい

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    2026年06月27日
  • メゾン美甘食堂

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    お食事処系オムニバスはよくあるけど、他の本がほっこりとか心温まる方向性なのに比べて、悩みや事件がリアルで読後感があまりよくなかった…
    リアルなのはいいけど、その後を読者の想像にお任せしますぽく、スカッと解決じゃないからかな。
    それが他との区別なのかもしれないけど。

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    2026年06月27日
  • メゾン美甘食堂

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    レトロな社員寮を活用したマンション
    「メゾン美甘」には
    居住者専用の食堂が併設されている。
    そこを切り盛りする伯母が入院し
    ピンチヒッターとして雇われた雨森。
    薬膳を取り入れて作る日々の食事が
    利用者の心と体の不調を整えていく。

    事前予約制なのがちょっと面倒だけど
    一人暮らしのマンションに
    こういうオプションがついていたら
    活用しない手はないなぁ。

    実は雨森はちょっとした名探偵でもあって
    食堂を利用する住民たちが抱える
    トラブルのもとを解決に導く
    アドバイスをさりげなく与えたりする。
    やさしい料理に反比例して
    そのトラブルの先の人たちが
    性格悪いタイプ多いのはモヤッとしたな。

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    2026年06月25日
  • 私のせいではありません

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    ネタバレ

    【収録作品】
    六年前の赤い扉
    純白の誓いのあとで
    瑠璃色のプレゼント
    瞳を緑色に染めて
    暗い海に射す青は

    ギャラリーストーカー、介護現場での被介護者による介護者に対する性的虐待。被害に遭う女性たちは、それを特権と揶揄しひがんだり、ただ鈍感なだけだったりする男性たちによる二次被害にも遭う。
    ミステリというより、性被害やジェンダー問題に対する問題提起の作品。
    ラストが皮肉が効いている。願わくは自覚した陽向がそのまま生きていけることを。

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    2026年06月17日
  • 最後のページをめくるまで

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    最後の最後に驚いてください。

    短編集のどんでん返し。
    前提がひっくり返るというより、なるほどこうきたかのチビ驚きがある、読みやすい小説です。

    ただひとつ惜しむらくは、「本日未明」と同時並行で読んでしまったとのこと。あちらの大どんでんの衝撃と比べると相対的に軽く感じ取れてしまいました。

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    2026年06月13日
  • その噓を、なかったことには

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    どれも最後に一捻りある終わり方で、なかなか面白かった!
    でも私的にはやっぱり短編より長編かな…笑

    「3年2組パニック」と「家族になろう」が結構面白かったかな!

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    2026年06月08日
  • 私のせいではありません

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    どんでん返しというほどのインパクトはなく…?もう少しドロドロした展開かと思ったが意外とあっさりしているし、どれも悲劇性みたいなものもあまり感じなかったので、淡々と読んでしまった。
    真相が分かるとスッキリ系の要素はあった。

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    2026年06月06日
  • 私のせいではありません

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    美大出の4人組の関係と、ギャラリーストーカーの被害をキーにしたミステリ。章毎に語り手が変わり、異なる視点で一つの流れが語られる。
    面白くないわけでは無いが、消化不良。主人公の属性のミスリード(?)は微妙。事件自体もだし登場人物が卑近であまり好感を持てない。

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    2026年05月30日
  • あなたが選ぶ結末は

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    ネタバレ

    表紙に惹かれて読んだけど、うーん、最後まで書かれないこちらに託されるミステリは初めてだったから不完全燃焼感…そういうものなんですけど…
    財布ときみのための探偵はおおっ…という展開もあり面白かった

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    2026年05月20日
  • 私のせいではありません

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    「あなたは何度騙される?」
    帯に惹かれて読みました。
    一度しか騙された事に気付けず...。

    犯人視点の回想が読みたかったです。

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    2026年05月06日
  • 最後のページをめくるまで

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    最後まで気が抜けない、どの話も面白かった。題名からハードル高めでよんでしまうが、それぞれ仕掛けがあって楽しかった。個人的には「使い勝手のいい女」がよかった。

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    2026年05月04日
  • ランチ探偵 彼女は謎に恋をする

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。だんだん同じパターン、恋愛関係が続いて飽きてきたかなぁ。でもコロナ禍が懐かしくなった!

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    2026年04月28日
  • メゾン美甘食堂

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    可愛らしい表紙に反して内容は意地悪な人のデパートみたいな本だった。
    よくもこんなにも多種多様な意地悪な人たちを集めたもんだと逆に感心してしまった。
    癒されたいと選んだのに弱った心に他人のしんどい気持ちも背負わされたような気分がした。
    ある程度元気な時だったらそんなに気にならないのかもしれないけれどタイミングが悪かったのかな。
    少しだけモヤッとしてしまった。

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    2026年04月27日
  • 私のせいではありません

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    4人の視点で書かれた5篇が繋がる連作ミステリー。

    面白かった。が、驚愕のどんでん返しというほどどんでん返った感じはしない。

    これは一応イヤミスなのかな。
    カバーはホラーな印象だけども。
    胸糞展開もありつつラストは収まるところに収まっているので、そこまでモヤモヤ感はなかった。

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    2026年04月26日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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    「ノゾミくん、こっちにおいで」
    海のそばで合わせ鏡を作り、そう唱えるとノゾミくんがやってきて願いをかなえてくれる…?都市伝説ホラー。
    子供向けなのか怖くはないが、ページ数は多いので途中ダレる感じがありつつもイヤな展開はなかなかの物。

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    2026年04月23日
  • 私のせいではありません

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    可もなく不可もなく…
    面白いようなそうでも無いようなコメントのしづらい一冊です。
    読みようによっては面白く感じる方もいるでしょうし、評価が別れるのかなと思いました。

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    2026年04月21日
  • ランチ探偵

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    難しくなく、サクサクと読めた。
    探偵というのは、直感とか推理力というよりかは、違和感だったりで考えるものなのかもしれない。

    ただ、会話だけでの謎解きというのもなかなか難しい話なんだなと思った。
    ちょっと内容がよく分からなくて、流して読んだところもいくつかあった。

    仕事のお昼に合コンなんて!というのが1番の驚きだった。
    今はそういう人も多いのかな...
    1人になりたくて外に出るのに、新しい出会いを求めるなんて考えられないから、色んな人がいるんだなと思った。

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    2026年04月20日
  • 私のせいではありません

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    「六年前の赤い扉」
    「純白の誓いのあとで」
    「瑠璃色のプレゼント」
    「瞳を緑色に染めて」
    「暗い海に射す青は」

    タイトルに色が含まれた五話収録の連作短編集。

    美大の同級生である陽向・瑠璃・未緒・乙羽は、卒業後に現れたギャラリーストーカーによって日常をじわじわと侵食されていく。

    本書で初めて知ったギャラリーストーカーという概念は、一般的なストーカーより線引きが曖昧で、その不確かさが物語に不穏さをさらに倍増させていた。

    そして起きるべくして起きた殺人事件。

    自己保身と無自覚な悪意、人間の残酷さが露わになり薄ら寒さを覚える読後。

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    2026年04月04日