水生大海のレビュー一覧

  • 夜更けのおつまみ
    ポプラ社のPR誌「Astra」掲載の‘おつまみ’をテーマにしたアンソロジー。大作家の随筆をワンテーマであちこちから抜いて集めたシリーズもバラバラぶりがよいけど、お題のために書かれた、わりと若めの作家さんのエッセイはブレてなくて、おいしそうでいいなあ。おつまみ作って飲みたくなるなあ。夜中にw
  • ランチ探偵
    ドラマにされそうって思って読んでたら、ドラマ化されてたのか⭐️コミカルな感じが割とおもしろかった◎
    人間模様もなんかリアルでよかった
  • かいぶつのまち
    4月-6。3.0点。
    少女たちの羅針盤、続編。
    劇団羅針盤の3人のうち一人が作った劇を、出身高校演劇部が全国大会で演じることに。
    ただ、大会直前に役の交代や不穏な動きがあり。。

    前作を越える感じでは無いが、それなりに読める。
  • 少女たちの羅針盤
    3月-14。3.5点。
    女子高校生4人が、ストリート劇団を作り、演じる。
    そのうちの一人が、現在女優としてある映画に出演する。
    その女優は4人のうち誰か、高校時代に4人に襲った悲劇は何か。。

    現在と過去が交互に叙述される形式。一気読みできる。
    何となく正体が分かっていくが、デビュー作でこれはレベル...続きを読む
  • 夜更けのおつまみ
    お酒もおつまみも、好みがそれぞれなのが面白い。
    酒ではなくつまみがテーマなのに、つまみを美味しく食べるために飲むのではなく、酒を美味しく飲むために食べているのですよ!と開き直っている執筆者がチラホラ混じっているのが微笑ましくてよい。
    オイルサーディンは美味しい。
  • ランチ探偵
    展開が早すぎてビックリ‼︎
    どこから考えたらこーなるのか
    すこし不思議だったけど
    まぁまぁ面白かった!
  • ランチ探偵 容疑者のレシピ
    軽い感じが私は好きです。通勤電車で読むにはもってこいの本でした。ゆいかちゃんと麗子ちゃんのコンビがまた見られますように。
  • ランチ探偵
    テレビドラマ化されているので、原作を読んでみたくなり。。。テレビドラマと同じで軽い内容が今のわたしにはとても良かったです。
  • 冷たい手
    ラスト30Pで明かされる犯人、と帯で煽ってるけど、確かにそこまでは全く予想もしなかった人物が犯人ではあった。予想を裏切られた感よりは、その展開では予想できないとお手上げの感が強かった。もう少し、伏線があると(読み取れていないだけかもしれないが)終盤のどんでん返しも楽しめたと思う。
  • ランチ探偵
    TVドラマ化決定と書かれた新聞広告で知って読んでみました。OLが昼休みのランチ合コンで謎解きするという構成は新鮮といえば新鮮ですね。「昼休み」という時間的制約があるからか、掲載されている短編はいずれもテンポよく話しが進みますし、読みやすかったです。
    ただその反面、話しの舞台はランチのレストランに限定...続きを読む
  • 冷たい手
    過去に同じ事件にあい、その事を知られないように暮らしていた2人の女性。
    1人が脚光を浴びた事で、事件に関わった人々が次々と殺されていく。
    いったい誰が彼女らを。
    過去から逃れられない人々の悲しい話
  • 冷たい手
    帯に惹かれて購入。
    終始、重たい気持ちで読んでいました。
    登場人物のほとんどが、闇を持っているんじゃないかと思うくらい、いい人がそんなにいませんでした。
    20年前の事件だけでもお腹一杯なのに不倫やら、嫉妬やらドロドロした事柄がふんだんにあるので、良い意味で不愉快な気分になり、面白かったです。
    物語の...続きを読む
  • エール!(2)
    働く女性を応援するお仕事アンソロジー第2弾。
    今作はガッツリ仕事をしている女性ではなく、自分の仕事に悩む主人公が多い。
    スイミングインストラクター、宅配ピザ店店長、遺品整理会社の社員など、自分の生活には馴染みのない職業が多いことから、今までのように「分かる!」と共感出来る箇所は少なかった。
    唯一、社...続きを読む
  • エール!(1)
    働く女性たちを描くアンソロジーの第1弾。
    第3弾から読んでしまったせいか、第3弾ほどのワクワク感はなかった。
    どちらかと言うと、今作に収められた6編は挫折からの立ち直りがメインであり、「そんなに世の中、上手くいかないよ」と言うのが、一番最初に出て来た感想。
    通信教育の添削の仕事は、今まで全く想像もし...続きを読む
  • 僕はいつも巻きこまれる
    巻き込まれというかいろいろ迂闊すぎる。新入社員に対してここまでの仕打ちをするかも微妙だけど、ここまでされた会社で働き続けるかな?
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)
    小学生の5人の危険な好奇心が巻き起こした一つの事件。その過去の事件を巡る青春ミステリ。それぞれの視点による口語調を交えた軽めの文体だが、内容はややリアル寄りであり、起こした事件そのものではなく、事件の爪痕が残した現代への影響が話の主軸になっている。事件が現在進行形ではなく、過去に起こした事件(読者に...続きを読む
  • 夢玄館へようこそ
    善人マニアよりはまだ読みやすい。ただし、トリックとか動機への気づきに無理はないだろうか、とも思わなくはない。
  • 冷たい手
    じっくりじっくり進んでいって、さぁクライマックスと思ったら犯人がまさかの斜め下から登場。ヒント少なすぎ笑
  • 冷たい手
    「もう会わない」と宣言してきた友達がその直後に殺される。そもそも1年に1度しか会わない友達。ワケありありで、次から次へと「えーっ」な展開。主人公の周りは嫌な奴だらけ。特に担当刑事、いっぺん逝ってしまえ(笑)。コイツのあまりに不愉快な物言いのせいで頭に血が上りつつも途中で止められなくて一気に最後まで。...続きを読む
  • 僕はいつも巻きこまれる
    巻き込まれたのは最初の事故だけで、あとはうっかりテレビのインタビューに応えてしまうという社会人としての不注意によるもの。事故現場で人助けしたらつい言いたくなるのはわかるけどね…。ネット怖い。