水生大海のレビュー一覧

  • 冷たい手

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    ネタバレ

    刑事の原田の態度がどうにも苛立たしかった。

    なんか怪しいパン屋のおばさんやなとは思ったけどまさかこの人やったとは。。。

    朱里と典子は悪いことはしてないと思う。でも本人からしたら深い傷になっているのだろう。

    これからは前を向いて朱里に生きていって欲しい。

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    2023年08月12日
  • ランチ探偵

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    都会の人は元気や…と思い、
    美味しいご飯があちこちで食べられるのも
    羨ましいと思い。
    トリンドルって感じではないな。

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    2023年08月09日
  • エール!(2)

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    働く女性を応援するお仕事アンソロジー。
    好きな作家の坂木司さん、垣谷美雨さんが参加していたので手に取りました。
    読んだら明日から前向きにがんばろう、
    という気持ちになれる短編が詰まった小説。
    どのエピソードも好みでした。
    仕事が嫌になったら手に取りたい本。
    連作の第2弾のようなので、
    第1弾、3弾も読んでいきたい。

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    2023年07月29日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    社労士という仕事を知る目的で読んだ。
    小説としての面白さはもうひと頑張りといった印象だったが、勤務社労士の働き方は学べた。
    事業主と労働者の板挟み、しかも部外者だから口を挟む程度も難しい。やりがいより難しさを感じた。

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    2023年07月21日
  • マザー/コンプレックス

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    ネタバレ


    息子は、娘は、こういう性格だから、こんなことはしない…。
    家族への強すぎる感情、暴走。
    周りが見えなくなってとんでもない行動にうつす親たち。

    ただ石ころをどけただけ、邪魔なものを排除、代わりを見つけた…子どもが違う道につれていってくれる…。
    押し付けていることに気がついていなかったり。

    反省しない、決めつける夫、その妻。どうなるか不安に思っていたが槙野の一言、守るものの存在で動き出したのはよかった。

    暴走した人たちがどうなってゆくのか、気になって読み進めた。


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    2023年07月11日
  • ランチ探偵

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    設定は面白かったです。家でゆっくり読書の時間を取って読むには軽い(漫画ちっく)かも。通勤電車の中でサクッと読むにはもってこいだと思います。

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    2023年06月25日
  • 女の敵には向かない職業

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    『社労士のヒナコ』シリーズを彷彿と
    させる働く女性が主人公の物語。

    勤めていた会社が倒産したのをきっかけに、
    一念発起して漫画家になる夢を叶えるために
    上京を決意する主人公の彩華。

    会社の倒産なんていう人生を狂わす大場面
    にもめげず、夢を叶える最後のチャンスだと
    発想の転換ができる主人公は強さと逞しさを
    秘めていて羨ましさを感じます。

    新しい仕事も決まり、まさに夢に一直線だが、
    仕事先にはセクハラ・パワハラに無自覚の
    ハラスメント男がいて期待に膨らんでいた
    はずの頭を悩ませられてしまう。

    その上、思いもよらない事件にまで
    巻き込まれてしまって八方塞がりに陥る。

    降りかかってくる困

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    2023年06月09日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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     「ノゾミくん、こっちにおいで」
    海のそばでのおまじない、中高生で広がる都市伝説。 願いを叶えてもらったはずの生徒が屋上から身を投げる。 のぞみ君に殺されるとメッセージを残して・・・。

    ノゾミ君に願いを託す都市伝説が反転しノゾミ君に襲われてしまう。 生徒を失ってしまった高校教師が都市伝説の端緒を探していくストーリー。 率直な感想をいうと、登場人物の誰も好きになれなかった。 主人公側の教師にしろ、巻き込まれた生徒にしろ、捜査する刑事にしろ、どうもステレオタイプな人間に醜さが乗っかていて中途半端に嫌な人物なのだ。 完全に嫌な人物なら死んでしまってスッキリすることもあるし、更生に傾けば感動や同情も

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    2023年05月01日
  • ランチ探偵

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    経理部で働くOLコンビが主役のコージーミステリー。
    ランチ合コンという発想は新しいものの、美人で意識が高いのにどこか残念な麗子と頭脳は鋭いけれどヒューマンスキルに欠けるゆいかというキャラクター設定は、ありきたりな印象です。
    血生臭い事件はないものの、読み易い日常の謎の裏に少しブラックな人間関係の背景が含まれているので、好みが分かれる気がします。

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    2023年04月27日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    社会保険労務士をテーマにしたお仕事小説。
    中々、実際に起こりうる事象をテーマにしてあり分かりやすかった。
    社労士はあくまで企業のサポートなので、アドバイスはできるが、指示は出来ない。
    労災隠し、サービス残業(残業代不払い)等、実際問題としてあるし、各種法律や制度はあっても中小企業が対応できるかは別の話。
    その辺りを実際に上手く物語に組み込めていたと思う。

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    2023年04月08日
  • 希望のカケラ 社労士のヒナコ

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    <ひよっこ社労士のヒナコ>の3冊目。

    私の職場でも給与計算ができる人を募集しているが、社労士事務所に勤めている人からの応募が意外とある。
    人様の会社の計算を請負でやるより自分の会社の現場でやってみたい云々という志望動機が多く、分からなくもないが、せっかく勉強の道筋がついているのだったらそちらでやるほうが良いのになと、社労士の資格を持っていたとしても宝の持ち腐れみたいな現場でくちゃくちゃになりながらやってきた私などは思ってしまう。

    さて今回は、コロナ禍になった年の夏頃から始まるお話。
    まず出てくるテーマが雇用調整助成金。そこから同一労働同一賃金+自爆営業、個人商店の労災保険(労災保険は色んな

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    2023年04月08日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    社労士としての立場の線引きが難しい。クライアントだけど、ダメなことはダメと伝えるひなこはすごい。ただそのおかげで理不尽な目にあいがち。最後はほっとした。

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    2023年04月06日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    自分に関係してることなのに、
    あまりにも知らないことが多くて驚いた。
    やりがいとか、誰かのためで搾取されがちな世の中だから
    自分の身は自分で守らねば、、笑

    働く人の権利や時間とか
    なんか色々考えちゃった。

    一章一章が短めなのと、
    登場人物もまた変わるので読みやすかった。
    寝る前のちょっとした読書にいい感じ。

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    2023年03月26日
  • 希望のカケラ 社労士のヒナコ

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    ひよっこ社労士のヒナコ
    きみの正義は社労士のヒナコ
    に続く第三弾。

    今の時勢にマッチした社会問題や労働問題が
    ピンポイントで物語になっているので、
    読みながらなるほどと知識を増やしてゆける
    点も読む楽しみの一つです。


    猛勉強の末に社労士の国家資格に合格し
    三年が経ったヒナコが、クライアントである
    会社とそこで働く労働者の要望や希望、
    問題と真っ直ぐ向き合い、双方にとって
    よりよい環境を目指して全力を尽くす物語。

    社労士になったばかりのひよっこから、
    経験を積むことで法に則った正義感だけでなく、
    様々な角度から問題点に目を向け法を守りながら
    法を武器として活用して生きる姿が素敵です。

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    2023年03月19日
  • ランチ探偵 彼女は謎に恋をする

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    ネタバレ

    旅のお共として。シリーズ3作目、5篇の連作短編集。今回はがっつりコロナ禍での話。世相だねー。ランチ合コンもできなくなり、リモートでやったり、テラスでやったり、久しぶりに復活させたり。麗子がおいしいもの大好き、ってのが回を重ねるごとに前面に出てる気がする。もちろん良いことだけど。麗子がお茶を分けることもできないんだと寂しく思うのは非常に共感できた。ほんとマスコミのせいでみんな無駄に心配し過ぎる3年だったと思う。将来、この3年の対策が無駄だったと明かされる時期が来るのだろうか。そして、まだシリーズは続きそうな感じ。

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    2023年03月13日
  • ランチ探偵 容疑者のレシピ

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    ネタバレ

    旅のお共として。シリーズ2作目、5篇の連作短編集。こういう軽いのが旅のお共としては最適だよな。でも読んだ端から忘れてるわ。ゆいかが異動になって、また戻ってくることに。今回も料理はおいしそうだった。部屋に蛇が出た話は怖すぎる。

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    2023年03月13日
  • 冷たい手

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     アパレル店員として働く国枝朱里は、久しぶりに訪ねてきた秋葉典子から、アパレル業界では有名な室町延兼から結婚する予定であることを打ち明けられる。同じ過去の秘密を共有してきた典子が幸せになる…感慨深さを感じる朱里だったが、室町が過去に付き合っていたモデルが騒ぎ出したことで典子はネット上でもさらされてしまい、婚約は破棄となり、そして典子は遺体となって発見される。

     秘密を抱えた主人公、そしてそれを追う刑事の目線で描かれる。過去の行いは、確かに褒められたものではないのかもしれないけれど、その状況なら緊急避難で責められるものでもなく、何かと手を思い出しては苦しむ姿を見ていると、もう赦されてもいいので

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    2023年02月26日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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    「ノゾミくん、こっちにおいで」海の近くで合わせ鏡を作りこの言葉を唱えるとノゾミくんが願いを叶えてくれるという都市伝説。

    本作が恐ろしいのはその願いが叶うと願いを掛けた本人に何らかの災いが起きる事。
    『人を呪わば穴二つ』のことわざが何度も脳裏に過る。

    人間の欲深さを嘲笑うかの様に次々と起きる事件や事故。
    これは人為的な物なのか死者の怨念による物なのか真相が気になり一気読み。

    私も願い事はあるけれどこんな恐怖と引き換えならノゾミくんは呼ばない。
    口裂け女の都市伝説に怯えていた当時を思い出す。

    都市伝説も人の欲望も恐ろしい。

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    2023年02月16日
  • 冷たい手

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    主人公達の過去の事件はものすごく可哀想だし同情する。似たような実際に起きた事件もあるのでとても重い気持ちになった。
    でも今回の物語の犯人と復讐される理由って全然納得いかなかった。ストーリー的に読者の裏をかこうとし過ぎて強引に行き過ぎたのかな。
    過去にとんでもなく辛い目に遭っているのにそれを理由に復讐とかされたらたまらないよなぁと思って読み終わりました。

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    2023年02月16日
  • 希望のカケラ 社労士のヒナコ

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    ネタバレ

    本シリーズは社労士ってこんな仕事なんだな、と思いながら読んでいる。小説だからしょうがないが、不祥事ばかりだな、とも思う。

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    2023年01月30日