水生大海のレビュー一覧

  • 少女たちの羅針盤

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    短編映画のヒロインとしてロケ現場にやってきた舞利亜。
    そこに待っていたのは、書き換えられた台本。
    それは彼女の過去の罪を暴くようなものだった。
    さらに監督からは触れられたくない過去を指摘され、
    撮影では思うように演じられなくなってしまうのだが…

    果たして、彼女をそんな状況に追い込んでいるのは誰なのか?
    というミステリーだけではありません。

    彼女が高校時代に深く関わっていた劇団『羅針盤』の結成から
    ある悲劇までの過去の話も交互に語られている。
    それは舞利亜が一体誰で、何を犯したのかを語るものでもあり、
    青春モノとミステリーを併せ持つようなものに。


    現在と過去、それぞれで進行する謎の真相と

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    2012年09月17日
  • 最後のページをめくるまで

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    本当に最後まで読まないとわかりません!
    どんでん返し 驚き エーってなります

    移動中に読むのに最適な長さで 面白かったです

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    2025年11月25日
  • その噓を、なかったことには

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    先がどんどん気になってくる五篇。4話目の家族が1番豊かなのに1番陰鬱だった。
    基本的に結末や真相は教えてくれないが考察を要するほど難しくもない。

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    2025年11月14日
  • だからあなたは殺される

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    なんとなくはじめの違和感から始まり、後半にどんどん違和感が判明。前半、読むのに少し時間がかかりました。

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    2025年11月08日
  • その噓を、なかったことには

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    どんでん返しの短編集。嘘がきっかけになっているとはいえ、登場人物の自分勝手な考えに、そりゃそうなるよねと同情はもてなかった。

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    2025年11月08日
  • 希望のカケラ 社労士のヒナコ

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    2020年のコロナ禍が舞台。
    感染者数を毎日チェックしては不安に包まれていた、毎日を思い出しながら読みました。
    美容室やお弁当屋さんなど、身近な職場での労務トラブルをヒナコ先生が解決するのですが、成長した分、新たな悩みなどもあり社労士という仕事の大変さに触れることができました。
    2話「甘い誘惑」は…カッコつけた言葉の裏に偽善を感じて、ちょっとイラッとした読後感。
    労務×ミステリー、今回もテンポよく読みやすい一冊

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    2025年10月28日
  • 希望のカケラ 社労士のヒナコ

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    ネタバレ

    コロナ禍における厳しい情勢を思い出しながら読んだ。
    同一労働同一賃金、労災保険、副業、男性育休、、、法律で定められていても、経営者からしたら悩ましい問題だよなと、理想と現実を突きつけられた気がする。
    社労士の立ち位置の難しさを感じつつ、それでも落とし所を探って、一歩一歩前に進むしかないという言葉には勇気づけられた。

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    2025年10月16日
  • だからあなたは殺される

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    読モの女子高生が惨殺された事件を追う刑事の正義。親の離婚で生き別れていた妹の優羽と同居しながら、優羽の協力で事件を探っていくが…
    昌司と孫の桃香の関係性もずっとモヤモヤしながら読んでいたけど、事件の結末とそしてその後のドンデン返しはなかなかなイヤミスでした。

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    2025年10月10日
  • その噓を、なかったことには

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    ネタバレ

    読みやすく、隙間時間でするっと嘘に対する解答に辿り着ける。
    まだ間に合うならばは救いのある嘘で、家族になろうは救いのない嘘。イヤミスと感動系と織り交ぜてあるのかも知れないけど、どっちかに思いっきり振れたものを読んでみたい気もする。

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    2025年10月09日
  • その噓を、なかったことには

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    短編集は苦手だけど、サクッと読めて、もっと続けばいいのに、ここで終わっちゃうのー?という気持ちにならず、
    いい意味で「一つ読み終えたら終わり、はい次の話〜」というメリハリのついた感じで良かったです。

    ほどよくびっくりさせてもらえて、ある程度予想を立てながら、全作品読み終えました。
    特別にこれが面白かった!どんでん返し!
    みたいなスペシャルはなかったけど、全話ほどよく面白くて、忙しい時には短編集はいいですね。

    この短さで、楽しませてもらえるなんて、ありがたいです(^^)

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    2025年10月08日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    印象に残っているのは、育休の話。
    いくら法律で守られているからと言って、利益追求を目的として存在する会社側に余力がないと、育休を取るのは難しいというのは心が痛んだ。
    法や就業規則だけ整えばいいという話ではないのだと感じた。
    ———————————-
    個人的に、余力がある会社で育休を取れた私は恵まれていたと思うが、マミートラックは苦しかった。
    やりがいよりも生活が大事というところでなんとか踏ん張ってきたが、自分が荷物になっているという感覚はつらく、自分はここでは役に立てないという確信が退職を決意して、社労士を目指すことを検討している。
    資格は手段で、その先に何を実現したいのかが大事だと考える。

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    2025年10月02日
  • 救世主

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    名古屋の繁華街で発見された男性の遺体。
    被害者は縫製工場のひとり息子で、素行が悪く逮捕歴もあり、周囲から恨みを買っていたこともあって容疑者は多くいました。

    捜査を進める刑事は、被害者がベトナム人技能実習生のマイに強引に迫っていたことを知ります。しかしマイは行方不明で、残されたのは「救世主」という謎の言葉だけ。彼女の失踪の理由がわかったとき、予想もしなかった真相に驚かされました。

    捜査の中で覚えた違和感をあきらめずに突き詰め、真実を追い求める刑事の姿はとても印象的で、真っ直ぐな正義感に強く惹かれました。

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    2025年10月01日
  • その噓を、なかったことには

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。――家に帰宅すると、なんと男が死んでいた……「妻は嘘をついている」。
    人気ロックバンドの新曲MVに出演したことで、日常が嫌な方向に向いていく……「まだ間にあうならば」など、心地よさも心地悪さも味わえるミステリ短編集。

    【個人的な感想】
    「妻は嘘をついている」が個人的には面白かった。
    短編でサクサク読めるのもおすすめポイント。
    最後の「あの日、キャンプ場で」では、結局結末は?どういう手段で殺したの?がよく分からなかった。

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    2025年09月27日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    高校時代の親友が社労士を目指して勉強を始めたというので、どんなお仕事なのか小説を通して知りたくて読んだ。多岐にわたる仕事内容(保険料の計算、就業規則の作成、コンサルティング……)がよくわかり、そこにドラマもあるので、お仕事小説として面白かった。明るくほっこり系のお話かと思いきや意外とダークな面も多く、それはそれだけ人々が自分の仕事や生活に精一杯だからであって、そこに切り込んでいかなければならない社労士って大変なんだろうなぁと実感した。雛子の正義感がちょっと空回りしている感があり、社労士という立場とはいえそこまでやっていいのか? と疑問に感じるところが多々あるのと、各話の終わりがいまいちすっきり

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    2025年09月16日
  • オレと俺

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    ミステリーも入り混じった、入れかわり。
    じいさんと孫の。

    ミステリー感より、人間の成長に視点をおいた方がよい。
    でもどちらにしても物足りない。

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    2025年09月07日
  • その噓を、なかったことには

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    短編集
    どんでん返し度の高さでは「家族になろう」が一番「うへぇ」と思った。

    他は…そこまでどんでんとは思わなかったけど、面白かった。
    なんとなく女性の強さとか強かさみたいなのが全編に漂っていて、男性は影が薄めに感じた。
    「まだ間に合うならば」は「その嘘」がどの嘘なのか、ちょっとよくわからなかったなぁ…私まだまだだなぁ

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    2025年08月28日
  • その噓を、なかったことには

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    好きなのは「妻は嘘をついている」と「家族になろう」かな。前の『最後のページをめくるまで』よりはドンデン返しみは薄かったかもだけど、どの作品も微イヤミスで良かった。

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    2025年08月25日
  • その噓を、なかったことには

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    おもしろかった!
    そんなに意外な展開、というわけではなかったけど、読みやすくて軽く一気に読めて、前の2作に比べたら読後感も悪くなくてよかった。

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    2025年08月14日
  • その噓を、なかったことには

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    「妻は嘘をついている」「まだ間にあうならば」「三年二組パニック」「家族になろう」「あの日、キャンプ場で」5話の嘘にまつわる短編集。どちらかといえば、嫌ミス。やっぱり嘘はよくないですよ。

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    2025年08月14日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ホームズ、ルパン、ポアロ、ミス・マープル、ジェームズ・ボンド……世界の名だたる探偵たちをオマージュした作品集。馴染みのある作家さんも多くて面白かったし、各話の最後にある《ガイド》も読み応えがあった。紹介されている作品も読み返したくなる

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    2025年08月09日