水生大海のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「少女たちの羅針盤」。
このタイトルがとにかく素敵。
解説によると、当初は「罪人いずくにか」という
タイトルだったようだけど、これは変更して正解かと。
現在と過去を交錯させた面白いミステリ。
館モノのミステリを題材にしていながら、
輝くのは過去の少女たちの青春物語。
4人それぞれがそれぞれにいろんな想いを抱えて、
それでも演劇というひとつの目標に向かって進んでいく。
キラキラと輝いてる。
だからこそ、だからこそ、訪れる悲劇がとても悔しい。
読んでいて、本当に嫌になる。
それだけ作品の中で4人が生きているということか?
現在の物語が完結した後、成長した少女たちはどうなるのだろう?
それがと -
Posted by ブクログ
短編映画のヒロインとしてロケ現場にやってきた舞利亜。
そこに待っていたのは、書き換えられた台本。
それは彼女の過去の罪を暴くようなものだった。
さらに監督からは触れられたくない過去を指摘され、
撮影では思うように演じられなくなってしまうのだが…
果たして、彼女をそんな状況に追い込んでいるのは誰なのか?
というミステリーだけではありません。
彼女が高校時代に深く関わっていた劇団『羅針盤』の結成から
ある悲劇までの過去の話も交互に語られている。
それは舞利亜が一体誰で、何を犯したのかを語るものでもあり、
青春モノとミステリーを併せ持つようなものに。
現在と過去、それぞれで進行する謎の真相と