水生大海のレビュー一覧

  • 最後のページをめくるまで

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    どんでん返し系短編集として普通に面白い。長編小説を読んでちょっと疲れた時などに丁度いいサイズ感。
    全部で5編入ってるが、全く関連はなく全て独立した話。個人的には「わずかばかりの犠牲」と「監督不行き届き」が面白かった。
    5話目の「復讐は神に任せよ」でひとつわからなかったのは、何故冒頭のシーンで須田が8階にいたのか?だ。2階に住んでいるはずなのに、何の用事があったんだろう?

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    2025年08月05日
  • ランチ探偵

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    気軽に読むことができるミステリーは久しぶり。
    個人的にはサクサク進めることが出来て満足!

    内容は、ランチ合コンに繰り出す阿久津麗子と、ミステリマニアな天野ゆいかのコンビが織り成す、日常×安楽椅子ミステリーといった所だろうか。
    短編で、一つ一つの完成度が高い。
    それぞれのタイトルも洒落がきいている。
    短い時間(昼休み+時間有給)で合コン相手から話を聞き、謎を解くスタイルが現代っぽく新鮮。
    続編も出ているみたいなので期待したい。

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    2025年07月21日
  • その噓を、なかったことには

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    オーディブルで。どんでん返し系短編。
    『妻は嘘をついている』家に帰ると見知らぬ男の遺体が。妻の浮気を疑うも、妻によって疑惑は晴らされる。が、娘のインスタによってそれが嘘だとわかり、そして、同じことが自分の身にふりかかる。
    『まだ間にあうならば』売れない俳優の女の子が、推しアイドルのMVでの彼女役に抜擢されたことで、同じファンからの攻撃を受ける。攻撃してくるのは、かつての推し仲間だと思っていたが、意外な人物だった。
    『三年二組パニック』卒業式である人物への復讐をするという噂を聞きつけ、クラス内の揉め事に頭を悩ませる担任。当日告発されたのは、その担任だった。
    『家族になろう』身分違いの恋のため、反

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    2025年07月21日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    ▼不勉強で世間知らずだったので、「社労士(社会保険労務士)」という存在や、その仕事役割については何も知りませんでした。その意味では「へ~」に満ち溢れた愉しい本でした。働き方や従業員の保険、などなどのプロフェッショナルを置く余裕がない企業では、社労士んさんが大きな役割を担っているのですね。

    ▼連作短編。「お仕事物」でありつつ「ライトなエンタメ」というゾーンを狙って、かなり健闘されていると思いました。ただ、当然ながら難しい問題が毎回起こるので、フィクションの力で各話をさわやかな終わり方にする、、、というのはやりきれてはいません。仕方のないことですが。だから問題提起があって、当然ならが構造的な解決

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    2025年07月17日
  • その噓を、なかったことには

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    登場人物の誰かが嘘をついており、最後に種明かしされるという、ミステリ短編集です。
    読後感からすれば、イヤミスと言ってもいいかもしれません。
    確かに、ああそれが真相なのねとは思いますが、どんでん返しとも思えず、しっくりもせずのお話が大半でした。

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    2025年07月08日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ホームズとルパンは染み付いてるが、よく知らない探偵はオマージュかどうかもピンとこないので、普通に好きな作家さんのアンソロジーとして読んだ。

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    2025年07月05日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    杉江松恋さんの海外ミステリ入門ガイドが素晴らしかった。初学者への手解きとして、とてもわかりやすくて、もっとミステリのことを知りたくなるようなアプローチの仕方だと思った。「作者は犯人の味方」。なるほどなぁ。確かに。

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    2025年06月23日
  • 冷たい手

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    ネタバレ

    犯人が誰なのかハラハラしながら読みました。
    意外な結末だったけれど、新しい人物を出してくるのはちょっとずるいなぁと思います。

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    2025年06月17日
  • その噓を、なかったことには

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    『まだ間に合うならば』
     嘘はなかったことには出来ないんですよ。残念ながら。だから風香宛の手紙を回収できる可能性は、あなたにはないんですよ。きっと。
     そう読み取ってしまう自分には他人に起きた不幸を面白がってしまう意識があるってことなのかと怖くなる。物語の中だけの気持ちとしてしまっておこう。

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    2025年06月15日
  • その噓を、なかったことには

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    5つの短編から成る小説です。

    それぞれの物語には日常の中に潜む不穏さや、人間の内面にある嘘や秘密が描かれており、読んでいて思わず引き込まれるような雰囲気がありました。
    ストーリーの設定やテーマ自体はとても私好みで、読む前から期待していたのですが、読み終えた後には、どうしても拭いきれないモヤモヤが残ってしまいました。

    その理由のひとつが、どの短編も「結末」が描かれていないことです。
    物語が盛り上がってきたところで、突然プツンと終わってしまう。
    まるで、話の途中で誰かに本を取り上げられたような気分でした。
    まさに「尻切れトンボ」という言葉がぴったりで、「え?ここで終わり?」という戸惑いが何度も

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    2025年06月12日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ネタバレ

    【収録作品】
    楠谷 佑「パブリック・スクールの怪事件」…ホームズ&ワトソン
    ガイド第1回 ミステリのおもしろさ。
    辻 真先「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」
    ガイド第2回 名探偵とは誰でしょう?
    斜線堂 有紀「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」…ポアロ
    ガイド第3回 トリックとは何か?
    水生 大海「一つの石で二羽の鳥を殺す―To kill two birds with one stone.」…ミス・マープル
    ガイド第4回 推理とは何か?
    青崎 有吾「シチリアオレンジジュースの謎」…エラリイ・クイーン
    ガイド第5回 どんでん返しとはなんでしょうか。
    阿津川 辰海「オムレツは知っていた」…ネロ・ウ

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    2025年06月10日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    水生大海が読みたかったのに
    既に読んでた作品だったᐠ( ᐝ̱ )ᐟꉂ笑꒱

    イヤミスもファンタジーもあって
    全体的にクセ強かった( ›ω‹ )

    しいていうなら岡崎琢磨さんがよかった*⸜( •ᴗ• )⸝*
    やっぱり自分はイヤミスが好きらしい(*´°`*)

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    2025年06月05日
  • あなたが選ぶ結末は

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    どんでん返しシリーズ3作目✩︎⡱

    1作目が1番面白かったかなᐠ( ᐝ̱ )ᐟ
    こういうどんでん返しか~という感じのお話。

    短編だから読みやすいけど
    期待していた方向と違って物足りなかった( ›ω‹ )
    イヤミスなところはよかったけど
    全体的にちょっとわかりにくかったかもᐠ( ᐝ̱ )ᐟ

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    2025年06月05日
  • 希望のカケラ 社労士のヒナコ

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    社労士という仕事を知れた作品!
    企業や労働者の社会保険や労働に関する課題を解決する仕事。
    作品を読んで、興味が湧きました!
    それぞれヒナコの成長物語でした!

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    2025年05月16日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    社労士という仕事を知れた作品!
    企業や労働者の社会保険や労働に関する課題を解決する仕事。
    作品を読んで、興味が湧きました!
    それぞれヒナコの成長物語でした!

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    2025年05月16日
  • きみの正義は 社労士のヒナコ

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    社労士という仕事を知れた作品!
    企業や労働者の社会保険や労働に関する課題を解決する仕事。
    作品を読んで、興味が湧きました!
    それぞれヒナコの成長物語でした!

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    2025年05月16日
  • その噓を、なかったことには

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    ネタバレ

    一番後出し感もあるし、それは現実味がなさすぎると思いつつも、もしかしたら妻が自分の姉であるかもしれないと疑念が湧いた「家族になろう」が一番好き。あまりにも想像できない展開だったからかも。

    逆にネットでの嫌がらせに困っていた「まだ間に合うならば」はほぼ想定通りだった。
    帯でイメージしていたほどの、どんでん返しはあまり感じられず、肩透かしなのは同作家の別作品と同様。久々にイヤミスを読んだな…という後味の悪さ。
    ラストの「あの日、キャンプで」の意味深な強調で真相が分からなくなった。

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    2025年05月15日
  • ランチ探偵

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    たまたま本屋で見つけました。

    ドラマ化に良さそうな作品だな〜っと思っていたら、既にドラマ化されていてびっくり。

    「すべての構図が、見えました。」とゆいかが言う度に、ここから推理が始まるぞ〜とわくわくしました。推理内容はちょっと無理があるんじゃないか?と思う所はあったけども。物語のアウトラインが分かりやすくて読みやすかったです。

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    2025年05月13日
  • その噓を、なかったことには

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    読んでいる時は面白くあっという間に読んでしまった!
    でも数日経つとどんな話だったか全く覚えておらず、、印象に残る話ではないかな。

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    2025年05月12日
  • あなたが選ぶ結末は

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    どんでん返しの短編集。
    どの作品もサクッと読めて嫌な後味。
    前作の最後のページをめくるまでの方がイヤミス感は強かったけどこちらも面白く読めた。
    4話のきみのための探偵が個人的に好き

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    2025年05月06日