水生大海のレビュー一覧

  • ランチ探偵

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    てっきり料理に纏わるミステリだと思っていた。物語は飽きることなく一気読み。理由は分からないけど、なぜか主人公に惹かれる。続編も読みたい。
    あらすじ(背表紙より)
    お昼休み+時間有給、タイムリミットは2時間――大仏ホーム経理部のOL・阿久津麗子は、同僚の天野ゆいかを誘ってランチ合コンへ。恋人に振られたばかりでいい出会いを求める麗子だが、なぜか男性陣から持ち込まれる話題は、犯人探しや暗号解読ばかり。深夜に動くエレベーター、金曜日に大量の弁当を購入する美女、ストーカー事件の真犯人、失踪した新婦が残したメッセージ、アパートの窓に日替わりで現れる動物、消えた結婚指輪。ミステリマニアのゆいかは、それらの「

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    2016年12月31日
  • ランチ探偵

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    アームチェア探偵物の日常系ミステリ。
    解決の場は、だいたいレストランだったり合コン中だったりするのだけど、実在する店を紹介する話だと、更に面白いかも。

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    2016年10月22日
  • 君と過ごした嘘つきの秋 (新潮文庫nex)

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    ○"バラバラ死体"と高校生とちょっとの嘘
    水生大海先生の、風見高校シリーズ第2弾。

    ある日友樹が登校すると校舎のそばに見えたのは・・・バラバラ死体!?
    と思いきや骨格標本だったのだが、それだけでも学校では大問題だ。
    話は前日の日曜日にさかのぼり、教育実習に来ていた久遠寺先生が書いた小説を映画化しようと映画研究会に協力して友樹たちも撮影に参加して屋上に来ていた。
    おそらく屋上から落とされたと思われるため、疑われたのは友樹たちも含む映画の撮影に協力していたメンバーだったが、いや俺らってちゃんとカギかけたよね?
    そしてその骨格標本はどうやら映画研究会の部室から盗まれたらしい。

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    2016年09月03日
  • 千福万来! まねき猫事件ノート 化け猫の夏、初恋の夏

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    シリーズ二作目。猫好きとしてはもうマネコにめろめろです。どのバージョンも可愛い! 化け猫でもかまいませんってば。
    今回も凪の周りで巻き起こる様々な事件。ミステリとしてだけではなく、凪の成長を描く青春小説でもあるのかも。はらはらしながらもさわやかな読み心地で、そして続きももっと読みたくなってしまいます。

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    2016年07月23日
  • 夢玄館へようこそ

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    素直で可愛らしい文体ではあるが、
    内用はなかなかにヒネクれている(^ ^;

    主人公は無職の女の子。
    伯母さんが入院している間、
    代理でアパートの管理人を務めることに。
    が、いつの間にかアパートは、
    小さなショップの集合体となっていた。

    そのショップの「夢見る主人」たちが、
    一癖も二癖も三癖もあって(^ ^;

    でもそれぞれにきちんとストーリーがあって、
    やな奴と思ったら、実はいい人だったり、
    でも本当はもっとやな奴だったり(^ ^;

    だまし合い、化かし合い、まっすぐで、でも
    したたかでしぶとい登場人物たち。
    好きにはなれなくても、共感できる部分もあって。

    「恋心」は、すべてのトラブルの

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    2016年06月09日
  • エール!(2)

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    最後に2を読みました。
    じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
    PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われるかたちで入社した星湖さん。追い詰められた状況から展開する話に、できすぎてると感じるところがあっても、これを構成した小説家の技を素直に楽しんでしまいました。
    ほかにも、名前を知っていても読んだことのない作家さんに出会えるのが、アンソロジーのよいところですね。

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    2016年04月30日
  • 千福万来! まねき猫事件ノート 化け猫の夏、初恋の夏

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    1話目は心情的には理解できるけど、この解決はないかな。自分だったらこれを仕組んだ人間とこれ以降つきあえるとは思えないな。

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    2016年03月12日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    働く女性アンソロジー、第二弾。
    今回は、下記のラインナップ。
    スイミングインストラクターが主役の「ジャグジー・トーク」…こうやって言い合える同期がいるのは良いよね。いるだけで大分気分が楽になる。
    社会保険労務士が主役の「五度目の春のヒヨコ」…これ良かったな。ミステリーっぽい雰囲気もあり、飽きのこない展開の仕方だった。丹羽さんが良いね。かっこいい。あんな女性近くにいたら良いね。
    宅配ピザ店店長が主役の「晴れのちバイトくん」…マネージャーとして働く女性って多いと思う。私の親友もショップの店長やってるし。管理する立場ならではの悩みは必ず存在する。そんな女性に、あるある!と共感してもらえるであろう作

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    2016年02月21日
  • 結城屋質店の鑑定簿 あなたの謎、預かります

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    質屋という商売のことを色々知れたのは面白かった。特に古物商との違い。
    最後はちょっときれいにまとまりすぎなのと、おばばがスーパーすぎな気もしました。

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    2016年01月23日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    ◎消せない過去、5年前に向かって謎を解く

    水生大海先生の、風見高校シリーズ第1弾。

    風見高校に進学した響は、できれば会いたくなかった人たちと、高校生活が始まった直後に会ってしまうことになった。5年前、校外学習でやってきたメンバーたちだ。
    あんな事件がなければよかったのに。今までそれで苦労してきたのに。

    友樹、紀衣、ユカリ、宙太。それぞれ響の存在に気づき、それなりの距離の取り方をするが、なかなか響との距離は縮まらない。
    5年前の事件を引きずったままはじまり、そのままずるずるとその事件が文化祭をきっかけに発覚してしまう。
    黒板にこれ見よがしに書いてあった言葉は、明らかに響が呪いの原因の「佑姫

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    2016年08月29日
  • 君と過ごした嘘つきの秋 (新潮文庫nex)

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    「消えない夏」シリーズ続編。
    前回と同様に探偵役は宙太で、過去の事件を紐解く。前作との違いは学校内で起こった事件という点と自分たちの事件では無いところ。
    心理描写などは前作よりも詳細。章毎に語り部が異なる為、誰だか分からなくなる事もあるが、色々な目線であり面白い。
    派手な事件では無いが、解決の後にさらに展開が準備されており飽きさせない。

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    2015年10月08日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    青春ミステリ。比重は青春が8割。
    小学校の頃の事件、高校の女子社会、文化祭、先生に抱く恋心、おまけに宝探しと青春要素はたっぷりとある。
    それぞれのキャラ付けはあとがきにも書かれているように5人戦隊風。
    続編もあるようなので楽しみ。

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    2015年09月16日
  • 君と過ごした嘘つきの秋 (新潮文庫nex)

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    「消えない夏…」の続編。

    登場人物紹介の序列は「宙太・ユカリ・友樹・響・紀衣」となり、前作と比べ宙太とユカリの比重が高まった。

    今回はほとんど全て校舎内でのシーンばかり。学園推理ものシリーズとしての様式がほぼ固まった感じがする。5人のメンバーや脇役の役割もイイ感じに固まって来ているように思うし、続編が楽しみだ。

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    2015年06月30日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    学園モノ推理。

    風見高校1年生「響・紀衣・友樹・宙太・ユカリ」の5人が関わった過去の事件にまつわる謎解き。

    節ごとにメンバー5人の主観視点が入れ替わりながら、物語が進むが、節の冒頭に誰の視点かが示されているので混乱することは無い。

    正義正論の委員長。投げやりな担任教師。ドロドロしたクラス内女子トークなどなど、いや~な感じのリアリティが渦巻く。

    なんとなく“名前探し”“冷たい校舎”といった初期の辻村作品に近い感じ。ぼくの夏休みにも似たノスタルジックな夏の出来事という雰囲気好きだわ。

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    2015年06月30日
  • 少女たちの羅針盤

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    高校生4人が立ち上げた劇団「羅針盤」、その中の一人が殺害された。数年後、舞利亜という売れない女優が短編映画のヒロインを演じることになったが・・・。映画→原作。この順で観てよかったと思う。原作では少ししか描かれていない劇中作が映画でアレンジされていたが、ユーモアがあって面白かったのでそれを思い出しながら読むことができてよかった。映画の女優さんたちやロケーションを思い出しながらお話を読み、映画では描かれていなかった場面、変更点などを見つけて違いを楽しむこともできた。ミステリーより青春小説の要素が強い作品。

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    2015年05月19日
  • 夢玄館へようこそ

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    夢を追い続けるということの、いい面と悪い面をまざまざと見せつけられる。そんな連作短編。部活動みたいな感じもあってのほほんとした雰囲気もありつつ、人のイヤな面も見せられる。
    夢に対する考え方、夢を持ち続けているかどうかで、だいぶ見え方が変わってくる作品だと思う。

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    2015年04月06日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    坂木司で検索して見つけた本。6編のアンソロジー。働く女性を応援する、がコンセプトみたいで、いろいろな仕事が出てくる。微妙につながりがあるとこもいい。怪我をさせるというミスを犯した私にもタイムリーな本だった。そして、もっとがんばらなくていいというか、ニートの本を読んだばかり、という点でもタイムリー。最後の初野晴「ヘブンリーシンフォニー」だけイマイチなじめなかった。この人、前にもみたことあるのにな。

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    2014年08月02日
  • エール!(2)

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     確かに元気になれる。働く女性の悩みのパターンに応じて、物語がありなるほどと思わせてくれる。個人的には、ピザのアルバイトの学生に悩む女性上司の気持ちがよくわかる。

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    2014年06月15日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー。
    女性向け、なんでしょうが、そんなに限ってしまうのはもったいない。
    男性が読んでも十分に勇気づけられる本だと思います。

    働く女性の葛藤、が多いんだろうけど、女性に限った話ではなく、みんなに共通する思いなんだろうなー。
    3集も一気に買って、これから読みます。

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    2014年02月01日
  • 少女たちの羅針盤

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    現在と過去を交互に織り交ぜながら、過去の殺人犯と現在の脅迫犯を探るお話です。
    ナイーブなお年頃である女子高生たちが魅力的です。特に「言っていることは一人前だが、まだまだひよっ子」と思わせる「青臭さ」がとても良く描かれています。優れた青春小説だと思います。
    伏線などの手掛かりから真相に辿り着けるような本格モノではありませんが、サスペンス性がある展開なので、ミステリーとしての醍醐味も十分に味わえる作品だと思います。

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    2013年08月11日