水生大海のレビュー一覧

  • エール!(1)
     働く女子への応援小説らしい。確かに少し元気が出るかも。みんな悩んでるんだなあって思うから。短編でどれもカラッとしているのもいいかも。
  • エール!(1)
    「女性のお仕事小説」のアンソロジー。
    それぞれ実力がある作家さんが揃っているだけに、どの作品にも安定感があってハズレはありません。
    全編が文庫オリジナルの書き下ろしとのことですが、互いに少しだけ情報が共有されているのか、他編の主人公がほんの少しだけ、しかもボヤかした表現で登場するところも面白いです。...続きを読む
  • エール!(1)
    たまたま近藤史恵さんが読みたくて買ったアンソロジー。
    これが、結構良かった。想像以上だった。
    単にエールをもらうだけな小説を想像して読んだので尚更。
    こういうアンソロジーは当たりはずれが多いんだけど、これは良かった。

    お気に入りは「ウェイク・アップ」「イッツ・ア・スモール・ワールド」
    あと近藤さん...続きを読む
  • エール!(2)
    働く女性アンソロジー第2弾。
    ミステリ界隈で聞く名前の方に釣られて読んでたけど、仕事小説も無難にこなすなぁ。

    スイミングインストラクター:坂木司「ジャグジー・トーク」
    社会保険労務士:水生大海「五度目の春のヒヨコ」
    宅配ピザ店店長:拓未司「晴れのちバイトくん」
    遺品整理会社社員:垣谷美雨「心の隙間...続きを読む
  • 少女たちの羅針盤
    現在と過去を交互に織り交ぜながら、過去の殺人犯と現在の脅迫犯を探るお話です。
    ナイーブなお年頃である女子高生たちが魅力的です。特に「言っていることは一人前だが、まだまだひよっ子」と思わせる「青臭さ」がとても良く描かれています。優れた青春小説だと思います。
    伏線などの手掛かりから真相に辿り着けるような...続きを読む
  • 少女たちの羅針盤
    おもしろかったです。
    犯人は徐々にわかってくるものの、誰がまりあに実際に脅迫状を送ってたのかがわからなかった~。
  • エール!(2)
    お仕事アンソロジーの2冊目。

    働く女子はカッコイイ。
    それはとっても。

    どれも面白かったけど、
    1よりもちょっといろんな環境の女子がえがかれてたかな。
    子どもを持つ人が働く時のあのジレンマ、
    それはとっても、あの頃の心を
    ギューッと掴まれたようだった。
    なので
    垣谷美雨の「心の...続きを読む
  • 少女たちの羅針盤
    映画化された作品だとは知らず、読んでみたいなと思い呼んでみました。現代と過去との時間軸が章によってかわり、現代の主人公は過去の誰なのか、いったい誰を殺したのかってのがハラハラさせられながらみれます。
    そしてまさかのまさか、あの子が死んで、まさかのまさかであの子が犯人で……かなりびっくり出した。
    最後...続きを読む
  • 少女たちの羅針盤
    過去と現在を織り交ぜていて、目的地が分かるまではちょっと退屈な感じがしたけど後半の展開が好きでした。
    「あの子の復讐は私達の手で!」
    という帯に惹かれて買いました。
    友情っていいな(笑)
  • 少女たちの羅針盤
    面白かった。
    ちょっと台詞が誰が話してるのかわかりにくいし、かなめと蘭のキャラがぶれてる気がしないでもないけど作り方がとてもよく引き込まれた。
  • 少女たちの羅針盤
    「少女たちの羅針盤」。
    このタイトルがとにかく素敵。
    解説によると、当初は「罪人いずくにか」という
    タイトルだったようだけど、これは変更して正解かと。

    現在と過去を交錯させた面白いミステリ。
    館モノのミステリを題材にしていながら、
    輝くのは過去の少女たちの青春物語。

    4人それぞれがそれぞれにいろ...続きを読む
  • 少女たちの羅針盤
    売り出し中の女優が洋館で映画撮影を行う章と
    4年前の高校生時代に羅針盤という劇団を立ち上げ活動する章と
    交互に展開される。

    劇団で死者が出て、主人公が殺したらしいという情報が
    第一章の最後にあり、
    劇団4人の中で主人公は誰なのか、
    殺されたのは誰なのかということを探っていくのが主題。
  • 少女たちの羅針盤
    短編映画のヒロインとしてロケ現場にやってきた舞利亜。
    そこに待っていたのは、書き換えられた台本。
    それは彼女の過去の罪を暴くようなものだった。
    さらに監督からは触れられたくない過去を指摘され、
    撮影では思うように演じられなくなってしまうのだが…

    果たして、彼女をそんな状況に追い込んでいるのは誰なの...続きを読む
  • あなたが選ぶ結末は
    意外な結末が待っていると思うと、心なしか頁を捲るスピードも速くなってしまう。
    どんでん返しがあるよって知らされていても、結局分からなくて驚かされる。
    これが楽しい。
    個人的に『きみのための探偵』の主人公は嫌いだけど、そこに繋がるのか〜!と頭を抱えたくなる結末は嫌いじゃない。
  • 最後のページをめくるまで
    1日で読んじゃった。なかなかうまいなあ、と思うけど、はじめの話以外は、結果が残念。ハッピーなどんでん返しが欲しいなぁ。
  • 最後のページをめくるまで
    5つの異なる短編ミステリーが詰まった本。

    短いのにどれも驚きがあって面白かった!
    サクサク読めて短時間で
    どんでん返しを味わいたい人におすすめかも!

    一つ目の「使い勝手のいい女」から
    ミスリードされたなあ。

    私的には「わずかばかりの犠牲」が1番ゾッとした。
  • 最後のページをめくるまで

    たしかに最後のページで

    どんでん返しというのだから、どう話が展開するかと想像しながら読みました。
    あっと驚くような結末ではありませんでしたが、それでも「なるほどねぇ」と思わされる話ばかりでした。
    読んだあとになんとなくスッキリしないようなするような、でも読みやすい本でした。
  • 最後のページをめくるまで
    短編5篇のミステリー。
    それほどの驚きがあるどんでん返しではなかった。
    「わずかばかりの犠牲」と「監督不行き届き」がよかった。
  • 最後のページをめくるまで
    気になってたので。
    けど、思ったよりも最後のページによるどんでん返しはなかった。

    わずかばかりの犠牲が好き
  • あなたが選ぶ結末は
    「それは財布からはじまった」が一番好きかなー。
    全体的に登場人物が結構クセモノだった。個人的には『最後のページをめくるまで』の方がドンデン返し感はあった気もするかな?