ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • ハムレット

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     ハムレットで私が一番好きなシーンは、お約束ですが御前試合とオフィーリアの狂乱シーン。お花を渡すところ。
     岩波はやっぱり固いんだけど、もうちょっと白痴的な口調で書いてあるのを以前読んだんですよ。
     あれはどこの出版社だったんだろう・・・。生意気にも小学校の低学年で辞書引きながら読んだので印象に残ってるんです。
     そっちの方が好きかな?
     岩波では王妃にヘンルーダを渡して、
     『あたしにも少し、とっておきましょう』
     と言うシーン、その前に読んだ本では
     『あたしにも、すこうし、ね』
     と言って笑うんですよ。
     この微妙な違いが!あれは一体どこの出版社だったのかなあ。読んだ時に、やったら古い本

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    2011年12月03日
  • マクベス

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    ヴェニスの商人より面白かった。魔女とか出てくるファンタジックな内容の話が好きだからか。魔女たちの予言に翻弄されて滅ぶ者、戦う者、巻き込まれるもの。魔女を色んなものに置き換えれば、どこにでもありそうな話になるんじゃなかろうか。
    それよりも、マクベスが、「何者だ貴様は」と訊かれて「聞けば身の毛がよだつ名前だ」って応える場面で一つ思った。「マクベスを演劇でやる際、役者は公演中「マクベス」という単語を口にしてはならない。口にしちゃったら公園会場を悪態をつきながら何周かしなきゃいけない」というジンクスがあるらしいのだけど、もしかしてこのセリフが起源なんだろうか。

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    2010年10月04日
  • ヴェニスの商人

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    友人のために悪徳金貸しから
    自分の肉1ポンドを担保にお金を借りた主人公。

    最後にキレイおさまる結末など
    1時間くらいで読めるのに濃密な内容。

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    2010年09月22日
  • シェイクスピア全集 お気に召すまま

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    1年ぶりのシェイクスピア。

    読んでいなかった名作がありました!!
    面白かった。実に面白かった。
    シェイクスピアのコメディ、ラブロマンスの部門でかなり上位に入るでしょう。
    とはいえ、どこかで読んだような設定が多いのは否めません。
    女子が男子を演じて恋を試すのは、まぁ良くある設定。
    少年男優が女子を演じていて、さらに男子に化けるという性倒錯設定は、見る者に妙な世界観を与えるのに効果的よね。
    今回は、結構鋭い女子目線の台詞が多ございました。

    解説も非常に興味深くよみました。
    今回はかなり明確な「原作」がありそうですね。
    シェイクスピアの作品ではありますが、天才脚本家としての作品でしょうか。
    そし

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    2010年07月20日
  • シェイクスピア全集 アテネのタイモン

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    初・真面目シェイクスピア。話の謎が多く残ります。本来はもっと長い作品なんだけど、随所随所で抜け落ちてしまっている感じ。

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    2011年01月06日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    私が初めて読んだシェークスピア。悲劇とはこういうものかと衝撃を受けた(ちょっと大げさだが)いい人もみんな死んでしまう救われなさが古いのに私には新しい経験だった。中に登場する道化のユーモアもすごく気の効いたセリフで面白い。

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    2010年06月08日
  • 新訳 ヴェニスの商人

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    こういう新訳には「新訳」としての価値がじゅうぶんにあるのではないか、と感じます。(普及版である文庫だし)。アル・パチーノ主演の映画にも触れた訳者あとがきも興味深い(あとがき自体は映画公開の直前に書かれたものみたい)。「シャイロック」にどれだけ肩入れするか(できるか)で、この劇の印象が変わってくるというのは当然のこと。そのへんも勘案された、「上演を目的」ともされる新訳です。だから流れがいい。途中、まるでヴェネツィアのゴンドラに揺られているような(ヴェネツィアにもゴンドラにも詳しくはないが)リズムの「うた」が印象的です。私はやはり「詩人」としてのシェイクスピアもまた、とても好きみたいです。

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    2011年07月19日
  • 十二夜

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    これは面白かった!
    シェイクスピアの喜劇を数多く読んでるわたしでもベスト3には入れたいな。

    船が難破して、双子の兄と生き別れになったヴァイオラ。
    彼女は男装してシザーリオと名乗り、その土地の領主オーシーノ公爵に仕えることとなる。
    彼に小姓としてすっかり気に入られ、またヴァイオラも彼に恋心を抱くようになるが、その信頼ゆえにヴァイオラはオーシーノにあることを頼まれるようになってしまう。
    それはオーシーノの思い人、オリヴィアに恋心を伝えること。
    美しい令嬢オリヴィアはオーシーノを袖にするが、伝令に来た男装したヴァイオラを好きになってしまう。
    そこに執事マルヴォーリオも、オリヴィアは自分のことだと勘

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    2010年06月06日
  • ヴェニスの商人

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    これはすごいぜ。面白いぜ。
    名台詞も多く、ユダヤ人金貸しシャイロックはあまりに有名なこの作品。

    主人公は商人アントーニオなんだよね?多分・・。
    お姫様が求婚者に箱を選ばせたり、ちょっとかぐや姫的な展開もありつつ。
    とにかく主人公とその親友ふたりの友情が濃い。
    何かの論文読んだとき、アントーニオはバサーニオへの執着が、シャイロックは金への執着があまりに強すぎて主人公にはなれない、みたいなことが書かれていて、ああそういう分析もできるんだな、と思った次第です。
    これたぶんアントーニオとバサーニオのホモセクシュアル的な分析とかもいける作品だよね。
    ポーシャとの指輪をアントーニオのために渡してしまうと

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    2009年10月04日
  • お気に召すまま

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    社会の教科書にもでてきますよね!?
    この著者の名前は。。。
    内容は、やはり劇をみたい!
    単純にそう思いました。
    どっかやってないかにゃーん(= ̄▽ ̄=)ニィーーッ

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    2009年10月07日
  • オセロー ――シェイクスピア全集(13)

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    この訳本は恐ろしく有能です。
    原文とこれを対照しながら読んでくだけでも、かなりの作者の実力が伺われます。

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    2009年10月07日
  • じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ

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    じゃじゃ馬ならしたのしいーと思ってた気がするんだよ。たしかスラップスティック的な恋愛喜劇だった気がするんだよ。じゃじゃ馬はわたしだからつかまえてよ!と思ったと思うんだよ(究極に知らない)空騒ぎもたのしかった気がするんだよ。ドタバッタコメディーだったと思うんだよ。すごい楽しかったことしか覚えてない。

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    2009年10月04日
  • ジュリアス・シーザー

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    読みやすかった。引き込まれた。やっぱりすごい!!!

    There is a tide in the affairs of men.

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    2009年10月04日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    全てを失い
    雷鳴の中に放り出され
    丸裸になった二本足の動物が
    絶命の間際に得たものは、
    束の間の「喜び」だった。

    仕合わせ者。

    生まれたばかりの赤ん坊が
    どうして泣くのか
    アナタは知っていますか?

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    2009年10月04日
  • リア王

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    言うまでもなくシェークスピアの名作。
    王が突然引退を決め、その後継として、3人の娘に対し自分への愛情をテストする。
    しかし、王の期待はもろくも崩れ去り、気がふれてしまった王は全てを失い、絶望の中、森をさまよう。
    愛情と憎悪、忠誠と謀反、期待と絶望、栄華と零落。まさに悲劇。
    訳も、実際に話しているような言葉。話しかける相手も括弧書きで示されていて、読む一役となる。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 オセロー

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    シェークスピアの悲劇

    人間の心というものは、どれほど脆いものか。
    この話を読んだ後は、
    人間不信に陥りそうになる。

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    2009年10月04日
  • ヴェニスの商人

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    面白い!ぜひとも舞台で見てみたいです。
    主人公いいやつすぎるよ、慕われてるし。
    そしてユダヤ人の強欲さぶりに乾杯w

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 間違いの喜劇

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    初期喜劇で最も好きだ。シェークスピア作品の中でもかなり上位。
    「十二夜」のベースと言えるか。
    ルシアーナを口説くところは見本だ(笑)
    地口がよい。
    喜劇的恐怖もある。
    二人の人物がまったく同じだという事実の恐ろしさがこの劇の根底にある。人違いし、されることでそれぞれの登場人物が気味悪さを覚える。ゆえに、非常に面白い場面は、非常に気持ち悪い場面だ。人間のアイデンティティを問うている。自分自身のみならず、相手のアイデンティティもわからなくなる。他者との関係の中でこそアイデンティティを確立しうるということか。
    観劇に際し再読。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ロミオとジュリエット

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    悲劇。2幕2場までは数ある恋愛作品でもトップにおいても差し支えないと思っている。特に2幕2場。 前回はそれ以降が冗長に思えたが、小田島訳は快い緊張感が最後まで続いていて劇的。前回の岩波版はより叙情的だ。どちらを好むかは人によるだろうが、原文には岩波が近かろう。例示が適切かは判断しかねるが一応挙げてみる。ロミオの「どうした笑うのか?」に対して。白水「ベンヴォーリオ:いや、泣きたいくらいだ。ロミオ:何を泣きたがる?ベンヴォーリオ:泣きたぎる君の心を思って。」岩波「ベンヴォーリオ:どうして泣きたいくらいだ。ロミオ:やさしの友よ、訊くは何をだ?ベンヴォーリオ:やさしいのはそっち、君の心の重荷をだ。」

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 テンペスト

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    悲喜劇。前回読んだときはおとぎ話、スペクタクルにすぎると思ったが、評価を改めた。まず、詩的な美しさがある。原文で読みたくなるほどに。シェークスピアの想像力が存分に発揮されている。また、プロスペローにシェークスピア自身またはシェークスピア劇の全ての主人公達を重ね合わせるのも可能だと思う。個人的には「大地に礎を持たぬ今の幻の世界と同様に (like the baseless fabric of this vision)〜仕上げをするものは眠りなのだ(Is rounded with a sleep)」までから、プロスペローの支配する島全体をシェークスピアの人生に対する夢と解釈するD・G・ジェイムズに

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    2009年10月04日