ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハムレット自体が面白いというより、
    ハムレットにやんややんや言ってる考察の方が面白い。
    ハムレット、30歳なのかぁ。

    演じること自体がテーマでもあるので、
    演劇人にウケそう。
    ・演じることができず死ぬオフィーリア
    ・演じないで生き残るホレイショー

    0
    2022年02月17日
  • リア王

    Posted by ブクログ

    シェイクスピア作品の中で最も愛している作品です。人間の愚かさが招く悲劇の大きさに因果の不均衡を感じます。それが世界であると知りつつも救いを求めたくなる、やるせない気持ちが心を抉ります。一生消えないであろう深い傷を付けられた感動的な作品です。

    ところで自分の記憶のリア王と結末が違っていてビックリ。どうやらシェイクスピアが参考にしたリア王の作品がありそれをシェイクスピア作品だと思っていました。
    調べてみたら、なるほどなるほど。気になる方やまだ読んだことのない方には是非ともお勧めしたい一冊です。
    傷友になりましょう。

    0
    2022年02月06日
  • 夏の夜の夢・あらし

    Posted by ブクログ

    バレエの演目が大好きで、思い出深いこの作品


    学生時代以来で読んだけど、この品のあるドタバタ喜劇、面白くて面白くて笑いながら読みましたー。
    楽しかった☺️
    戯曲がこんなに楽しく読めるようになったはお嬢が演劇やってくれたおかげかと思う。

    一緒になりたいライサンダーとハーミア、
    ハーミアの父から信頼を置き、ハーミアを想うデメトリアス、
    デメトリアスに恋するヘレナ。
    この4人が、妖精の王オーベロンと、パックの媚薬せいで恋敵が入れ替わり…
    恋のお話しもやっぱり好きだけど、

    大公が庶民の演技をあたたかく見守る、
    5幕の劇中劇のシーンがなんだか良かったなぁ。
    出来るトップは部下たちをも尊重するのね…

    0
    2022年02月05日
  • ジュリアス・シーザー

    Posted by ブクログ

    「ブルータス、お前もか」
    「賽は投げられた」
    セリフが独り歩きしてしまっている作品。私もそのセリフしか知らなかったのだが、その背景をようやく知れた。

    シェイクスピア四大悲劇前に執筆された政治悲劇で、大雑把に史実をなぞる展開になっているのでローマ史の勉強にもなるかも。

    0
    2022年01月30日
  • から騒ぎ

    購入済み

    ぎゅぎゅっと

    シェイクスピアを河原先生がリメイクということで、どんなお話なのか楽しみに読みました。

    セリフが多くて、普段の河原先生の漫画では主人公にいないタイプのキャラクターで面白く読みました。

    情報量は多いですが読みにくいということもなく、キツい発言をする女の子も、口癖を使って(多分)その印象を柔らかくしているなーと感じ、さすが河原先生だなぁと。

    1冊完結で、ここまで読みごたえのある作品は中々ないかなと思います。

    #笑える #胸キュン #ハッピー

    0
    2022年01月14日
  • シェイクスピア全集 ロミオとジュリエット

    Posted by ブクログ

    映画ロミオ+ジュリエット(1996)が大大大好きで、他翻訳者さんの小説を読んだが、その翻訳にイマイチ満足できず、今回こっちを新たに購読することにした。

    個人的には、こっちの方が好き、、
    たぶん映画を見ているから、古典的過ぎないこっちの話し方にしっくり来たんだと思う。
    本当に大好きな作品だから、これから何回も何回も繰り返し読むと思うし、私は無宗教だけどこれは私にとって聖書。つねにバッグに入れて持ち歩きたい

    0
    2021年12月05日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ


    各々の生き方が力強く、けど運命とは計り知れない。そう思った内容だった。結局の所、はっきり分かってる事が少ないから本当に考察が楽しくなる。あと名言が多すぎて最高だ……
    「to be or not to be, that is the question.」

    0
    2025年11月19日
  • から騒ぎ

    購入済み

    かわいくて面白いシェイクスピア

    読後感がとっても良い!さすが河原先生!
    女の子も男の子もみんな良い子でかわいくてときめく!
    インスタ騒動でハラハラするところ、シェイクスピアの現代版として、さすが!
    文字数多いところや会話の掛け合いの面白さはシェイクスピアの良さがよく出てる!
    シェイクスピアの良さと河原先生の良さが掛け算されて、とっても素敵な少女漫画です!

    #胸キュン #ハッピー #エモい

    0
    2022年09月29日
  • 新訳 マクベス

    Posted by ブクログ

    三人の魔女の予言が約束されたものであれば、人を殺めずとも自ずから王になる日が来ると思いつつも、欲に急かされ破滅に向かうマクベス夫婦。マクベスは妻の要望に応える為に、妻はマクベスの野心を叶えさせる為、短絡的に最悪の手段での予言の具現化を急ぐ。とはいえ、謀略に斃れた者たちの亡霊に怯え、夢遊病に侵される二人は、魔女に揶揄された誑かされ易い小心の善人だったのでは…

    「女から生まれたものは誰一人マクベスを倒せはしない」
    “For none of woman born shall harm Macbeth”

    「人生はたかが歩く影、哀れな役者だ、出場のあいだは舞台で大見得を切っても袖へ入ればそれきりだ。

    0
    2021年10月01日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界中で愛読され繰り返し上演されてきた、詩人シェイクスピアの代表作。亡霊に迫られた王子ハムレットの復讐劇を描く。

    0
    2021年09月20日
  • シェイクスピア全集 テンペスト

    Posted by ブクログ

    今読んでいる本の底本になっているので、途中で、あかんどんな話か忘れてる!と思って読み直し。
    シェイクスピアはいろんな訳があるけれど、わたしはこの小田島さんの訳が好きです。亡くなられた蜷川さんもよくお使いになってたと思います。もう一つ古い訳…恆田さんか、…は、でも時代からいうとこんな訳だわなーと思います(^-^)
    蜷川さん演出のシェイクスピアはキャストが豪華で、また見てみたいなあ。

    0
    2021年09月12日
  • 新訳 マクベス

    Posted by ブクログ

    第一幕第三場で、ロスとアンガスがマクベスをコーダーの領主と呼んだ後、魔女の予言について独白するマクベスをよそに、バンクォーは使いの二人に何か話している。何を話してたんだろう?魔女の予言を話していたの?

    マクベスは何回読んだか覚えてないけど、何度読んでも優れた戯曲だと思う。
    今回読んで、今更ながらマクベスがダンカンを殺害して王位についたのが史実だったことを覚えた笑

    0
    2021年08月25日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

    Posted by ブクログ

    村岡和子の訳である。シェークスピア全集を全て発行したと新聞に掲載されていた。蜷川のハムレットの脚本もこれを原本にしている、と書いている。
     訳はとてもこなれている。関ヶ原の戦いと同じ時代に書いている。だから現代の英語表記と異なり、日本での古文書を読むつもりで原文を読まねばならない苦労を考えると、この翻訳はありがたい。

    0
    2021年06月29日
  • から騒ぎ

    ネタバレ 購入済み

    展開が面白すぎです。
    もう少し、長編で読みたかったです、
    最後に一波乱ほしいような。。
    終わってしまうのがもったいなかった。

    #笑える #ハッピー

    0
    2021年06月01日
  • から騒ぎ

    購入済み

    面白い!

    続編はない感じかな?面白いので、続編が出たら購入すると思います。素敵な彼氏が好きな方だと、から騒ぎも面白いかと思います。
    テンポもよく、主人公のキャラが立っていて、作者の表現したいものも上手くできているので、トントン拍子に進みながらも意図がしっかりあるのでストーリーとしても完成度が高いかと思います。

    #笑える #ハッピー #カッコいい

    0
    2021年05月15日
  • から騒ぎ

    ネタバレ 無料版購入済み

    面白い

    設定が新鮮でこういう解釈だったのかと思うとより面白く感じると思います。お話の内容は現代ぽくて置き換えられていて楽しく読めました。

    0
    2021年04月29日
  • から騒ぎ

    無料版購入済み

    この展開面白すぎ

    出合いは最悪なところからのラブストーリー王道だけど、勘違いから始まるこの感じ先が気になります。ギャグも丁度いい!

    0
    2021年04月24日
  • マクベス

    Posted by ブクログ

    四大悲劇-
    舞台は11世紀スコットランドだけれど、この話は今を生きる私たちにも通じるものがあるだろう。

    勇敢だったマクベスは魔女の暗示にかかり、王ダンカンを殺してしまう。そこから、王の子供を恐れ、親友を恐れ、手を血で染めていく。あの勇敢な武将マクベスの姿はどこにもない。あるのは魔女の暗示のみを信じる哀れな権力者の姿だけだ。

    マクベスを変えてしまった魔女の暗示は、現在にも蔓延っているのだろう。何を信じ、大切なものは何なのか、自分が惑わされないよう、強い心を持たなければと思った。

    0
    2021年04月17日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    初めての戯曲、初めてのシェイクスピアの作品。すごく面白かったです。難しそうという理由で遠ざけていましたが、注釈がとても分かりやすくて助かりました。

    一番好きなシーンはハムレットとレアティーズの対決の場面です。急展開に驚きました。これが本当の悲劇…。

    言葉の影に隠れた感情が小説よりも鮮明に伝わってきたように思います。もっと様々な戯曲を読んでみたいと思いました。

    0
    2021年03月05日
  • 夏の夜の夢・あらし

    Posted by ブクログ

    再読。『夏の夜の夢』最も好きな喜劇。ヘレナがんばれと思いながらみていたが、ハーミア罵倒のシーンはやはり楽しい。作中劇を演じるボトムら職人たちが、明るく善良で下品さ粗暴さがないのところも好き。いたずらもののパックも好感が持てる。
    『あらし』2012ロンドンオリンピックの開幕式がキャリバンの台詞で始まったことに気が付いたことが少し自慢。続いた各国の入場式を見て ”これ程美しいとは思わなかった、人間というものが! ああ素晴らしい”というというミランダの台詞を思いだした。大調和の世界を感じさせるこの作品も大好きな作品。

    0
    2021年02月28日