ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • ヴェニスの商人

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    空いた時間で久々に再読。
    個人的にシェイクスピアが好きなので何を読んでも文句なしになってしまいますね。

    いつか本場のオペラで観たいものです!

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    2023年07月28日
  • シェイクスピア全集 ジュリアス・シーザー

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    古代ローマ帝国興亡史でシーザーが死んだので、この本を読んでみた。最後に読んだのはずいぶん前で、細かいところは忘れてしまっていたので、新鮮に楽しめた。

    アントニーとクレオパトラも読みたい。

    2024年5月
    この戯曲にはクレオパトラの影も形もないけれど、シーザーはこのとき、ローマの別宅にクレオパトラを住まわせて、子どもも二、三人いたんだよな…と思うと、前からひどいセリフだと思っていた、第一幕のシーザーのキャリパーニアに対する「石女」云々の台詞がより一層ひどく感じた。

    ポーシャとブルータスのシーンで、ポーシャの太ももの傷が謎だったのでググってみた。
    このセリフはポーシャの愛と強さの証明というの

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    2023年07月11日
  • ヴェニスの商人

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    解題、解説を読んでみると、この話のネタはすでに存在していたようだ。しかし、画家のピカソがパクりばかりしていたこと、面白いものは普遍的に面白いということを考えると、それも悪くないと思う。

    私も実は、後からこの本の内容を叔母から聴いていた記憶が甦った。ポーシャが「血を流さずに」といったくだりは小気味よかった。

    シェイクスピアは英国の人であるはずなのに、なぜイタリアの話を書くのかなと少し思った。

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    2023年06月12日
  • ヴェニスの商人

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    初めて読んだシェークスピア先生の作品。

    かの有名なシェークスピア先生の作品なので、
    少し構えて読みはじめたのもの、難しすぎてわからないなどあまりなかった。

    普通に現代人の道徳感ではいかがなものかと思う場面が多々あるが、執筆された年代ではどうだったのだろうか?

    喜劇にも悲劇にもなり得る作品だと思いました。

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    2023年06月04日
  • 新訳 マクベス

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    3人の魔女の予言やそれを聞いた妻の煽動に乗って国王や同僚、部下などを殺戮してしまうマクベスの物語であるが、この本の解説はなかなかよい。解説では、マクベスは他の悲劇と異なり、マクベス本人の中にある善と悪が戦い悪が勝ってしまうこと、よってマクベス以外の登場人物は非常に影が薄いという特徴があることを教えてくれる。またシェイクスピアがマクベスを執筆した時期のイギリス情勢に関しても解説があって、当時の国王ジェームズ1世がバンクォーの子孫であることなどもわかりとても興味深い。

    私は映像でマクベスを見たことがないが、「森が動きダンシネーンに向かってくる」シーンは迫力がありそうである。余談であるが、J.R.

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    2023年04月24日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    「あらし」は今のところ僕の中でシェイクスピア作品のトップ。
    なんて綺麗な表現の数々なんだろう。
    悲劇作品の名言とはまた違う名言の数々。シェイクスピアの引退作品であることをふまえたエピローグに感動。

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    2023年01月08日
  • マクベス

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    すべての物語の根源はシェイクスピアにあり。
    人が悪に染まっていく描写が大胆に、誇張されていて如何にもセリフ!って感じで面白かった。
    悪の道にひとたび脚を踏み入れれば、己の正義を信じてさらに悪で周りを塗り固めていく。
    マクベスの持つ弱さに反比例して肥大する悪。
    私達の中にある弱さも血なまぐさい強さに変わりかねないのかなと思った。

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    2022年12月30日
  • ハムレット

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    まさかシェイクスピアの沼を認識する日があるのか?と思っていたけど本当にそのまさか、1600年代に作られた作品が、この2020年代に読んでもまったく面白いのはすごいのひと言では?

    当時の価値観が身についていなくても、国語の教科書よろしく下の方に脚注がついているからしっかりと内容についていけるのが良かった。それどころか、当時の演劇におけるウィットやイングランドの情勢に至るまで読者を置いていかない工夫が凝らされている。他のシェイクスピア作品を読む場合も岩波版が正解なんじゃないか?

    舞台映えするであろう動きが見えるようだったし、観劇する機会さえあれば飛びつきたいなと思った。

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    2022年11月30日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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    ちくま文庫版シェイクスピア全集第15巻。それぞれ事情のある男女たちがアーデンの森の中で繰り広げる恋愛喜劇。

    シリアスな事情でアーデンの森に逃げ込んでくる若い貴族の男女と、もともと森に住むカップル未満の男女。男装するヒロインが彼らを煙に巻き、冒頭のシリアスさはどこへやら、スラップスティック・コメディ的な楽しさを提供してくれる。会話劇の面白さや、名言・名文句などの魅力が大きく、シェイクスピア作品の中でも原文で読むか舞台で楽しむということの意味合いがより強いタイトルに感じた。とはいえ、本訳はわかりやすい訳注もあるので楽しんで読めた。「この世界すべてが一つの舞台、人はみな男も女も役者にすぎない。……

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    2023年03月29日
  • ヴェニスの商人 ――シェイクスピア全集(10)

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    ちくま文庫版シェイクスピア全集第10巻。商業都市ヴェニスと架空の都市ベルモントを舞台に金と愛の取引を描く。

    短いにも関わらず、いくつもの要素が混みいった構成になっていて、非常に密度が高い。商人のアントーニオが窮地に陥る「人肉裁判」がメインに思えるが、シャイロックを通してユダヤ教徒とキリスト教徒の関係性の問題が描かれていたり、「金銀銅の箱選び」や指輪のやり取りで結婚や夫婦関係の問題を扱っていたりなど、奥が深くて一読では消化不良となった。裁判の痛快さと喜劇の余韻を味わったあとは、何度も読み込んだり、他の解説や考察などに触れて思索を必要とする作品だと思う。しかしこの奥さんはちょっと恐いかもなぁ(汗

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    2023年07月09日
  • オセロー ――シェイクスピア全集(13)

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    ネタバレ

    シェイクスピア四大悲劇のひとつ。日本人にも馴染みの深いゲーム、リバーシの商品名の由来元。黒と白は肌の色。

    テーマは「嫉妬」。シェイクスピアの他作品に比べると物語の構造は比較的単純で、わかりやすい話ではある。あらすじだけ見ても面白くないかもしれない。しかし実際の会話文に触れていくと読者にもドズ黒い感情が喚起され、嫉妬からくる苦悩という恐ろしい体験に巻き込まれてゆくところが、シェイクスピアのすごいところなのだろう。クライマックスに到るまでの盛り上がりが激しく、結末自体はおおよそ予想がつくものの、ラストのセリフでは予期しなかった感動を目の当たりにすることになる。

    天才的な悪知恵であるイアゴーへの

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    2022年09月15日
  • リア王

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    1600年代の作品だが、登場人物に台詞を言わせる事によって、緻密な人間関係が生まれている。
    娘に裏切られる王と争いが起因して家族皆が命を落としてしまうなんて。

    ケントやエドガーが、
    最終的に謀反人に向かって行く様は、胸が熱くなった。

    娘が父を陥れる心情は、この時代には珍しいのか
    心理描写が上手く描かれている。

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    2022年09月01日
  • ハムレット

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    こういう潔癖な人間が欺瞞だらけの世界に我慢ならず狂っていく話がすごく好き。台詞の言い回しが格好良いというかウィットに富んでいるのも良いです。この世の関節は外れてしまった…。

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    2022年08月29日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    ネタバレ

    シェイクスピア四大悲劇の一つ。リア王と三人の娘たちの話、グロスター伯爵とその二人の息子たちの話が交差する。

    冒頭、ちょっと言葉が足りないだけで、いきなり激高するリア王には面食らった。甘言の心地よさに惑わされ、最も愛ある娘の真意を読み取れぬ浅はかさ。切り捨てられても愛と忠誠を貫く娘と家臣の気高さ。親を裏切る息子、勘違いを受けて好機を待つ息子。そういった様々な人間の思惑、言動が胸にしみる重厚な物語だ。単に悲劇的なだけではなく、人間の愚かさと高潔さが、彩り濃く描かれていることが非常に印象深い。全滅エンドではなく、これだけの悲劇がありながら、わずかに希望を感じさせる終わり方をするのがすごく良かった。

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    2022年08月08日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

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    ネタバレ

    2021年に個人での完訳を達成した松岡和子による『ちくま文庫版シェイクスピア全集』第1巻。1996年刊行。

    あまりにも有名なタイトルなので、以下ネタバレあり。


    王子が復讐を誓うところから物語は始まるが単純な復讐譚とはならず、陰謀や不運が重なってまさかの全滅エンド。そこに至るまでの経緯の複雑さと謎の多さ、結末の絶望感のインパクトが深く心に残る。格言めいたセリフが多く、それらを単発で抜き出しても味わい深い。日本語訳ではどうやってもわかりづらい言葉遊びなどもこの翻訳では注釈が詳しいので助かる。

    1600年頃に書かれて以後繰り返し上演され続け、日本での翻訳も多数である文学史上の傑作『ハムレット

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    2022年07月27日
  • オセロー

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    シェイクスピア四大悲劇の一つ。
    私にとっては、これが2作目に当たる。
    かなり面白かった。

    ハムレットは父を思うがゆえに悲劇に陥った。
    オセローは妻への愛が裏切られたために悲劇に陥った。
    どちらも家族を思う愛が悲劇を招いている。
    愛と憎は表裏一体の関係にあることを気づかせてくれた。

    あと、ストーリー展開が実は単純なことに驚く。
    オセローを恨む者がオセローを貶めようとするのだが、この策略はとんとん拍子で上手く行く。
    もちろん、この方法はストーリーの軸ではないのだが、こんなに簡単に策略が上手くいくのを見ると、「この作品はやはりフィクションなのだ」と気づく。
    事実は小説より奇なりというが、まさにそ

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    2022年07月24日
  • から騒ぎ

    購入済み

    原作の作品は知らないけれど、漫画としてテンポが良くおもしろく読めました。
    パワフルな主人公がかわいい。
    ずっと共学だったので、男子校女子校という世界にちょっとあこがれます。

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    2022年07月02日
  • シェイクスピア全集 ヴェニスの商人

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    シェイクスピアの喜劇。中世イタリアの架空の都市における商取引と恋を廻る喜劇で、人命にかかわる内容の契約が現実になったことで起こされた裁判と、若者の恋愛を絡めた現代ではありえないような話。
    登場人物の1人、高利貸しのユダヤ人シャイロックの言動や行動が強欲なユダヤ人という印象を与えたことで有名になった。読み終わって他の登場人物の名前は忘れても、裁判でコテンパンにやられて少し気の毒な感じのシャイロックという名前は忘れられません。

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    2022年04月15日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    初めてシェイクスピアを読みました。
    もともと、海外文学とあまり触れ合ったことがなかったので、少し難しいのかなと思っていました。
    初めてで、登場人物の多さや舞台の入れ替わりなど、難しいところもありましたが、登場人物の性格が美しく描かれていて、情景が目に浮かぶようでした。
    また、最後の物語が終わりに向かう疾走感がとてもたまらなかったです。
    話が緻密で複雑なので、1回読んだだけでは全貌はつかめなかったため、また読んでみようと思える作品でした。

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    2022年03月07日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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    ネタバレ

    複雑なジェンダーの仕掛け、
    有名な台詞、密度の濃くなっていく反復や掛け合い等、
    ポイントが多く読み応えがある作品。

    訳者あとがきに挙げられた反復や掛け合いの台詞読後全て確認。
    ほとんどが読めば思い出せるもので、
    舞台映えしそうだと感じた。
    この部分だけでも他の訳や原文が読みたいと思った。

    追放された兄弟、男装するヒロイン等
    おなじみのモチーフの数々は実家のような安心感。

    シーリアのお相手は誰になるのだろう?と読み進めていたら
    まさかの人物で笑ってしまう。これはずるい(笑)

    男装する前からジェンダーの垣根を越えるように
    生き生きとしているロザリンドが大好き。

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    2022年02月17日