ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • ジュリアス・シーザー

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    セリフが有名なシーザーの最期をはじめ、死を予期していないあっけない別れ、友情を確かめ合ったあとの爽やかな別れ、部下との信頼にあふれる別れなど、人と人とが別れるシーンが印象的な作品。

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    2013年02月23日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    ネタバレ

    遺産分配の際に自分への愛を上手く伝えられないコーデリアを相続から外すリア王。フランス王と共にフランスに旅立つコーデリア。遺産分配後に2人の娘ゴネリス、リーガンに冷たくあしらわれるリア王。グロスター伯爵の元に身を寄せるが・・・。グロスター伯爵の庶子エドマンドの陰謀。陰謀により追放されたエドガー。ゴリネルの扱いに気がふれるリア王。リア王に追放されながらも忠誠を貫くケント伯爵。エドマンドにより追放されるグロスター伯爵。伯爵のために復讐を行うエドガー。上陸したフランス軍を率いるコーデリア。

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    2013年01月20日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    話は短い、魔女は登場しない。そんなわけで、シェイクスピア悲劇の中ではかなり読みやすい部類に入るかと。エドガーが男前。松岡さんの訳文はなめらかだな、と思いつつ、安西訳も気になる

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    2012年10月07日
  • リア王

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     良識と思慮にかけた王様と、狡猾で身持の軽い長女次女。そして不器用で天然の入った三女。

     この親子の中で誰に感情移入するかに寄って、善悪が入れ替わってしまう作品だと思う。最初は王様のあまりの放埒ぶりに、長女次女の方に利があるように見える。しかし正しさを身につけると人は残酷になってしまうもので、王様への仕打ちは悪役のすることに変わってしまう。

     最終的に親子の誰も幸せになれなかったできなかったけれど、彼らの誰もが問題を抱えていたので、どうにも同情しきれない。むしろ振り回されたあげくに、両目を失い死に絶えた家臣の方に、落涙を禁じえない。忠誠心溢れる彼の物語はサブプロットでもメインを喰うほど輝い

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    2012年09月02日
  • リチャード三世

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    ネタバレ

    薔薇戦争末期。エドワード4世の統治下のイングランド。自らの容貌にコンプレックスを持ち野心を膨らませるエドワード4世の弟グロスター公リチャード。兄であるクラレンス公ジョージを罠にはめ殺害し周囲の人間たちを徐々に殺害していく。ヘンリー6世の息子の妻であったアンへの求婚。ジョージの遺児たちの殺害。王位に上り詰めたグロスター公リチャード。リチャード3世となったグロスター公に反旗を翻す諸侯たち。薔薇戦争の終結。

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    2012年08月24日
  • 新訳 マクベス

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    いつまでも色褪せない作品。
    シェイクスピアの中でも一番好き。
    韻の踏み方が絶妙。
    独特の作品が醸し出す味が堪らない。

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    2012年08月06日
  • ハムレット

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    ネタバレ

    夜中にあらわれるハムレット王の亡霊。ハムレット王亡き後その弟クローディアスと結婚した王妃ガートルード。王の亡霊から死の真相を聞かされるハムレット王子。気がふれたふりをして王と王妃の様子をうかがうハムレット。ハムレットが呼び寄せた演劇団。再婚に関する台詞。母を責め母の部屋で様子をうかがっていた大臣ボローニアスを殺害するハムレット。事件をもみ消すためにハムレットをイギリスに送るクローディアス。イギリスに行く途中に海賊に襲われ帰国したハムレット。ボーローニアスの死で気がふれ自殺した娘オフィーリア。息子レアティースの復讐。墓場での会話。王宮での決闘。

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    2012年06月08日
  • ジュリアス・シーザー

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    有名な「ブルータス、お前もか」が書かれていて、世界史に対して興味が湧きました。

    ■歴史は繰り返す■

    聴衆の恣意性、政治家判断基準の不確定性がカエサルを殺す悲劇となったのかもしれない。結果、優秀な皇帝がいなくなり、ローマ人にとっての悲劇をも呼んだのかもしれない。もちろん、このローマ人の恣意性というファクトだけが、今の世界史教科書を作っているというわけではないものの、それ(聴衆の恣意性、政治家判断基準の不確定性)がいかに世界を変えうるかという点で興味深かった。

    日本人の政治的無関心、政治家のばら撒きをはじめとするパフォーマンス政治が連想された。"Gulliver's Tr

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    2012年05月06日
  • リア王

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    超資産家の老人が「もうそろそろ資産をすべて譲渡し、子どもたちに面倒を見てもらおうと思う。そのために子どもの君達が資産を譲る対象にふさわしいかテストします。資産を譲るから私は私で好き勝手に生活させてもらう」、と言ったら現代のリア王ができあがりますよね、たぶん。(家族全員が死ぬかどうかは別にして)それは別にして、読んでいると劇を見てみたくなります。

    マクベスは魔女、ハムレットは親父の亡霊という、ふつう現代社会にはない想像しにくく、言ってみれば突然に悲劇がふって湧いてきます。しかし、リア王は身から出た錆というか、自分自身のふるまいが原因で悲劇が始まります。ふつうに現代社会にも似たような話が起こり得

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    2012年02月24日
  • リア王

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    沈黙は、金ではない。コーディリアは心優しいお姫様かもしれないが、それでも高慢だ。道化の秀逸な用いられ方は現代小説にはなく、興味深い。

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    2012年02月07日
  • マクベス

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    有名であるゆえに、引用等されることも少なくないマクベス。
    名作と呼ばれる理由がわかった気がしました。

    読んでいるうち、心惹かれる台詞がいくらでも出てくるので、読み終える頃には付箋でいっぱいになっていました。

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    2011年10月14日
  • ハムレット Q1

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    シェイクスピアによる改訂がおこなわれる過程の作と言われるQ1(クォート1)版。実はちゃんとハムレット読んだの初めてなんですがかなりカットしてるようで…。それでも物語のもっとも濃いエキスで満たされていました。オフィーリアがいとあはれ;;激しい勢いで狂気に陥ってしまいました…。ハムレットの想いはまったく伝わらなかったようで哀しい。信じていた故か…。4大悲劇にふさわしい、救いようのないラスト。女性が哀しすぎます。

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    2011年09月30日
  • マクベス

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    カニグズバーグの『魔女ジェニファとわたし』をいっそう楽しく読むための古典。謎賭けが楽しい。なお、この版では定番「きれいはきたない きたないはきれい」に一家言持った訳者が粋な翻訳をされている。

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    2013年05月25日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    「あらし」
    「アントーニオとセバスティアンには最初はそのような意図はなかったのです。それはアロンゾーとゴンザーローの上に投げ掛けられた魔法の眠りによって暗示されました。しかし彼らは、他の人々が言った事に対して状況も年齢も考慮せず、あざけり罵倒する人物――どんなに素晴らしい真実を教えてもらっても感激することなく、悪意に満ちた非社交的な感情に身を任せていて、他人の言うことには何でも耳を傾けるけれども、それは他人の経験や知識からなにか自分のためになるものを得ようとするのではなく、相手が自分よりも劣っていると信じ込んで、虚栄心や利己心を満足させてくれるものを聞き出すために過ぎないような人物として登場し

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    2014年07月03日
  • シェイクスピア全集 十二夜

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    一番好きなシェイクスピア作品。男装したが故に恋を打ち明けられないヴァイオラが可愛くて可愛くて!
    微妙なハッピーエンドもまた良い。

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    2011年03月01日
  • シェイクスピア全集 リチャード二世

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    第一幕

    第一場 ウィンザーの王宮
    ボリングブルックとモーブレーの争い。どちらが謀反人か?二人は決闘での証明を望む。

    ボリングブルック→モーブレー
    公金横領。
    過去十八年間に起きたすべての謀反の首謀者。
    ボリングブルックの叔父であるグロスター公の暗殺。

    モーブレー→ボリングブルック
    ボリングブルックの弾劾は、すべて根も葉もないもの。
    名誉のためにボリングブルックを訴える。

    王とボリングブルックの父ジョン・オブ・ゴーントの仲裁でも二人の怒りは収まらない。決闘は聖ランバートの祭日に、コヴェントリーでおこなわれることになる。

    第二場 ランカスター公爵の邸
    ジョン・オブ・ゴーント 暗殺されたグ

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    2014年10月06日
  • お気に召すまま

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    入手しやすいシェイクスピアとして、角川文庫版もちくま文庫版も、それぞれ捨て難い風情と長所があるんだけど、でも、やっぱり福田恆存を外すわけにはいかないなぁ、と改めて感じる。劇中に挿入される詩の、言葉の流れがいい。現在は手に入り難いけれども(そしてたしかにもう「旧い言葉遣いなのかもしれないけれど)、坪内逍遥にも感服。

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    2011年07月19日
  • ハムレット

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     ハムレットで私が一番好きなシーンは、お約束ですが御前試合とオフィーリアの狂乱シーン。お花を渡すところ。
     岩波はやっぱり固いんだけど、もうちょっと白痴的な口調で書いてあるのを以前読んだんですよ。
     あれはどこの出版社だったんだろう・・・。生意気にも小学校の低学年で辞書引きながら読んだので印象に残ってるんです。
     そっちの方が好きかな?
     岩波では王妃にヘンルーダを渡して、
     『あたしにも少し、とっておきましょう』
     と言うシーン、その前に読んだ本では
     『あたしにも、すこうし、ね』
     と言って笑うんですよ。
     この微妙な違いが!あれは一体どこの出版社だったのかなあ。読んだ時に、やったら古い本

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    2011年12月03日
  • マクベス

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    ヴェニスの商人より面白かった。魔女とか出てくるファンタジックな内容の話が好きだからか。魔女たちの予言に翻弄されて滅ぶ者、戦う者、巻き込まれるもの。魔女を色んなものに置き換えれば、どこにでもありそうな話になるんじゃなかろうか。
    それよりも、マクベスが、「何者だ貴様は」と訊かれて「聞けば身の毛がよだつ名前だ」って応える場面で一つ思った。「マクベスを演劇でやる際、役者は公演中「マクベス」という単語を口にしてはならない。口にしちゃったら公園会場を悪態をつきながら何周かしなきゃいけない」というジンクスがあるらしいのだけど、もしかしてこのセリフが起源なんだろうか。

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    2010年10月04日
  • ヴェニスの商人

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    友人のために悪徳金貸しから
    自分の肉1ポンドを担保にお金を借りた主人公。

    最後にキレイおさまる結末など
    1時間くらいで読めるのに濃密な内容。

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    2010年09月22日