ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2008年野村萬斎氏演出リーディングのための翻訳だそうで 確かにリズム感あるセリフ
下に注釈があるタイプで 舞台の動きの説明もあったりして 舞台の様子が想像できる
マクダフ夫人の息子のセリフ
シェイクスピアの人生に何があった!?
「誓いをたてる人も嘘つきも馬鹿だね だって誓いをたてる人も嘘つきもたくさんいるから みんなで正直な人をやっつけて縛り首にすればいい」
そして相変わらずマルカムのセリフ 矛盾してないか!?「だが 僕の淫蕩ぶりは底なしだ…僕はまだ女をしらぬ」
マクベス夫人が夢遊病となっているシーンの「何というため息だ」とされる
「ああ ああ ああ」はどう演じられるのだろう?気になる
注釈に有名なトモロースピーチ とあって No.6に出るシーンはこれかな?と気付く
あさのあつこ氏が参照したのは誰の翻訳だったのだろう?
今は情報量や過去作も多いので 共通した概念や言い回しはあるけれど
当時は舞台のセリフの一つ一つが新鮮だったろうなぁ。。
「明日 また明日 そしてまた明日と
記録される人生最後の瞬間を目指して(←最後の審判の事)
時はとぼとぼと毎日歩みを刻んで行く
そして昨日という日々は 阿呆どもが死に至る塵の道を
照らし出したにすぎぬ 消えろ 消えろ 束の間の灯火!
人生は歩く影法師 哀れな役者だ
出番の間は大見得切って騒ぎ立てるが
その後は ぱったり沙汰止み 音もない
白痴の語る物語 何やら喚き立ててはいるが
何の意味もありはしない」 -
Posted by ブクログ
新潮文庫、平成二年の四十七刷版を読んだ。名高い人肉裁判に加え、美しい女が伴侶をくじ引きで決めるシーンや女性たちが男装して男性を欺きからかうシーンなど、それぞれに魅力的な幾つものエピソードを組み合わせ構成されている。人肉裁判の結末、そして物語のオチとしても痛快で大変魅力的な話でありいたく心惹かれる作品であったが、解題にてほぼ全てのエピソードが他からの借用であり、組合せすらも先人からの引用であることを知りがっかりした(訳者はそれでもシェイクスピアの魅力を貶めるものではないと言うが……)。またこれも解題·解説にてしつこいくらいに「シャイロックを悲劇の主人公と見るべきではない」と書かれているのだが、その真意をはかりかねる。利子だけでなく借金自体も返済されなくなり娘も失い改宗させられて、それが悲劇でないということがあろうか? 納得しかねるところである。またユダヤ人差別の面も多々見られ、(これも解題解説にてフォローされているが)、手放しで面白がれる作品ではないと感じた。