ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • シェイクスピア全集 ジュリアス・シーザー

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    『ローマ人の物語』の該当巻を読んだ後でこれを読むと、シーザーやブルータスのイメージはこれに引っ張られてたんだなーということが、よくわかりますね。

    ところで、「あの気高いおからだも悲しみにあふれる杯だ」というセリフがありますが、もしやもしや、高橋和巳『悲の器』はここから…??今更だけど。でもまだ誰も指摘してなかったら大発見かも⁈ ( たぶんそんなことはないね)

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    2021年01月27日
  • オセロー

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    正直、解題で福田恆存さんがこの『オセロー』の材料として紹介して下さった物語の方が筋に納得でき、わかりやすい。

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    2021年01月02日
  • ロミオとジュリエット

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    世界的に有名な話だけど、内容知らなかったので読んでみた。愛情の比喩表現が面白かった。自分ではこんな浮かばないし、外人特有の感性かと思うと、海外で生活して文化を吸収したいと思った。

    人の恨みが人の命を奪う、それが顕著にわかる作品。

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    2020年12月20日
  • マクベス

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    初シェークスピア。野心で身を滅ぼしたマクベス。霊感商法に弱そう……。マクダフに関しては、あなたがなんの策も立てず置き去りにした結果ではないかと思えてしまい、彼の言動にちょっと納得できず……。妻に相談しすぎのマクベスはどうかと思うが、ひと言の相談もしないマクダフもいかがなものか。活字では物足りないので、いちど観劇したいです。

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    2020年12月19日
  • マクベス

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    推しの朗読劇がマクベスだったので予習用に。きちんとシェークスピアを読むのは初めてだったけど、解説まで読むと色々な仕掛けがしてえることが分かってとても面白かった。舞台が目の前に浮かんでくるようで、その後に実際の朗読劇を観られたのはとても良かったと思う。

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    2020年12月08日
  • リア王

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    勧善懲悪のハッピーエンドだった原案を、シェイクスピアはこの滑稽なほどの悲劇に改変した。

    本当の悲劇に「悪役」はいない。「悪役」はフィクションの中に閉じ込められた存在だが、劇中で猛威を振るう「この世の不条理」は、現実世界との向き合い方に暗い覚悟を迫ってくる。

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    2021年01月05日
  • シェイクスピア全集 じゃじゃ馬ならし

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    シェイクスピアの喜劇。所々の言葉遊びがとても楽しくて、日本語訳の方が翻訳にこだわっていらっしゃるのがよく伝わってきました。日本語でも十分楽しめます。
    男性が上、女性が下というのはたしかに今の時代からみると受け入れ難い価値観ですが、それだけで読むのをやめるのはもったいない。二つのメインの恋の行方の対比は考えさせられるところがあります。解説を読むと当時の時代感やその後の評価の変遷がわかり、より楽しめました。

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    2020年11月13日
  • ロミオとジュリエット

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    世界的に有名なシェイクスピアの代表作だが、歴史的背景や知識がなかったので、本書だけ読んでも内容が素直に入ってこなかった。できれば、舞台などを鑑賞して理解を深めたい。

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    2020年10月25日
  • シェイクスピア全集 夏の夜の夢

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    『真夏の夜の夢』の舞台を観る予定があったので、高校生?大学生?ぶりに読み直しました。
    原題は『A Midsummer Night's Dream』なのですが、midsummerには「真夏」と「夏至」と意味があるので、本当はどっちなのでしょうね。白水社版翻訳の小田島さんは『夏の夜の夢』としてますね。
    さて、もともとすんなりとは行っていなかった若者たちの恋模様が、妖精の王と女王のいさかいと、王のおせっかいと、妖精パックの勘違いのせいで、ますますこんがらがってしまったのを、再び妖精たちが手を回して、夏の夜におかしな夢を見ていたかのように上手くおさめられる、というのがストーリーですが、今回読

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    2020年10月18日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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    ネタバレ

    お気に召すまま−シェイクスピア全集 15 (15)
    (和書)2009年09月28日 15:28
    2007 筑摩書房 シェイクスピア, 松岡 和子


    「お気に召すまま」は福田恒存翻訳で読んだことがあった。

    ロザリンドの男装がなかなか素敵ですね。

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    2020年09月25日
  • じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ

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    じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ
    (和書)2009年03月20日 21:00
    1972 新潮社 シェイクスピア, 福田 恒存


    喜劇だけど人間の設定が入りくんでいるところが多くてシェイクスピアの作品の中では分かりにくい方だと思いました。

    人間の諸関係の吟味を可能にしてそれを覆してしまうのはやはり無条件的命令(マルクス)の姿勢を感じさせるものだと思いました。

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    2020年09月25日
  • ヴェニスの商人

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    ヴェニスの商人
    (和書)2009年03月07日 17:43
    1967 新潮社 シェイクスピア, 福田 恒存


    シャイロックとアントーニオーの人肉裁判でのやりとりが福音書にあるイエスの裁判と重なりとても興味深かった。

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    2020年09月25日
  • オセロー

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    オセロー
    (和書)2009年03月05日 19:16
    1973 新潮社 シェイクスピア, 福田 恒存


    嫉妬の炎に身を委ねてしまったオセローはその情念の発生する諸関係を最後の死の場面になってようやくくつがえしたのかもしれない。
    しかしそれは諸関係に敗北したと言うことなのだろうか?
    無条件的命令が死であってはいけないと強く思う。ただ死であっても別の何かであることはありえると思う。

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    2020年09月25日
  • アントニーとクレオパトラ

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     『ジュリアス・シーザー』にてブルータスらに暗殺されたシーザー。彼の死後、ローマの政権は、後継者となつたオクテイヴィアス、マーク・アントニー、レピダスの三頭政治が敷かれてゐました。しかしアントニーはエジプトの女王・クレオパトラの色香に迷ひ、ローマを蔑ろにしてエジプトに入り浸りであります。オクテイヴィアスがポンペイとの戦に難儀してゐるのに、手を貸さうとさへしません。妻ファルヴィア(実際には登場しない)の死去を伝へられて、漸くローマへ帰るのでした。

     アントニーはオクテイヴィアスとの仲を強固にするため、オクテイヴィアスの姉・オクテイヴィアを妻に迎へます。政略結婚。しかしそれを聞き及んだクレオパト

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    2020年09月13日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

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    初シェイクスピア。想像してたより読みやすかった。多くの画家がオフィーリアを描いているので、どういう存在なのか知りたかった。本を読んだ後、Amazoプライムでハムレットの古い映画を観たのでより理解が出来た。まずは四大悲劇を全て制覇したい。

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    2020年08月17日
  • ジュリアス・シーザー

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    共和政から帝政への過渡期にある古代ローマで起こった最も重大な事件を描く。シーザーの振る舞いに君主政への志向を見て取ったブルータスたちは、ローマが専制国家となることを防ぐために彼の暗殺を企てる。ブルータスはシーザーに対し個人的な恨みがないことを明言しつつも、公の利益のためには殺さなければならないという。シーザーが王となればローマ市民はみな奴隷になってしまうという、ほとんど強迫観念のような思いに囚われるブルータスとその仲間たち。それほどまでに彼らが重んじた共和政、そして自由とは何だったのかが気になった。

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    2020年08月07日
  • ヴェニスの商人

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    シャイロックに対する印象が180度変わった。"肉1ポンド"の小悪党のイメージが先行していたが、ただの現実主義的な社会的弱者に過ぎない。

    逆に、アントニオの正義の一方的な押し付けが不快。ある意味、彼こそキリスト教という偏見に取り憑かれた、哀れな男のように感じた。

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    2020年07月30日
  • マクベス

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    ネタバレ

    シェークスピアは初めて読んだけど、意外と短編でさらっと読めて面白かった。
    元々は真面目で高潔な人間でも、一度罪を犯して堕ちてしまう姿はどの時代においても普遍的。だからこそ時代が経っても読み継がれていくのかな。ウイットに富んだ展開も面白かった。

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    2020年07月11日
  • ハムレット

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    上演舞台の台本と考えると、舞台上と同じくらいのスピードで読みたいと思う一面がある。他方で、「ハムレット」のような、その人物像であったり、登場人物がどこまで事実や真相を知っていたのか等について、非常に様々な見解が示されてきた作品については、そうしたことについてもある程度知りたいという思いもある。まして、外国の、時代を隔てた作品であるだけに。
    本書は、かなり詳細な訳注や補注が付されており、二読、三読で、理解を深めたいという場合には、大変お勧めである。

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    2020年05月22日
  • リチャード三世

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    シェイクスピア 「リチャード三世」

    いろいろな見方があるのかもしれない。解説者は 史劇、復讐劇 と見ている。ピカレスクとしてリチャード三世を英雄視する読者もいる


    私は この物語を 悲劇として捉えた。リチャード三世を人生の失敗者とみている。


    *自分で自分を呪う人生
    *母から自分の死を望まれる人生
    *自分が死んでも誰も悲しまない人生
    *最期の言葉「馬をくれ、代わりに国をやる」〜手段を選ばず 手に入れた王位の価値が 馬より低いこと に気付いた人生

    から考えると「リチャード三世」は 悲劇としか思えない


    解説者は リチャード三世のハンディキャップ(コンプレックス)と悪事は結びつかないと捉

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    2020年05月17日