ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
財産のない情熱家バサーニオは、噂に名高い女相続人ポーシャに求婚するために金が必要だった。大商人アントーニオは、この若い友人のため、航海中の全財産を担保にユダヤ人金貸しシャイロックから大金を借りる。シャイロックは無利子で融資するといった――ただひとつ、「期限を破った場合は、アントーニオの胸から肉一ポンドをもらう」と条件をつけて。
2005年秋に映画『ヴェニスの商人』公開に合わせて出たもの。
すばらしい訳だと思います。シャイロック、アントーニオ、バサーニオ、ポーシャ、それぞれの人物像に口調がぴったり合っている。
これを小田島訳で読んだのは映画公開のころだったし、映画もこのところ観返していないしで、いい具合に中身を忘れていたので読んでいて楽しかったです。 -
Posted by ブクログ
弟に領地を奪われた公爵は、アーデンの森に移り住んでいる。公爵の娘ロザリンドは、叔父の娘シーリアと大の仲良しのため邸内にとどまっていたが、ついに追放される。男装したロザリンドは、シーリアとともに森に向ったが、一方、公爵の功臣の遺子オーランドーも、兄の迫害を逃れて森にやってくる・・・。幾組もの恋人たちが織りなすさまざまな恋を、明るい牧歌的雰囲気の中に描く。
(裏表紙紹介文より)
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シェイクスピアの喜劇の一つです。
とあるサイトさんで出てきたので、読んでみました。
新潮文庫のは以前「ヴェニスの商人」も読んだことがあったのですが、やはり昭和に翻訳されたものだからか、それとも今訳してもこうなるのか、現代文になれきった身としてはちょっと読みづらかったです。。。
内容としては、なんだか毒舌やはっきりした物言いが多かったです。
本人を目の前にしてお前は美人じゃないとか、自分に求愛している男(A)の前で私はあなた(B)が好きなのとか。
あとは、領地を追われたとはいえ、貴族が洞穴とかで暮らしたり、羊飼いに扮したり。
順応性高っ。
面白かったですが、ただ、やっぱり本で読むより劇を観た方が良いんだろうなぁと思いました。
もうひとつ。
この時代の人たちって、なんだか全力で恋してる感じですごいなぁと思いました。
もちろんフィクションだけど。
p166 中村保男氏 解説
『(「お気に召すままという」)この題名はアーデンの森で気ままに日々を送っている人たちのことを指すのだという説もあるが、それよりも、この芝居をありきたりの牧歌と見るか、もっと複雑な作品と解釈するかは読者や観客のお気に召すまま、という意味にとるほうが当たっていると私は思う。』 -
Posted by ブクログ
言わずもがな、シェイクスピア不朽の名作です。
話の大筋は知っていたのですが、本として読んだのは初めてでした。
最初、時代背景に少し戸惑いました。が、脚注やあとがきなどで、その辺は充分補完されているので問題ありません。
内容的には、今や定番化した「叶わぬ恋」の物語です。
しかしこの「今や定番化した」という既視感が厄介で、どうしてもありふれた物語に感じざるをえません。
それは恐らく、現代の悲劇の大半が、この物語のオマージュであるということが一番に挙げられるでしょう。
ですから、当時の人達がこの物語を見た時の感動を、現代人が感じるということは非常に難しいのではないでしょうか。
そういった意味でいうと、出来ることなら幼い頃に読んでおくべき作品です。
しかし名作であることには違いないので、未読の方も読んでおいて間違いないでしょう。
星4つ。