ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧
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この作品を読むと、優秀で忠誠心のある男を悪人で不義理な人間にしてしまうほど欲というのは恐ろしい。
シェイクスピアの作品を見たのはこれが初めてだったが、人間の心理を端的に表し、ストーリーも単純なので非常に読みやすかった。
普段劇にはまるで興味がないが、シェイクスピアの劇をいつか見てみたいと思う。Posted by ブクログ -
シェイクスピアの兄弟愛と恋愛の物語。
男と女、その二極性を舞台としています。
この訳では日本的な語呂に直しされた言葉遊びが特徴です。
ですからきっと親しみやすいこと請け合いの一冊。Posted by ブクログ -
知らずと知れた4大悲劇。
あらすじはさておき、自分はシェイクスピアの作品はとても面白いと感じていたが、リア王に関してはそうでもなかった。
人物が多くて人間関係を把握するのに時間がかかってしまったり、身元を隠すために、違うキャラになったりとやや混乱してしまった。
道化の役割というのが、本作品...続きを読むPosted by ブクログ -
敵対する名家同士のロミオとジュリエットによる悲劇の愛の物語。
4世紀も前の書に存在していた愛が今尚、編纂されてはいても息づいています。
ローレンス修道僧のロミオ宛の手紙が届いていたら…!
心の底から悔やんでしまいます。
しかし、死を持ってして愛を築き上げた二人がいたからこそ
最終的にモンタ...続きを読むPosted by ブクログ -
四大悲劇はどれも希望のある終わり方だったように思うが、この作品はそうではなく珍しく感じた。個人的にここの全集は台詞のテンポを大事にしていて、読みやすくて好き。脚注があればなお良かった。Posted by ブクログ
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財産のない情熱家バサーニオは、噂に名高い女相続人ポーシャに求婚するために金が必要だった。大商人アントーニオは、この若い友人のため、航海中の全財産を担保にユダヤ人金貸しシャイロックから大金を借りる。シャイロックは無利子で融資するといった――ただひとつ、「期限を破った場合は、アントーニオの胸から肉一ポ...続きを読むPosted by ブクログ
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シェイクスピアのコメディ
「お気に召すまま」には、大変好きなセリフがある。
ジェークイズの言葉で、
「この世界は、すべてこれ一つの舞台。
人間は、男女問わずすべてこれ役者にすぎぬ。
それぞれ舞台に登場しては、退場していく。
そしてその間に一人ひとりが、さまざまな役を演じる。
年齢によって7幕に分か...続きを読むPosted by ブクログ -
RSC版の脚本を日本語訳する際に合わせて購入しました。シェイクスピアは悲劇よりも喜劇の方が好きなので、とても読みやすかったと思います。彼の描く女の子はいつも可愛くて魅力的です。Posted by ブクログ
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言わずもがな、シェイクスピア不朽の名作です。
話の大筋は知っていたのですが、本として読んだのは初めてでした。
最初、時代背景に少し戸惑いました。が、脚注やあとがきなどで、その辺は充分補完されているので問題ありません。
内容的には、今や定番化した「叶わぬ恋」の物語です。
しかしこの「今や定番化...続きを読むPosted by ブクログ -
「人生はただ歩き回る影法師、哀れな役者だ。 出場の時だけ舞台の上で、見栄をきったりわめいたり、 そしてあとは消えてなくなる。」
映画から観たせいか、マクベスに腹が立ちすぎて
最後はスカっとした。もはや悲劇でなく喜劇。
しかし表現の多彩さは流石。
よくもまあ此処まで言葉を尽くせるものだと。Posted by ブクログ -
それぞれのページにある但し書きを読んでいると、原書が読めない歯がゆさに残念な思いが重なってきます。
翻訳版では色々な言葉遊びが楽しめない寂しさがあります。Posted by ブクログ -
(確かイアーゴーのセリフ)
「嫉妬にご用心なさいまし。嫉妬は緑色の目をした怪物で、人の心を餌食にしてもてあそびます。」
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嫉妬の悲劇。愛してるのに疑っちゃう。信じていたから裏切られたと思って行動してしまった。劇だなーっていう展開だったけど、何百年も昔に書かれた作品だとは思えないし、男女問題...続きを読むPosted by ブクログ