ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • シェイクスピア全集 アテネのタイモン

    Posted by ブクログ

    タイモンは両極端な人物である一方、現実を直視せず自分の世界に逃避する姿勢は物語全体を通して変化しない。前半は人々に大盤振る舞いをする慈善家のように見えるが、執事の財政報告に耳を貸さず、また施しをする相手を見極めようともしないのは一種の傲慢というか、心が世界に対して閉ざされているのではないか。後半では「中庸を知らない」と言われるが、彼には現実を直視する目も欠けていると思う。
    現代版でSNSいいね中毒みたいなアレンジをしたら面白いかも。

    0
    2021年09月10日
  • シェイクスピア全集 ヘンリー六世 第三部

    Posted by ブクログ

    ルネ・ジラールが『暴力と聖なるもの』で書いたように、暴力は暴力を呼び、血みどろの復讐が連鎖してゆく。戦局は秋の空のように様変わりし、昨日の勝者が明日には骸を晒している。戦争はヨーク(白薔薇)側の勝利でいったん終結するように見えるが、この後には『リチャード三世』でのさらなる流血劇が控えている。
    先に『リチャード三世』を読んでいたので、その中で言及されたエピソードはここだったのか、といくつか発見があった。

    0
    2021年09月10日
  • シェイクスピア全集 十二夜

    Posted by ブクログ

    登場人物をちょくちょく確認しながら読みました…。
    演劇で観たほうが純粋に楽しめるかも、と思いました。
    それにしても、原書でもきっと頻繁に入っていたのだろう言葉遊びを、日本語でも随所に入れられているのが凄い…。

    0
    2021年07月13日
  • から騒ぎ

    Posted by ブクログ

    原案シェイクスピアのから騒ぎを読んでいたら、もっと面白かっただろうなあと、勉強不足を後悔。主人公2人のかけ合いが、元はどんな感じだったのか興味が湧く。

    0
    2021年07月04日
  • ロミオとジュリエット

    Posted by ブクログ

    昔読んだけど宝塚見るので読み返し。

    シェイクスピアがそんなに肌に合わないのか戯曲が合わないのかははっきりしないけど本当に「ふーん」と言う感想。。戯曲は地の文がないから間を感じられなくて全てがスピーディーに感じる。想像力の問題だけど…。
    言葉遊びがふんだんに使われてるので、多分日本語で読むより英語で読む方が面白そう。翻訳者さん大変だろうなと思った。

    ジュリエットのセリフで、「月にかけて誓ったりなんぞ。一月ごとに、円い形を変えてゆく、あの不実な月、あんな風に、あなたの愛まで変っては大事だわ」という月は形を変えるから月に誓うのはやめてというシーンは好き。

    宝塚のロミジュリは良かったです。

    0
    2021年05月20日
  • マクベス

    Posted by ブクログ

    人の言葉を真に受けて行動することは時に自分を苦しめることになるから、分別を持って行動していこうと思いました。

    0
    2021年05月17日
  • から騒ぎ

    ネタバレ 無料版購入済み

    シェイクスピア

    シェイクスピアを学園ラブコメにw
    若干無理してると感じるところもあるけどあり得なさそうなキャラもこの人の漫画だと笑えて読める。

    #笑える

    0
    2021年05月04日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    有名なハムレット。ざっくりあらすじは知っていたけど、ちゃんと読んだのは初めてだ。ハムレットのイメージがちょっと変わった。現代の読者であるせいか、私はハムレットよりもポローニアスやローゼンクランツ、ギルデンスターンに同情してしまう。一番好きなのはレアティーズだ。
    ハムレットは復讐のために狂気を装っているのだけど、実際にちょっと病んでいる感じもする。人間不信なのか女性不信なのかファザコンなのか。ハムレットについては色々な解釈があるようだ。解説が良かった。

    0
    2021年04月10日
  • シェイクスピア全集 テンペスト

    Posted by ブクログ

    シェイクスピアといえば4大悲劇のイメージが強かったので、このような作品もあるんだなとすこし意外だった。

    0
    2021年03月10日
  • ロミオとジュリエット

    Posted by ブクログ

    名前は知っていたものの、詳しい内容は知らなかったため今回初めてシェイクスピアを読んでみた。

    シェイクスピアには四大悲劇(ハムレット、マクベス、オセロ、リア王)があるが、なぜロミオとジュリエットはそこに入らないのか。

    四大悲劇のどれも読んだことがなく、この本を読んだだけでの予想に過ぎないが、それは、ロミオとジュリエットは結末こそ悲劇なのだが、過程が若い恋人同士がその恋愛を成就させようと一生懸命になる側面が強いからだと思う。

    原文を読んだことがないので、この翻訳がどの程度正確なものか判断できない。

    翻訳された年が1950年ほどだったので、その影響かとても読みづらかった。例えば、原作で呪文を

    0
    2021年03月06日
  • ハムレット Q1

    Posted by ブクログ

    Q1バージョンでさらっと読める。王である父を失い悲しみに暮れていたハムレットは、まもなくして結婚した叔父と母を不審に思っていた。そこで毎晩現れるようになった父の亡霊から衝撃の事実を聞く。
    劇中劇という手法がとてもオシャレだと思う。悲劇とはいえハムレットと恋仲にあったオフィーリアの末路がかなり哀れ。

    0
    2021年02月27日
  • シェイクスピア全集 ハムレット

    Posted by ブクログ

    読んでみて、改めて舞台シナリオなんだなと気付かされた。そして悲劇ってそういう事かと。
    もしかすると結局はハムレットがおかしくなった事で起こった悲劇の連鎖なのかも。
    先王の幽霊は本物?
    信じるか信じないかはあなた次第です!

    0
    2021年01月05日
  • シェイクスピア全集 ハムレット

    Posted by ブクログ

    シェイクスピアを読んでみた。なんとも、表現が豊かで感情や考えの暗喩が多いことか。劇作品はこの時代を象徴しているのだろう。今のテレビは安っぽい。

    0
    2020年12月29日
  • アントニーとクレオパトラ

    Posted by ブクログ

    二人は惹かれ合ってるが、ロミオとジュリエットのような一途さは無い。物語も昂りがない。二人の最期もふらふらしながら萎むように朽ちていく。年齢を経て中年になると邪念が混じるのだろう。2020.12.4

    0
    2020年12月04日
  • ヴェニスの商人 ――シェイクスピア全集(10)

    Posted by ブクログ

    シェイクスピア全集 (10) ヴェニスの商人
    (和書)2009年04月16日 19:11
    2002 筑摩書房 W. シェイクスピア, William Shakespeare, 松岡 和子


    学者としての翻訳、原文の性的表現の指摘などいろいろ註があって参考にはなります。詩的霊感としての表現についてもうちょっと追求したら面白いのになと思った。

    一切の諸関係をくつがえそうとする姿勢がここにもみられる。シェイクスピアの世界性・普遍性・世界市民という認識がここにも良く現れている。ここがなければ元になった作品と同じ道を歩むだろう。

    彼の作品が今でも読まれるのはこの為かもしれない。

    岩井克人の「ベニ

    0
    2020年09月25日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

    Posted by ブクログ

    シェイクスピア全集 (5) リア王
    (和書)2009年04月10日 18:52
    1997 筑摩書房 シェイクスピア, 松岡 和子


    リア王は荒野のシーンが好きなのです。黒澤明「乱」の荒野を彷徨うシーンも賛否はあると思うが印象的だと思う。

    0
    2020年09月25日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

    Posted by ブクログ

    シェイクスピア全集 (1) ハムレット
    (和書)2009年04月04日 16:39
    1996 筑摩書房 W. シェイクスピア, William Shakespeare, 松岡 和子

    松岡和子さんの翻訳を読み始めた理由は拓殖大学で「セミゼミ シェイクスピア入門」を取ったからだ。先生は富田爽子さんだった。様々な映画と英国ドラマと原文と様々な翻訳について学んだ。ロマンポランスキーの「マクベス」やロシアの映画の古い「リア王」も良かった。黒沢明映画ではマクベスの「蜘蛛の巣城」であり「乱」のリア王だった。ただ乱の「毛利元就の三本の矢」の男の三兄弟はは面白くない。やはり三姉妹の争いが面白い。親戚の叔母さん

    0
    2020年09月25日
  • ジュリアス・シーザー

    Posted by ブクログ

    「ブルータス、お前もか」の背景をようやく知った。題名にかかわらず、シーザーは前半で殺害され、話はブルータスを中心に展開される。自由を求める革命家か、単なる謀反者と評されるのか。妻の死も絡んで翻弄される純粋なブルータスである。2020.8.16

    0
    2020年08月16日
  • リア王

    Posted by ブクログ

    虚飾に欺かれ裸一貫となった王は、人間不信から狂気に陥らざるを得なかった。嵐に立ち向い一体となる様は壮絶。2020.8.6

    0
    2020年08月06日
  • アントニーとクレオパトラ

    Posted by ブクログ

    塩野七生との我慢比べに端を発した再読(いつ以来だろう?)。
    世の評判らしいですが、確かに今一つ面白くないかもですな。登場人物全てに良いところもあるよ、みたいな感じで。
    勝手なものですが、やっぱり堕ちるなら徹底的に堕ちていく方が読む方としては面白い訳でして。

    0
    2020年07月25日