【感想・ネタバレ】ヴェニスの商人 研究社シェイクスピア・コレクション3のレビュー

あらすじ

「ユダヤ人には目がないっていうのか」
――金・銀・鉛の箱選び、サスペンスあふれる人肉裁判など、エピソードあふれる傑作青春恋愛喜劇の中に、虐げられたユダヤ人シャイロックが暗い影を落とす。

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Posted by ブクログ

ペンギンリーダーで読んだことがあったけれど、粗筋しか分からなかったので、駆け引きややり取りが分かってよかった。第3幕第2場は解説にもあるように華やかな恋愛劇になっていて、ここだけ異質にも見える。ヴェニスの商人といえば、裁判の駆け引きが1番の見せどころだから。
シャイロックが可愛そうって言う意見もあるけれど、疑心暗鬼から生じた結末と考えると、なんとも言い難い。

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2019年04月06日

Posted by ブクログ

日本語の翻訳も美しい言葉を編んでた。
この時代の舞台からもユダヤ人は悪者として、広く人々の間に広まって行ったのか…
すべてのユダヤ人が悪いわけではないのに。
そしてヨーロッパにもアフリカから王様が求婚にきていた。
すでに欧州ではいろんな人種がいたということか。
最後はユダヤ人をキリスト教徒へ改宗させていた。
キリスト教が正義という考え方は、長い時間をかけて、
こういった大衆芸術の中にもこっそり刷り込まれてきたんだな。
と改めて思った。

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2010年11月03日

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