【感想・ネタバレ】あらし 研究社シェイクスピア・コレクション1のレビュー

あらすじ

「人間てなんて美しいんでしょう。これはすばらしい新世界」
――絶海の孤島で成長した美しい娘は思わずこう叫ぶ。ここにこめられた何重ものアイロニー。かつてこの幼い娘とともに国を追われたミラノ大公プロスペローは魔法により復讐をはかるが、やがて復讐者への憎しみは赦しへと変わり、平安が訪れる。妖精たちの歌声にみちた魔法の島で織りなされる、詩的情緒あふれるシェイクスピア最晩年の名作。そこにはシェイクスピアならではの苦みも仄見える。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

研究社シェイクスピアコレクションの第一巻です。
ミラノを追われたプロスペローが、魔術を研究してそれを駆使し復讐を始めることから物語は始まります。
しかし、復讐の途で感情と理性に揺り動かされた彼は理性を選ぶ。
シェイクスピア特有の人間臭いユーモアも沢山盛り込まれ、文字であるけれども彼らの息遣いが伝わってくるような一冊です。

0
2014年01月16日

Posted by ブクログ

難しい!と言っていいのかプロスペローの行動がちょっと理解できないところがありました…でも初めてシェイクスピアの作品に触れましたが思ったより明るいお話!キャリバンはあのあと孤島でずっと独りで暮らすのかとおもうと可哀想になってきました。

0
2011年12月28日

「雑学・エンタメ」ランキング