ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • ロミオとジュリエット

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    有名すぎて改めて感想もないかとも思ったけど、意外と主人公の二人を取り巻く大人たちの描写に目を向けると、複雑な気持ちになる。若さ、純粋さと、大人の偏見、プライドとの対比を感じると、自分が年を取ったんだと思ってしまう。

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    2026年04月02日
  • リア王

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    授業の一環で読んだ。リア王がとにかくプライドが高く傲慢で、多分認知症なんだろうなと思う場面(すぐ癇癪を起こしたり、訳のわからない言葉を言い出したり)が多かったけど、それでいても自己中で救えないと思った。
    コーデリアは一見優しい女の子のように見えるけど、嘘をつけないからって愛を語らないのは何だか薄情に感じたし、そもそもの原因は彼女にあるように感じた笑
    また、事あるごとにリアやエドマンドなど、登場人物が星や女神、ヘカテなど様々な物に祈っていたのが印象的。1600年?くらいに書かれたはずだけど、エドマンドが星座や占いについて批判的な意見を言っているのに驚いた。みんながみんな盲信的ではなかったのだな、と思った。
    エドマンドに関しては、嫡出子であったとしても別に父親の愛情はしっかりあるように感じるのにどうしてそこまで憎めるのだろう、彼は完全な悪にように思った。

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    2026年03月19日
  • ハムレット

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    悲劇作家のシェイクスピア。
    結末はおおよそ想像できていたが、各人物の命の終わり方が巧緻で面白かった。
    ただ、古典作品なのもあり、語彙が難しい。もっと多くの本に触れ、理解力と語彙レベルを上げてからもう一度読み直したい作品。

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    2026年03月09日
  • マクベス

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    ネタバレ

    前回注釈付きを読んだので
    今回のセリフと舞台の動きのみの脚本でもイメージしながら読めた
    巻末でも訳し方について述べているので 参考になる
    あえて同じ単語を使っていたり 歌舞伎との対比だったり
    ヨーロッパのドラマは潜在的矛盾が何かのきっかけで表に出て いろいろと事件が起こる
    (となると マクベスは魔女たちに会わなければ 「王になりたい なれるのでは」とはならず 何も起きなかったのか)
    訳者の『訳す時はいろいろな字引を引いて シェイクスピア辞典を引いたり 故事来歴を調べたり 前の人の訳を右側だか左側だかに置いて それよりいい訳をしようと思うし』
    に笑ってしまった

    マクダフ夫人と息子の会話
    「じゃあ誓いを立てて破る人って馬鹿だね だって誓いを立てて破る人は一杯いるんだから 嘘をつかない人をぶん殴って縛り首にすればいいのに」
    訳者あとがきによると 当時のイギリスは魔女狩りが盛んで 『すぐ隣のおばさんを魔女だといって引っ張っていって 残虐な目に遭わせて殺してしまうという事件がしょっちゅうあったのは シェイクスピアが生きていたころです』とあるので
    そういうのも関係して出たセリフかなとも思ったり
    (誓いを立てて破る人→魔女とされた人 嘘をつかない人→裁いた聖職者や権力者?と思ってしまった)

    マルカムのセリフの矛盾は相変わらずだけど コレどういう事なのだろう?

    有名な詩は以下の訳し方
    「明日 また明日 また明日と 小刻みに一日一日が過ぎ去って行き
    定められた時の最後の一行にたどりつく
    きのう(←なぜひらがな?)という日々はいつも馬鹿者どもに
    塵泥の死への道を照らして来ただけだ
    消えろ 消えろ 束の間のともし火!
    人生はただ影法師の歩みだ
    哀れな役者が短い持ち時間を舞台の上で派手に動いて声張り上げて
    あとは誰ひとり知る者もない
    それはただ白痴が語るただ一場の物語りだ
    あふれ返る雄叫びと狂乱
    だが何の意味もありはせん」

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    2026年03月08日
  • 新訳 十二夜

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    ネタバレ

    吉田鋼太郎に密着した『情熱大陸』を見た。学生時代にシェイクスピアの『十二夜』を見て、シェイクスピアにのめり込んだという。映像の仕事は様々な制約があって自分の全てが出せないけど、映像から知った人はそれが鋼太郎だと思う。それが残念だ、とも。蜷川幸雄の跡を継いで『彩の国シェイクスピアシリーズ』の芸術監督となった彼は、イギリスのシェイクスピアの生地へ行く。巨人と思っていた蜷川も超えて、まっすぐにシェイクスピアを見つめている吉田鋼太郎。やっぱシェイクスピア舞台見に行かなあかんな!

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    2026年03月06日
  • シェイクスピア全集 ハムレット

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    シェイクスピアの代表作にして四大悲劇の内の一篇。ご存知デンマークの王子ハムレットが殺された父王の復讐にとりつかれ、周囲の人々すべてを巻き込んで滅んでいく物語。

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    2026年02月10日
  • ヴェニスの商人

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    「憂国のモリアーティ」にてこの戯曲をもとにしたお話があり、気になって読んでみた。
    シェイクスピアの作品は初めてだったが、これはなるほど…観劇してみたくなる。
    箱を選ぶ時の掛け合いや裁判時の緊迫した状況は、読んでも伝わってくるものはあるが、これは芝居で感じたい。

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    2026年02月07日
  • ハムレット

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    痛快なほどに、ハムレットの皮肉が炸裂するイギリスらしい作品。
    主人公の、恋や世界の不条理さに嘆く様は時代を超えた普遍性がある。
    喜劇とは言えここまでバカバカしいのかと思いつつも、締まりのよい終わり方だったと思う。

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    2026年02月03日
  • シェイクスピア全集 マクベス

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    野望に取り憑かれた男の悲劇
    夏の夜の夢ほどの感動はなかったけど、400年前の物語が普通に面白いっていうことが素晴らしい

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    2026年01月02日
  • マクベス

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    不安が主題という解説が腑に落ちた

    シェイクスピアは小説家じゃなくて劇作家

    古すぎて改ざんされている説が出るの面白い

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    2025年12月27日
  • マクベス

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     スコットランドの武将マクベスが王になろうと、謀略を巡らして王になり、戦いの果てに殺される話。
     王になるだろうという魔女の予言に基づいて、王になるための行動を開始したマクベスだったが、その魔女の予言が全て当たるものの、マクベスが解釈した通りに起きなかったのは笑えた。森が城に来なければ大丈夫とか、女の腹から生まれた者に負けないとか、実際にはその通りなんだけど、実際森が動いたり、女の腹から生まれなかったものが出てきたりした。
     古すぎてよくわからなかったところもあってあまり楽しめなかった。

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    2025年12月19日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    妖精や魔術など、ファンタジー要素が強く、面白かった。海外文学ということで少し身構えていたが、意外とすんなり読めた。

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    2025年12月19日
  • ロミオとジュリエット

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    ロミオとジュリエット、おおまかなストーリーは知っていますが
    本で読むのは初めてです。
    こういうのっていろんなパターンが出ているので
    キリが無さそう……と思いながらも全部読んでみたいなぁ…と野望だけは抱いています(笑)

    これは戯曲本のようになっていました。
    他もそうですか?
    後半には舞台ロミオとジュリエットの解説?みたいなのも入っていて、ちょっと専門的でした。

    英文をどう訳すかも訳す人によって選ぶ言葉が違うと思うので
    他のものとも読み比べてみたいですね!

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    2025年12月11日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

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    父王を亡くし、悲嘆に暮れるハムレット王子の前に父王の幽霊が現れた。幽霊は、現国王に暗殺されたことを明かす。
    ハムレットは復讐を誓うが悩む。
    to be or not to be

    ハムレットの舞台ってデンマークだったんだねえ。

    戯曲なだけに話が登場人物のセリフで進んでいく。人物像や景色については基本的に書かれていないので想像するしかない。イメージをふくらませる作業は楽しいけどやっぱり何が起きているのかわかりづらい。
    シェイクスピア関連では研究書がたくさん出ているのもわかる。
    これを舞台化、映像化する人たちは大変だな。

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    2025年12月04日
  • ハムレット

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    ストーリーがとても面白かった。これが1600年頃に書かれたものだとは思えない。今の人たちにも繋がりそうなオフィーリアの苦悩。ここが1番すごいなと思った。今も昔も人間の苦悩とか感情とか変わっていないのだとこの物語を通じて感じた。ただやはり戯曲は初めて読むこともあってかところどころわからないこともあった。舞台で見てみたいなと思った。

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    2025年11月19日
  • シェイクスピア全集 ハムレット

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    有名な名台詞、生きるか死ぬかそれが問題だ。
    やっと読み終わり初めてハムレットの
    物語を知り、ハムレットは機うつ病にかかり
    その当時は高貴な人々が流行りの様に
    かかっていたらしい。
    復讐や疑心暗鬼に全ての人間が侵されて
    いく様はやはり四代悲劇の一つらしい
    最後であった。

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    2025年10月24日
  • ハムレット

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    1度読んで、物足りなくて続けて再読。

    シェイクスピアは遠い昔に読んだマクベスに続いて2作品目。
    ハムレットを読もうと思ったきっかけは、井上涼さんの「オフィーリアまだまだ」を見て、その後YouTube・山田五郎さんのオトナの教養講座でミレイの「オフィーリア」の回を見て。
    これはハムレットを読まねば、と。

    読んでてあまり悲劇感を感じず、特にポローニアスとのリズム感ある会話が何だか漫才みたいに感じた。ギャグかな?
    ハムレット、何で狂気のふりしてるの??さっさと復讐しちゃいなよ!って読んでてずっとヤキモキした。
    演技ばっかしてるから、いろんな人が犠牲になっちゃってる…。

    最初にお父さんの亡霊に真実を明かされた時、ホレイショー達に打ち明けてサクサクっと作戦立てて、で後半の決闘のシーンでキレッキレの復讐!!だったら読んでてスカッと気持ち良いんだけどな。
    まぁ、それじゃダメなんだよね。人間くさいのがまた魅力。悲劇ってこうなんだよね。切ない…。

    次は実際に劇を観たい!

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    2025年10月19日
  • マクベス

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    デンゼル・ワシントンの演じた「マクベス」をもう一度見たいなぁ。DVD化しないのかな。
    シェイクスピアの作品を読んだのは恐らく2冊目。ほぼ覚えていないが、戯曲を本にすると、このような書き方に表現されるのだなと改めて思い出した。ストーリー的にはなんとなく先の見通せる話でしたが、史実を基にできているとは驚き。 しかしながら一番の悪役はマクベス夫人かと⋯。

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    2025年09月28日
  • オセロー

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    父親がオセローに語る「顔が肩の下についている未開人の話し」たしか、マッドフラット系ユーチューブで彼らのイラストを見て、そんなバカな...デカイ足の人とか、これらをググっても出てこない。まさか、シェイクスピア「オセロー」にたった一行だけど、彼らの存在の痕跡があったとは驚き。

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    2025年09月23日
  • マクベス

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    「人生は舞台。人はみな大根役者。」


    〈あらすじ〉
    スコットランドの将軍マクベスは戦争からの家路で3人の魔女に遭遇する。魔女はマクベスはいずれ領主、そして王になるという。半信半疑だったマクベスだがその後戦果をあげた褒美として領主に任命され、魔女の予言が本物であることに気づく。それから強欲になり続けるマクベスは、殺人に手を染め自らの身を滅ぼす。


    〈珍しくファンタジー〉
    マクベスはシェイクスピアの四大悲劇の中で唯一ファンタジー要素を有している作品である。リア王、オセロー、ハムレットはいずれも生身の人間を中心に人間の愚かさを描いているが、マクベスだけは「魔女」が登場するからだ。
    四大悲劇を立て続けに鑑賞している身としては新鮮で面白い。が、マクベスだけに魔女を登場させたシェイクスピアの意図は何なのか、人間で描く人間の愚かさ、という一貫性を破ってまで魔女が必要だった理由は何なのか、気がかりでしょうが無い。もしかすると魔女はマクベスの強欲が創り出した妄想で、魔女もまた人間の愚かさの一部だったとしたら...と考えずにはいられなかった。

    〈連鎖する悲劇〉
    最初はダンカン王を殺し自身が王となることが目的だったマクベスだが、王を殺したことによりその座を守るため親友を、次はその家族を、といった様に次々殺人に手を染めていく。罪に罪を重ねどんどん気が狂っていくその様子はまさに悲劇であると同時に、シェイクスピアの、罪を庇える罪など無い、というメッセージも受け取れると感じた。


    四大悲劇のうちの一つであるマクベス、強欲が生んだ悲劇だった。

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    2025年09月21日