ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
巻末の解題と解説において、ユダヤ人であるシャイロックは単なる都合の良い悪役にすぎず、物語の枠を越えて評価すべきでない云々とされているが、少々その評価には疑問を感じざるを得ない。それは、あくまで文学研究者としてのポジショントークのように感じる。この『ヴェニスの商人』は、現代の娯楽小説や少年漫画のような単純に大衆受けを狙ったものではなく(当時のイギリスではそうだったのかもしれないが…)、もはやこの作品は「古典」である。この『ヴェニスの商人』をジャンプの王道漫画のように、娯楽として楽しむことができる人ならともかく、多くの人は古典として読む以上、時間的な距離と共に評価自体も距離を明けておく必要があるだ
-
-
Posted by ブクログ
四大悲劇のうち、これだけが未読でした。
これはご存知将軍オセローが部下のイアーゴによって妻を疑い殺害する悲劇です。しかし、こんな簡単に騙されるものだろうか…と素朴な疑問。
そもそも事の起こりオセローが副官にイアーゴではなくてイケメン青年を抜擢したこと。それで嫉妬したイアーゴが画策して事件に至る。イアーゴはシェークスピア作品中最も腹黒い人物なのに他の登場人物はこぞって彼を「正直だ」と言う。一見正直で人当たりのいい人ほど腹の中はわからない…という事なんだけど…いい人って実は軽く見られてしまう。
オセローもイアーゴを都合よく使っておきながら、彼の中の野望や出世欲に気付けなかった。いい人だから野望 -
Posted by ブクログ
1606年頃 シェイクスピア四大悲劇の戯曲。
スコットランドとノルウェイの戦闘。スコットランドの勝利を牽引したマクベス。帰還の途中の荒野で三人の魔女と会う。
マクベスは、「王になる」
一緒にいたバンフオーは「子孫が王になる」
と予言される。
予言を期待するマクベスと、マクベス以上に王妃の座を求める妻。王を殺害して国王となる。
強気の奥さんに翻弄されている様でもあります。
王となっても、復讐に不安は募る。そのため圧政の暴君となり、政治生命は長そうにない。
魔女に再び予言を求める。
「女の産み落とした者の中には、はむかう者は居ない」
「森が進撃してこない限り安泰」
女から生まれない者は居ないと安