ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • 夏の夜の夢・あらし

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    ネタバレ

    短いのでさらっと読み進められる。妖精や怪物の登場など、両作ともに登場人物が個性豊かで魅力的。
    (夏の夜の夢)妖精が多すぎて整理するのがちょっと大変。キューピッドの矢の力を持った植物と、うっかりものパックが引き起こす若者たちのてんやわんやが面白い。
    (あらし)何故プロスペローがあっさり許し、キャリバンが突然従順になったのかが謎ではあるが、読者を引き込む展開が続くのであっという間に読めてしまう。

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    2015年09月16日
  • リア王

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    ネタバレ

    人に人の心が読めるなんて、そんなお話。

    娘の愛情をテストしたリア王。ことばに騙され読み間違える。忠臣を追いやり、荒野をさまよう。家臣は野心に満ちた子の計略に嵌り、二心のない上の子を遠ざける。愛を手段に、この世の富と肩書を求める姉妹。結局、心優しいコーデリアも、自分の間違いに気付いた老王も、死ぬ。悲劇。

    ハッピーエンドに直した版があるという。それはそれでいい気持ちになれるかもしれないが、悲劇を観る意味がある。悲しい、悔しい、ひどい、そんな激情に身を委ね、心を揺さぶらせる。その中から見えてくるものがあるはずだ。お涙ちょうだいの安易なものにとどまらず、観客を突き放して、呆然とさせて、ひっかかった

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    2015年09月01日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    夜の夢は妖精に弄ばれる人間たちの滑稽な恋愛模様が繰り広げられます。説明は詳細にしないとだめですね。そもそもなぜこのいたずらっこのような要請に頼んじゃうの王様と突っ込みをいれたくなります。最後は無事幸せになってよかったですね。
    あらしは、もと王様が復讐を果たすべく自分が追いやられた島に、犯人たちを導き、思う存分嫌がらせした後、満足して国に帰る話ですが、こき使われる妖精がだんだんとかわいそうになります。最終的に自由になったものの、読んでる間、やっぱり自由にするのやめたとか言い出したらどうしようかとちょっとはらはらしました。どちらもハッピーエンドな流れで読みやすかったです。

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    2015年08月19日
  • マクベス

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    マクベス読破。決して面白いストーリーではなく、段々陰鬱になっていく展開である。名作として知られているだけあり、舞台で見てみたいと思った。また、マクベスには元となる歴史書のようなものがあり、年代記というらしい。こちらも是非読みたいと思った。

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    2015年08月14日
  • オセロー

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    シェイクスピア『オセロー』新潮文庫

    ー邪推にはもともと毒がひそんでいる、そいつが始めは嫌な味がしない。しかし、ちょっとでも血の中に染みこむと、たちまち硫黄の山のごとく燃え上がるのだ。ー

    どうしてもオセローだけお揃いの表紙が中古で見つけられず…この表紙イヤだ。

    四大悲劇の中で最も読みやすく(話がわかりやすく)、最も小規模で現実味のある話でした。

    間違いなく、デスデモーナの親父さんは悲劇を予期していただろうし、イアーゴーではなくキャシオーを副官に選んだオセローも相応しい人選をしていたんでしょう。

    親の言うことは割と当たっています。
    他人に頼っても恋は成就しません。
    人を騙して出世してもロ

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    2015年06月28日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    初シェイクスピア。
    劇の台本を読んでいるようで、最初は文体に慣れるのが一苦労(笑)まあ直ぐに慣れる。
    長年愛されてきた作品なのだろうか。私にはよくわからない。これが喜劇だからか?
    今度は彼の悲劇の作品を読むとしますか。

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    2015年05月12日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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    ネタバレ

    久しぶりのシェイクスピア。
    やっぱり劇を見たい。

    タイトルは登場人物たちと観客におけるダブルミーニングだと思う。
    第三幕 第二場でオーランドとロザリンドが再会した場面でのロザリンドの
    「時の歩みはそれぞれ人によって違うんですよ。」
    という言葉が印象的だった。

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    2015年05月06日
  • ハムレット

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    「生きるべきか、死ぬべきかそれが問題だ」のセリフがあまりにも有名な本作品。注釈が多く、読むのがなかなか困難であった。一度、先にハムレットを映像で見ておいた方がわかりやすいと思われる。最初の方はどうなるのかドキドキしながら読んでいたけど、注釈の多さに段々疲れてきて最後には容量オーバーで脳内パンクしてしまった。シェイクスピアの戯曲で最長編らしいので、他のも読んでからまたチャレンジしたい。2012/480

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    2015年04月16日
  • シェイクスピア全集 ロミオとジュリエット

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    ネタバレ

    マクベスあたりと比べるととても読みやすかった
    初めてシェークスピアを読むならこれが良かったかも。。
    最初は違う女性が好きだったのにあっさりとジュリエットに
    心を奪われるロミオにちょっと驚きました
    修道士ロレンスの”驚いたものだ、なんという気の変わりようだ”と
    いうセリフにうんうんと頷いてしまった
    あまりにもあっさり二人とも死んでしまうなぁ。。

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    2015年03月19日
  • ヴェニスの商人

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    ネタバレ

    シャイロックは、ユダヤ人ということで差別され屈辱的な扱いをキリスト教徒から受けていた。
    しかしひょんなことから自分を侮蔑していた貴族で貿易商人アントーニオに大金を貸すことになる。
    この時、キリスト教徒は友人に金を貸すときは利子をとらないという教えに習い、シャイロックも利子を取らないことにする。
    だたし期限までに返済できない場合は、アントーニオの肉1ポンドをいただくという条件で。

    結局、アントーニオは期限を守れず、シャイロックに人肉裁判にかけられることになる。

    差別、人肉裁判、ユダヤ人等の内容がでてくる。

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    2015年03月18日
  • ジュリアス・シーザー

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    ネタバレ

    古典だからなのか?脚本形式だからなのか?
    セリフ一つ一つが長く、すごく修飾語が多い、コッテコテの文ばっかり。
    すごい新鮮でした。

    「近頃の君はよそよそしい態度でどうしたのか心配だよ」
    「よそよそしくしたつもりはないんだ。悩んでいて君に思いやりが足りなかったように感じていたならごめん。」
    みたいな内容を1ページ近く仰々しいセリフにしてやりとりしてるっていう…。

    このお話読んで、嫉妬って恐ろしい…!
    って思いました。

    領地を拡大して国のトップに君臨するシーザーに嫉妬した部下たちが、シーザー暗殺をもくろむ。

    シーザーが昔病気になった事を引っ張り出してきて、国のトップが病気なんて情けない。あい

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    2015年01月29日
  • ハムレット Q1

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    おぼろげに知っていた話をちゃんと読んでみた。
    Q1は最短のシナリオらしく、すぐに読めるが説明不足なのか謎が多く残る。
    王妃は何も知らなかったのだからそこまで責めなくてもと
    人生半ばの私は思うのだが。
    若さ故の純粋さ潔癖さがそれを許せないのだろう。

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    2015年01月07日
  • オセロー ――シェイクスピア全集(13)

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    よく引用もされ筋もよく知られている戯曲で、ハムレットとかよりずっとわかりやすいと思っていたのだが、逆に面白さが理解しづらかった。
    読者に見えるイアーゴーは最初から裏表のある男、ずるい男、なのに、作中人物誰もが終盤まで「彼は善良だ、彼は信頼できる」と言う。これで戯曲でなかったら、作中で「うわあ、これは裏の顔を知らなかったらだまされるわ」と読者に思わせないとだめだと思うし、むしろ最初は善良な役柄として出しておいて話の途中で読者の度肝を抜くべきだと思うが、戯曲なので舞台ではそれを演技で見せられる、ということなのだと思う。
    イアーゴーがどうしてそんなにもオセローを陥れたいのかはっきりは語られないが、黒

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    2014年12月19日
  • ヴェニスの商人

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    ずっと昔の作品なのに今読んでもそこそこ楽しめる。劇の台本ということで、普通の小説とは違うけど、面白い。

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    2014年10月07日
  • ヴェニスの商人

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    今月の千年読書会の課題本となります。
    子どもの頃に読んだ覚えがありますが、学生時代はどうだったかな。。

    うろ覚えながらもイメージ的には、
    勧善懲悪なカタルシスのある喜劇、との感じでした。

    粗筋としては確かにその通りで、、

    当時は16世紀、大航海時代を謳歌する海洋国家“ヴェネツィア”、
    そこで海運業を営む一人の商人とその周辺の人々の物語となります。

    その義侠心あふれるヴェニスの商人“アントーニオー”が、
    手元不如意な友人“バサーニオー”の結婚資金?を用意するため、

    ユダヤ人の金貸し“シャイロック”から借金をすることに。
    その担保は、航海中の積荷と自分の“1ポンドの肉”。

    あえなく難破

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    2025年03月07日
  • ジュリアス・シーザー

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    ついあのフレーズを日常冗談で使う事が多々ありますが、原作を読んだことがなかったので読んでみました。意外にもシーザーさんが倒れるのが早く、フレーズも前半で出てきてしまったので、え、これからどうなるのという思いで読みました。てっきり、最後の最後にその台詞を呟き終わるものだと思っていたので。英雄になるはずが、言葉をひっくり返され追われる身となり、最後はシーザーのもとへ行ってしまうブルータスもちょっと利用された感で可哀想になりました。

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    2014年07月05日
  • マクベス

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    これは読むより劇を観るべきなんだと思った
    正直全然おもしろくもないし盛り上がりも無ければ悲劇としても弱い

    解説がなければ読むに耐えない

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    2014年05月22日
  • ヴェニスの商人

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    当時の社会情勢や価値観が現代とは全く異なるので興味深いけれど、あまり喜劇とは取れませんでした。主人公アントニオは作中、聖人とは正に彼そのものみたく呼ばれます。こちらからすると「どこが⁉︎」と言わんばかり嫌な奴だし、高利貸しのユダヤ人シャイロックは確かに頑固なんだろうけど、あの扱いは気の毒かと…。彼が血も涙もない極悪非道の悪人とは捉えにくかったです。「友から利子を取らない」のは百歩譲って許容するとして、友に唾をかける人間に共感は出来ません。
    時代や宗教的価値観の違いを感じさせる作品でした。

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    2014年04月03日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    初めてこういう類の本を読んだ。

    キャピュレット家主催の宴会の場で出会ったロミオとジュリエットが一目惚れした。

    紳士淑女の極みのような人格が、互いを想うときには言葉も振舞いも取り乱してしまう様が印象的であった。

    その互いの身分とのギャップから、どれほど好きなのかを読者に印象づけていた。

    しかし何故お互いに好きになったのか?その背景が理解できなかった。

    「モンタギュー家とキャピュレット家の和解」「平和はいいことだ(争いはくだらない)」という結論ありきで紡がれた物語という印象を拭いきれず、創作とはいえ、作者の作為を感じざるをえないのが残念であった。

    そして最後の「モンタギュー家とキャピュ

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    2014年02月07日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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     シェイクスピアの喜劇。
     お気に召すままというのはエピローグのセリフに由来するものだろうか。
     喜劇だけあって、出てくる登場人物はみなすべてどこかおかしい。
     いつか舞台で見てみたいものだなぁ。

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    2014年01月28日