ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シェイクスピアの言わずとも知れた悲劇の名作。良いテンポとユーモアのある表現が心地良い。
コアメッセージとしては「権力は持ち続けろ」「だれかに依存する状況は絶対に避けろ」というところか。
リア王は物分かりの良い風を装って、気前よく娘たちに自らの権力を分け与えた。自分と自分の兵隊を養う財産も放棄して、娘に交代で面倒を見てもらう悠々自適な老後を夢見たのだ。しかし娘たちは養い続けなければならない父親に嫌気が差して、彼を追い出してしまう。リア王は裏切られたショックに発狂し、廃人となってしまう。
あらすじとして悲劇だが、トリガーは王の愚かさにある。例え自分が王であり、頼るのが例え実の娘でも、ずっと依存し -
Posted by ブクログ
【読み終わって感じたこと】
誰かの喜劇は、必ず誰かの悲劇によって成り立っている。その事実を改めて考えさせられる作品だった。この作品は、単なる喜劇ではない。シャイロックという1人の人間の悲劇でもあるということを、忘れてはならないと思う。
【印象に残ったセリフ】
「ユダヤ人は目なしだとでも言うのですかい?(中略)何もかもクリスト教徒とは違うとでも言うのかな?」
シャイロックの言葉。登場人物たちは、彼を「ユダヤ人」「異教徒」と何度も呼んでいた。人種で見て、シャイロックの中身をあまり見ようとしていない様子が窺えた。もちろんシャイロック自身の中身もあまり良いものとは言えないだろう。だけど、彼は「ユダヤ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んだことがなかったので、改めて読んでみようと思った。道化が核心を突いていて、ちょっと下品さもあって。解説の「物語」から「悲劇」への転換は知らなかった。元ネタは感動しそうだけど、やっぱり長くやることを考えたらグダるだろうし、二重の物語が絡むのはシェイクスピアのオハコみたいなものですからね。
最初はリア王をただの老害(?!)と思っていたけど、解説にあった自己に初めて向き合った「リアの影法師」を踏まえると哀れにも見える。でも親世代たちは強い。最後に向かっての末娘との再会はちょっと美化しすぎる感じが否めなかったケドそのくらいコントラストをしないと姉たちがね。。。
また改めて読んだら違う見え方がで -
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Posted by ブクログ
昔読んだけど宝塚見るので読み返し。
シェイクスピアがそんなに肌に合わないのか戯曲が合わないのかははっきりしないけど本当に「ふーん」と言う感想。。戯曲は地の文がないから間を感じられなくて全てがスピーディーに感じる。想像力の問題だけど…。
言葉遊びがふんだんに使われてるので、多分日本語で読むより英語で読む方が面白そう。翻訳者さん大変だろうなと思った。
ジュリエットのセリフで、「月にかけて誓ったりなんぞ。一月ごとに、円い形を変えてゆく、あの不実な月、あんな風に、あなたの愛まで変っては大事だわ」という月は形を変えるから月に誓うのはやめてというシーンは好き。
宝塚のロミジュリは良かったです。 -
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