ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • マクベス

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    シェイクスピアのマクベスを以前読んだのはもうずいぶん昔のこと。たぶん小学生ぐらい。当時はお伽噺、童話の一種として読んでいたんだと思います。
    19になって改めて読み返してみて、まあ人間は幻想に生きていて価値観の箱の中にいるんだなあ、と思った。ある考え方体系に入るというか。善悪の判断基準も、妄想も。個人の認識だなあと。
    世界的名作だからって万人の心を鋭く抉るとは限らない。わたしの理解がまったく追いついてないせいだと思いますが。また何年かしたら再読します。

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    2011年12月16日
  • シェイクスピア全集 ロミオとジュリエット

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    ネタバレ

    あらすじはわかっていたけれど、細かいところはよくわからなかったので。オクシモロン…?だっけ。比喩の仕方が斬新で、でも理解できる、シェークスピアの言い回しが素敵です。いつか原文を読んでみたいです

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    2015年02月27日
  • リチャード三世

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    いやぁシェイクスピアさん、悪人書かせると天下一品!絶対本人悪くないとこんなの書けないよ!
    そしてこの悪口の応酬ね。皆さん悪口のネタが尽きた際には是非シェイクスピアを。この作品はもう呪詛のレベルだけど。

    その呪詛のクライマックスで、締めくくりにその対象の名前呼んで決めようとした所をタイミング良く相手の名前に変えて呪詛返しした上に、言い直されたら「は?」って。「は?」と来ましたよこのリチャード3世。笑った。

    ガンガン邪魔な奴を殺しまくって、要所要所で演技も挟んで相手を騙くらかし、しかも上記のようにお口の達者っぷりが他の追随を許さない(皮肉の言い合いで絶対負けない)リチャード3世。あっという間に

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    2011年11月24日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    ネタバレ

    レオナルド・ディカプリオの主演映画『ロミオとジュリエット』を見ながら、対照させて本文を読んでみた。

    いやまったくほれぼれしてしまうくらい、原典に忠実に映画が作られていて、非常に楽しめました。

    映画も、翻訳本も。

    シェイクスピア翻訳と言えば数々の名訳珍訳が出ていますが、この角川文庫の新訳版は、とても読みやすいです。

    巻末解説が鴻上尚史さんで、シェイクスピアが取っつきにくいと感じている人ほど、一度は読んでおきたい解説です。

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    2011年11月01日
  • シェイクスピア全集 ジョン王

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    ジョン王の枢機卿に対する台詞が辛辣で笑ってしまった。シェイクスピアが生きていた頃の英国は、ローマと縁を切っていたのでこのようなことも書けたのだろう。

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    2011年12月01日
  • シェイクスピア全集 テンペスト

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    はじめてこのような形式の本を読んだが、ただ話の展開を追うだけになってしまい、どのようなメッセージを伝えたいのか分からなかった。

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    2011年08月20日
  • シェイクスピア全集 冬物語

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    ナイスです!
    シチリア王が愛する妃が浮気した男の子を宿しているのではないとの妄想を抱いて、悲劇を招く前半と、その16年後の奇跡の大団円。

    しかし、王妃を裁判にかけたりするので、エリザベス時代じゃないよなぁ?とドキドキしながら読んだ。
    巻末の解説で1611年の作らしいとわかって一安心(出典小説はエリザベス時代らしいけど…)。

    15年ぶりくらいに読んだので、ラスト以外ほとんど忘れてた。
    クライマックス前まで読んでから、「子供のためのシェイクスピアカンパニー」の演劇を見た。
    脚本・演出の山崎氏の解釈と、アフタートークのおかげでさらに深くこの作品が楽しめました。

    ロマンス劇だけど、ちょっとした感

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    2011年07月20日
  • 新訳 マクベス

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    No.6の影響をモロに受けた選書。
    ロミオとジュリエット、ベニスの商人と読んだけど、
    マクベスを読んで、シェークスピアがはじめて面白いと思った。

    韻を踏んで書かれているなら、やはりオリジナルの言語で読みたいところだけれど、
    そのリズム感を殺さない、なるほど名訳。

    まるで、シュルレアリスムの絵画を観ているよう!
    韻文を多用しているから、西尾維新好きに受けそう。

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    2011年07月14日
  • シェイクスピア全集 リア王

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    リアはもうろくじじいだと思う。なのに、その姿は心を打つ……どうしてだろう。

    呪いは存在すると思う。呪いは、見ず知らずの人ではなく身近な人に力を持つ。たとえば愚かな親が子どもの破滅の原因になる、など。

    ゴネリルとリーガン、コーンウォールは極端に視野が狭い。彼らの世界には深みがない。彼らにとって物事は単純だ。
    自分の利益になるか、ならないか。役に立つか、立たないか。そこには人間を人間として見る視点が欠けている。

    エドガーは敵だって命を奪いたくはなかった。

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    2015年03月01日
  • ハムレット Q1

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    先にオペラを観てから読んだので(というかオペラの原作が知りたくて手に取ったのだけれど)、ハムレットの脳内イメージがキーンリーサイドで再現されてしまった。(笑)
    ラストシーンで全員死んでしまうのは、悲劇というよりギャグのようだった。むしろハムレットがなにひとつ守るものがない状態で、屍の上の玉座にのぼる方が悲劇的なのではないかと考えてしまった。フランス版オペラを観た影響だとは思うけれど。
    脚本なので、最初は読みにくかったけど、慣れてしまうと短時間でするすると読めた。シェイクスピアの他の作品も読んでみたい。

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    2011年07月02日
  • シェイクスピア全集 ハムレット

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    ネタバレ

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年06月08日
  • シェイクスピア全集 冬物語

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    前半の悲劇的で深い情念を感じさせる雰囲気と、後半の陽気で喜劇的なシチュエーションの対比。リオンティーズの転向があまりにも唐突な印象ではあるけれど、お約束も含めて楽しい作品でした。

    余談ですが、ロメールの同名映画『冬物語』にはこの作品の演劇のシーンが出てきます。

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    2011年06月07日
  • マクベス

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    悲劇であり、裏切り劇であり、復讐劇である。
    登場人物の心の闇がうまく表現されている。
    ほかのシェイクスピア作品ももう一度読み直したい。

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    2011年03月05日
  • マクベス

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    ネタバレ

    この作品を読むと、優秀で忠誠心のある男を悪人で不義理な人間にしてしまうほど欲というのは恐ろしい。
    シェイクスピアの作品を見たのはこれが初めてだったが、人間の心理を端的に表し、ストーリーも単純なので非常に読みやすかった。
    普段劇にはまるで興味がないが、シェイクスピアの劇をいつか見てみたいと思う。

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    2011年02月14日
  • シェイクスピア全集 十二夜

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    シェイクスピアの兄弟愛と恋愛の物語。
    男と女、その二極性を舞台としています。
    この訳では日本的な語呂に直しされた言葉遊びが特徴です。
    ですからきっと親しみやすいこと請け合いの一冊。

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    2011年01月25日
  • シェイクスピア全集 リア王

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    知らずと知れた4大悲劇。

    あらすじはさておき、自分はシェイクスピアの作品はとても面白いと感じていたが、リア王に関してはそうでもなかった。
    人物が多くて人間関係を把握するのに時間がかかってしまったり、身元を隠すために、違うキャラになったりとやや混乱してしまった。

    道化の役割というのが、本作品のポイントなのではないだろうか。

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    2010年12月04日
  • お気に召すまま

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    ロザリンドいたずらっこでちょうかわいい。

    ところで私の持っているこの本にはかわいい表紙がついていないんだが……解せぬ ロザリンドとシーリアと道化かな?

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    2014年10月06日
  • ロミオとジュリエット 研究社シェイクスピア・コレクション5

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    敵対する名家同士のロミオとジュリエットによる悲劇の愛の物語。
    4世紀も前の書に存在していた愛が今尚、編纂されてはいても息づいています。
    ローレンス修道僧のロミオ宛の手紙が届いていたら…!
    心の底から悔やんでしまいます。
    しかし、死を持ってして愛を築き上げた二人がいたからこそ
    最終的にモンタギューとキャピュレット両家が和解できたのも事実。
    ハッピーエンドかバッドエンドか。
    それは人の立場によって変わってくるのです。

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    2017年11月06日
  • シェイクスピア全集 リチャード二世

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    四大悲劇はどれも希望のある終わり方だったように思うが、この作品はそうではなく珍しく感じた。個人的にここの全集は台詞のテンポを大事にしていて、読みやすくて好き。脚注があればなお良かった。

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    2010年10月09日
  • 新訳 ヴェニスの商人

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     財産のない情熱家バサーニオは、噂に名高い女相続人ポーシャに求婚するために金が必要だった。大商人アントーニオは、この若い友人のため、航海中の全財産を担保にユダヤ人金貸しシャイロックから大金を借りる。シャイロックは無利子で融資するといった――ただひとつ、「期限を破った場合は、アントーニオの胸から肉一ポンドをもらう」と条件をつけて。

     2005年秋に映画『ヴェニスの商人』公開に合わせて出たもの。
     すばらしい訳だと思います。シャイロック、アントーニオ、バサーニオ、ポーシャ、それぞれの人物像に口調がぴったり合っている。
     これを小田島訳で読んだのは映画公開のころだったし、映画もこのところ観返してい

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    2010年11月05日