ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧
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思うところあってシェークスピア。
註を確認しながらじっくり読み進めるも、教養不足のため理解不能の箇所が多々あり。
それでもストーリーはおもしろい。
それは自由奔放に描かれているハムレットの愛すべき言動と、現代にも通じる“異常さ”なんだと思った。Posted by ブクログ -
単純に面白い。ただ、オリヴィアは本当に納得するのだろうか。振る舞いに見惚れてしまうほど惹きつけられたその人に、気持ちが残るということはないものだろうか。いくら瓜二つとは言っても。Posted by ブクログ
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あらすじはわかっていたけれど、細かいところはよくわからなかったので。オクシモロン…?だっけ。比喩の仕方が斬新で、でも理解できる、シェークスピアの言い回しが素敵です。いつか原文を読んでみたいですPosted by ブクログ
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レオナルド・ディカプリオの主演映画『ロミオとジュリエット』を見ながら、対照させて本文を読んでみた。
いやまったくほれぼれしてしまうくらい、原典に忠実に映画が作られていて、非常に楽しめました。
映画も、翻訳本も。
シェイクスピア翻訳と言えば数々の名訳珍訳が出ていますが、この角川文庫の新訳版は、と...続きを読むPosted by ブクログ -
ジョン王の枢機卿に対する台詞が辛辣で笑ってしまった。シェイクスピアが生きていた頃の英国は、ローマと縁を切っていたのでこのようなことも書けたのだろう。Posted by ブクログ
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ナイスです!
シチリア王が愛する妃が浮気した男の子を宿しているのではないとの妄想を抱いて、悲劇を招く前半と、その16年後の奇跡の大団円。
しかし、王妃を裁判にかけたりするので、エリザベス時代じゃないよなぁ?とドキドキしながら読んだ。
巻末の解説で1611年の作らしいとわかって一安心(出典小説はエリ...続きを読むPosted by ブクログ -
セリフきれいです。やっとシェイクスピアを読んだんだけれども、劇前提に書かれていることがあるからなのか、素晴らしいセリフが多く言葉を扱う人として、これ以上にないと思う。舞台でみてみたいな。美しいセリフに似合わずにこれでもかっていうぐらい悲劇のオンパレードなのも忘れられない。面白いですねPosted by ブクログ
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リアはもうろくじじいだと思う。なのに、その姿は心を打つ……どうしてだろう。
呪いは存在すると思う。呪いは、見ず知らずの人ではなく身近な人に力を持つ。たとえば愚かな親が子どもの破滅の原因になる、など。
ゴネリルとリーガン、コーンウォールは極端に視野が狭い。彼らの世界には深みがない。彼らにとって物事...続きを読むPosted by ブクログ -
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前半の悲劇的で深い情念を感じさせる雰囲気と、後半の陽気で喜劇的なシチュエーションの対比。リオンティーズの転向があまりにも唐突な印象ではあるけれど、お約束も含めて楽しい作品でした。
余談ですが、ロメールの同名映画『冬物語』にはこの作品の演劇のシーンが出てきます。Posted by ブクログ