ウィリアム・シェイクスピアのレビュー一覧

  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    歴代で最も偉大な作家として名が挙がるシェイクスピアを初めて読んだ。皮肉や暗喩が随所に散りばめられており、もはや意味を持たないセリフがないほどである。そうした底のなさが人々を魅了し続けているのだろう(国を超えて我々の文化祭の劇でやるくらいだから、その影響力は凄まじい)
    一度観劇したほうが良さそう。

    0
    2026年01月18日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ケネス・ブラナーの『ハムレット』を見たばかりなのでイメージがしやすかった(笑)しかしこの表現の仕方が凄いな~。言葉が綺麗で凄いな。ハムレットの有名な台詞やそのほかの台詞も凄い。悲劇の結末。ちょっと決闘のシーンが文字にしてしまうと難しいけど、最後の悲劇に向かっていく感じが良かった(笑)

    0
    2026年01月18日
  • ヴェニスの商人

    Posted by ブクログ

    ほぉ、女って恐ろしいな。(私も女だけど)
    「法が時には暴力を振るう」と事前にキーメッセージのインプットはあったけど、あくまでも解釈の余地があるかどうかの話では?とも思ってしまう。

    結局「操る側」と「操られる側」がいる限り、法を埋め尽くすことはできないのでは。その役割が存在する限り、性別・宗教・人種なども存在するということ。

    考えさせられる。脳が喜んでいる感じ。
    中学生以来の演劇でした。ごちそうさま。

    0
    2026年01月01日
  • シェイクスピア全集 十二夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正門くんの舞台がチケット当たったので予習がてら、初シェイクスピア。悲劇が多いシェイクスピアだが、中でも十二夜は数少ない喜劇。生き別れた兄妹が再会するまで、妹ヴァイオラが男装して生きていく姿を描いている。登場人物の名前が覚えにくいのと、会話調で進んでいくのでややとっつきにくいが全体像は掴めた。

    0
    2025年12月05日
  • 新訳 ヴェニスの商人

    Posted by ブクログ

    たまには古典を読もうということで、あまり中身を知らなかった『ヴェニスの商人』。読みやすくわかりやすい内容であるものの、割と倫理観を揺さぶられる内容ということを知る。

    0
    2025年12月04日
  • シェイクスピア全集 夏の夜の夢

    Posted by ブクログ

    映画鑑賞が趣味なので、シェイクスピアの名前は何度も聞いてきたが、作品自体ははじめて読んだ
    昔の作品すぎて、なんとなくとっつきにくい印象と舞台役者が神格化してる一種の宗教みたいなイメージがあって読む気がしなかったが、放送中のドラマがモチーフにしていたのでなんとなく読んでみた
    結論としては驚くくらい笑えて面白かった
    400年前に書かれたとは到底思えない 
    特にクライマックスの劇中劇をさらにメタ化する構造をこの時代に発明してたことに衝撃を受けた
    現代で作られている作品の元をたどれば、すべてシェイクスピアにつながるというのは本当なんだろうなと
    他の作品も読みたいと思わされる作品だった

    0
    2025年11月27日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    名作とは知っていたが、実際に読んでみて確かに面白い一冊だった。最初は「そんな復讐なんてしても何も生まれないし、狂ったフリをしてまで色んな人を傷つけるなんて……」と、物語の結末が不安だった。しかし読み進めるうちに、ハムレットがしっかりレイアーティーズを敬い、父を殺したクローディアスも巻き込んで終わることができたので、比較的良い終わり方だったのではないかと思う。

    人は死を恐れる生き物でありつつ、この世の理を受け入れるのも苦難で、いっそのこと死ぬべきかもしれない。けれど、死後の世界も不透明だから、結局はこの世の理を受け入れて生きるしかない。死ぬ瞬間、何を思って死ぬべきなのか。死んだら貴族も平民も皆同じ死体になる。では、死は平等なのか? 作品はそんな問いを投げかけながら、死に対する考え方を深めてくれた。

    最後は主要人物が次々と死んでいくが、父を殺され「戦うべき」ハムレットとレイアーティーズが誠と向き合って死ぬことができたのは良かったと感じた。ただ、オフィーリアの死だけは悔やまれる。

    0
    2025年11月24日
  • ヴェニスの商人

    Posted by ブクログ

    シェイクスピアの喜劇作品。ユダヤ人の扱い、黒人の表現、宗教等で気になる部分のオンパレード。時代を感じます。
    最初しばらくは誰がなんなのかよくわからず楽しめなかった。人物関係は冒頭で整理して載せてくれてるので、面倒がらず逐一参照しながら読むことをお勧めします。
    最後は大団円ですが、私にはいじめっ子たちが幸せになってる感じがしてモヤモヤ。
    昔の作品だからこんなもんか、と思って見れば良いのかな。
    最初は面白くなかったけど、割り切って読むことにしてからはそれなりに楽しめたので星4。

    0
    2025年11月24日
  • マクベス

    Posted by ブクログ

    近代の物語が進化し過ぎてて、新しい発見は無いものの、言葉の言い回しが渋くて面白い。
    言い回しが難しくて読みにくいが、長さ的には短いので取っ付きやすいと思う。

    王国っていう舞台設定は個人的に興味無いので、
    没入感を持って読むことが出来なかったな…。

    マクベス夫人が怖すぎる。
    一番野心に駆られていたのは彼女でしょう笑

    YouTubeで解説の動画みます。

    追記
    Youtubeで中田敦彦さんが解説してた。
    シェイクスピアについても勉強出来て、本書の背景も分かって、物語の解説も実に面白い。
    一度読んだ後に視聴すると面白いと思います。

    0
    2025年11月14日
  • シェイクスピア全集 夏の夜の夢

    Posted by ブクログ

    フジテレビで放送中のテレビドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(三谷幸喜, 2025)にはまり、購入。

    妖精の王オーベロン・女王タイテーニアの夫婦と、彼らの喧嘩に巻き込まれた人間たち——ハーミア・ライサンダー・ディミートリアス・ヘレナの4人と、ボトム——の小騒動。いたずらな魔法のせいであべこべのめちゃめちゃになり、しかし本人たちは大真面目で何も気付いていないというおかしみがいい。当人たちが真面目であればあるほどおもしろくなる、というコメディーの特徴を再認識した。

    個人的にほぼ初めてのシェイクスピア作品。本作のどこがどのように文学的に/演劇的に優れているか、といった分析や考察はまだできない。ただ、本作の「こいつら、ばかだなぁ」と感じさせるおかしみは何度でも味わいたくなる。

    ……もしかして『もしがく』の久部・リカ・蓬莱・樹里は、魔法のせいで恋に惑う本作の男女4人に相当する?

    0
    2025年11月06日
  • マクベス

    Posted by ブクログ

    初めてのシェイクスピアということで、
    四大悲劇のひとつである本書を読んだ。

    結末は予想できていたものだったり、戦いの描写やクライマックスは思ったよりもあっさりとしたものだった。
    しかしながら、序盤のマクベスの葛藤や、自身の野心や本心に加え、妻からの誑かしで悪い方へと身を流してしまうシーンがとても読み応えがあった。
    結局は自業自得という言葉で片付いてしまいそうな内容だが、その中には人間の善と悪の判断や欲望といった奥深さが綴られていてとてもおもしろかった。

    次に四大悲劇を読むのなら、「ハムレット」を読んでみたいと思う。

    0
    2025年10月24日
  • リア王

    Posted by ブクログ

     目に見えないものは、どうやって測ろう。
     口から出る建前ではなく、底にある意地の悪さにだけ目を向けてその人を知った気になってしまうことがあるけれど、それを隠そうとするのもまたその人であって、本音だけが全てではないのにね。

    0
    2025年10月19日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

    Posted by ブクログ

    誰も報われない悲劇
    その中でもオフィーリアにはもう少し幸せな終わりを迎えて欲しかった…
    1番の被害者なのではないだろうか…
    悲劇だからこそ面白いが幸せを願ってしまう自分がいる…
    こちらの書物はセリフ、言葉に対して注釈が付いてるためとても読みやすいものだった
    理解を深められたのでとても良かった

    0
    2025年09月26日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。」


    〈あらすじ〉
    デンマークの王子ハムレットは、2ヶ月前に亡くなった父親の死が叔父のクローディウスによる殺害だと知る。父の亡霊に諭され敵討ちをすることを決意したハムレットは、周囲に油断させるため気が狂ったフリをして作戦実行を試みる。


    〈父親ちょっと影薄い〉
    この作品は父親が亡くなり喪にふくすハムレットの様子から始まる。観客からすると既に亡くなっている父親の敵を息子が討つ、という形で物語が進んでいくので、出だしはやや置いて行かれている感じが否めない。前半に少しでも生前の父親とハムレットの関係性が分かるような場面があれば、観客もよりハムレットに同情できる気がした。

    〈復讐が生む悲劇〉
    クローディウスを殺すことが目的だったハムレットだが最終的には恋人のオフィーリアを始め、その父と兄、そして自身の母であるガートルード、最後は自らの命を殺める。
    たったひとつの復讐を目的に始まった物語だが、主要人物全員の死を持って終わるこの展開は悲劇としか言いようが無い。そこにはシェイクスピアの復讐や憎しみを咎めるメッセージが含まれてる様に感じた。


    四大悲劇のうちの一つであるハムレット、復讐が生んだ悲劇だった。

    0
    2025年09月21日
  • リア王

    Posted by ブクログ

    「人は泣きながら生まれる。このあほうどもの舞台に引き出されたのが悲しくてな」

    〈あらすじ〉
    ブリテンを治めるリア王は引退を控え、3人の娘に「父である自分を最も愛している者に領土、権力を分け与えること」を宣言する。長女ゴネリルと次女リーガンが美辞麗句を並べる中、末娘のコーデリアは「何も」と答える。怒り狂った王はコーデリアを追放し上の娘2人に財産を与えるも、その後2人に手のひらを返され酷い扱いを受け、自分の過ちに気づく。


    〈不器用な末娘〉
    父の要求に対し「自分の本心」よりも「相手の求めている言葉」を並べることができる長女や次女と比べ 、1番若いコーデリアが「何も。」と答えるのは、一見すると思春期の者にありがちな言動にみえる。けど実際は愛を言葉で測ろうとしている父親の愚かさに気づいていて、それに対し自分なりに反抗し自身の信念を貫こうとした若さゆえの不器用且つ純粋で正直な言動でもあったのではないかと今になり思う。
    歳を重ね空気を読む、相手に合わせる力を身につけた姉たちと、不器用で幼いながら真っ直ぐな妹のコントラストが印象的だった。

    〈不器用な父〉
    またリア王の不器用さも本作品の醍醐味である。自分への愛を言葉で測ろうとしたり、姉達が引き受ける自分の従者の数により愛を測ろうとしたりと、とにかく愛を何かで測ろうとする。長年王として国をまとめていたであろう大の大人が見せる弱さ、不器用さから人情味が溢れているのもまた、本作品が時と国を越え人から愛される理由だと思った。


    四大悲劇のうちの一つであるリア王、不器用が生んだ悲劇だった。

    0
    2025年09月21日
  • シェイクスピア全集 マクベス

    Posted by ブクログ

    読書会課題本。参加する予定はないものの、課題本になることで久しぶりに読み返してみたくなりました。今年上演された舞台でも、この翻訳が使われていると聞きます。

    改めて読み返して、人間の記憶の曖昧さに気づかされます。あの結末に至るまでの登場人物たちの行動や心理の変化を再確認することで、物語の奥行きを深く感じることができました。

    読書会では、本の内容を深く読み込むことを楽しむ方々が集まるかと思いますが、それぞれの視点や解釈がどのように語られるのか、想像するだけで興味をそそられます。

    0
    2025年09月18日
  • 新訳 ヴェニスの商人

    Posted by ブクログ

    社会批評の影響で避けてきましたが、読後は、その面白さに後悔するほどでした。特に、裁判の場で変装して登場するポーシャは、歌舞伎の荒事の主役のように堂々としており、その知的な駆け引きに魅了されました。また、最後の展開も印象的です。登場人物たちの夫婦愛や友情が曖昧に描かれ、物語に深い余韻を残します。この作品を「ユダヤ人差別の教科書」と単純に捉えていた過去の認識は、作品の多面性を見過ごしていたのだと痛感しました。

    0
    2025年09月14日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    シェイクスピアの四大悲劇の一つ「ハムレット」
    セリフの掛け合いは、日本語では理解し難いものが多かったが、印象に残ったのは主人公の苦悩である。

    「to be, or not to be, that is the question.」
    生きるべきか、死ぬべきかという有名な独白は復讐という重い運命を背負った彼の内面的な葛藤を象徴していると感じる。


    また、登場人物たちの狂気と正気の境界線もこの物語の重要なテーマであり、それぞれの思惑や行動が悲劇の連鎖を引き起こす要因となっている。

    人間の本質的な弱さや狡猾さを描き出しており、心の葛藤、道徳的な問い、そして人間の本質を深く掘り下げた作品であると思う。

    0
    2025年09月09日
  • マクベス

    Posted by ブクログ

    現代版マクベスの映画をたまたま見たので、こちらを読んでみようと思った。ほぼはじめて戯曲を手にしたが、かなり想像力豊かに読まないと入っていけないんだなーと感じた。でも結構嫌いじゃない。役になりきって読んでみるのも。読みながら、色々な人の解説を検索して見るのも面白い。
    シェイクスピア4大悲劇、読めそうかな、読んでみようかな。

    0
    2025年09月08日
  • ハムレット

    Posted by ブクログ

    シェイクスピア劇の中で最もよく上映される「ハムレット」の有名なセリフは「尼寺へ行け」「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」は誰もが知っている。読んでみてはじめてその状況と文脈で、発せられた言葉に意味を知る。シェイクスピアの戯曲は下敷きになる種本があり、彼の独創ではないらしい。「ハムレット」は筋だてすべてが揃っている「デンマーク国民史」に酷似しているとかいないとか。

    0
    2025年09月06日