シェイクスピア全集 じゃじゃ馬ならし

ウィリアム・シェイクスピア / 小田島雄志

滑稽、悲哀、苦悩、歓喜、陶酔……。奇蹟としか言いようのない深い洞察力によって人間のあらゆる感情を舞台の上に展開させたシェイクスピアの全劇作を生きた日本語に移した名翻訳。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 海外小説
• 出版社: 白水社
• 掲載誌・レーベル: 白水Uブックス
• シリーズ: シェイクスピア全集シリーズ
• ページ数: 194ページ
• 電子版発売日: 2013年10月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

シェイクスピアの喜劇。所々の言葉遊びがとても楽しくて、日本語訳の方が翻訳にこだわっていらっしゃるのがよく伝わってきました。日本語でも十分楽しめます。
男性が上、女性が下というのはたしかに今の時代からみると受け入れ難い価値観ですが、それだけで読むのをやめるのはもったいない。二つのメインの恋の行方の対比は考えさせられるところがあります。解説を読むと当時の時代感やその後の評価の変遷がわかり、より楽しめました。

[ブクログ · ★★★★☆]

一日で読破。
いやーおもろかったー。ビアンカの「気ちがい同士の似た者夫婦」には笑いました。あんたさりげなく腹黒いな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイトル通り、調教されるする話と言っても過言ではない。展開はロマンスなはずなのだが……。
上演当時は、女性は控える者であることが常識であったが故に、全くの違和感はなかっただろう。しかし、今からしてみたら、フェミニストが黙ってないはず。

[ブクログ · ★★★☆☆]

シェイクスピア全集第七巻。人が羨むほどの美貌を持ちながら、その性格が災いし、結婚が出来ないじゃじゃ馬が、ある男によって、従順な嫁御になるまでをシェイクスピアらしくコミカルかつ雄弁闊達に描いています。

[ブクログ · ★★★☆☆]

喜劇。
なるほど。
じゃじゃ馬に同情する。
最後には可哀想に思えてくる。
地口がきいている。

[ブクログ · ★★★☆☆]

学校で演劇を観ることに・・・そして英語でのEssay。男と女の関係が描かれててなかなかおもしろくもあった！

[ブクログ · ★★★☆☆]

毒を持って毒を制する。そんな印象を持った。
最後にじゃじゃ馬ケイトが従順している様、他の女性に説いている様が良かった。