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滑稽、悲哀、苦悩、歓喜、陶酔……。奇蹟としか言いようのない深い洞察力によって人間のあらゆる感情を舞台の上に展開させたシェイクスピアの全劇作を生きた日本語に移した名翻訳。
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Posted by ブクログ
戯曲は苦手なのですが映画を観た事をきっかけに読みました。話の内容は残酷なのですが、それに相反するように言葉が美しい。映画は映像美を楽しむ事ができ、原作は言葉の美しさを楽しめます。…シェイクスピアを読んだのは初めてなのに、こんなマイナーな本から入ってしまうなんて…。
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」で紹介されていた、シェイクスピアの物語。 興味本位で読んでみました。 最初から、グロい内容で結末はさらにグロくて悲惨。すべての人が不幸になるので、後味の悪い物語です。
彩の国シェイクスピアシリーズ。 お芝居は長かったし重かった印象があったけど、なんか本はすらすら読めた。 極悪非道の限りを尽くしたアーロンの最後の方の台詞は、ひどいを通り越して、清々しく感じてしまった。 それにしても凄まじい復讐劇だな。。
F・ベーコンは 「復讐は野生の正義なり」といったそうだ。 ならば、タイタスは非文明的ということになりはしないか。 なんにせよ重たく、シェークスピア中一番残酷といえよう。「アテネのタイモン」のラストでは赦しがあることも参照。
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