川上弘美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょっぴり生きづらい人たちのお話。生きやすく生きられるならとっくにそうしてるんだけど、今の生きづらい生活もちょっぴり愛おしい。窮屈なのがかえって心地いい。そんな人たちのお話。
「ずっと雨が降っていたような気がしたけど」「銀座 午後二時 歌舞伎座あたり」「儀式」「二百十日」「土曜日には映画を見に」がとくに好き。サブカルチャーとはこういう作品だと僕は思う。孤独を孤独のままに受け止めてくれるもの。いつも僕はそういうけど多分この本みたいなことなんだと思う。どれもマジックみたいなお話だった。どのへんがマジックか、実はあんまりピンときてないんだけど、「マジック」って言葉が頭のなかに浮かんでる。だからマジ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ川上弘美さんの第二句集。
俳句を始めて30年になるという。
今回はその、30年間の「自選一年一句」という章があり、私が好きだと思っていた句が載っていたのが嬉しかった。
この本のタイトル「王将の前で待ってて」であるが、収録されている俳句の一部である。全部は、
「王将の前で待っててななかまど」
「王将」は将棋のことではなく、餃子の有名な中華料理のチェーン店のことだろうなと思う。
(多分)異性に「王将の前で待ってて」と、待ち合わせ場所を指定しているのだろう。
しかし、最後の「ななかまど」を読んだ瞬間、・・・分からん。
色々考えてみた。
「ななかまど」を検索すると、燃えにくい木で、七度、かまどに