司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 胡蝶の夢(四)

    Posted by ブクログ

    幕末の大きな転換期
    身分制度外とされた医師の立場から
    時代変化や葛藤を描いたお話
    令和の現代でも通用する示唆が盛り沢山でした

    0
    2025年12月31日
  • この国のかたち(二)

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎氏のあとがきがいい。
    あとがきで紹介された
    「国に入(い)ってはまず法を聞く」
    江戸時代の旅の心得であり、その土地土地の風習慣習を聞くこと。

    この聞く、という謙虚さ、相手に対する尊敬がその土地、国での旅の安全、危険の回避にもなる。昨今の押し付けがましい多様性(ダイバーシティ)の推進、多様な価値観、という言葉よりこの江戸時代の心得が響きました。

    0
    2025年12月31日
  • 峠(上)

    Posted by ブクログ

    初司馬遼太郎。読みやすい。
    河井継之助の言動の源流、幕末という時代背景、長岡の地理
    継之助の行動力と先見の明に驚かされる

    0
    2025年12月30日
  • 竜馬がゆく(二)

    Posted by ブクログ



    竜馬の脱藩までを描いてる。

    日本が今のような時代になるまで
    どれほどの人の努力と苦悩と血と涙が
    犠牲となったか。。。
    当たり前のことを
    当たり前でないと改めて思った。

    竜馬が脱藩するまでは、ふたりの姉の理解が
    あってこそ。
    彼女たちの犠牲がなければ、竜馬は自由を
    手にすることはなかったし、竜馬は命を。。。
    いつの時代も女性は。。。心根が強い!!

    0
    2026年01月04日
  • 酔って候

    Posted by ブクログ

    色んな小説にちょいちょい出てくる藩主を主役とした短編集。山内容堂、島津久光、鍋島閑叟。彼らの横顔が見れて面白い。伊達宗城の回は町民を主役としているが当時の身分制もよく分かりなかなか良かった。
    巻末の芳賀徹の解説も興味深い。

    0
    2025年12月28日
  • 竜馬がゆく(八)

    Posted by ブクログ

    最終巻。
    薩摩の西郷、長州の高須、土佐の武市、会津の松平、長岡の河合、幕府の慶喜。全員自分の正義のために生きていた。ただ、自分のバックボーンから最後まで抜けられなかった。唯一日本という枠組みでバックボーンから抜け出したのが竜馬であったと思う。(勝海舟もかな?)。日本どころか最後は『世界の海援隊でもやる』といったのがとても印象的。

    0
    2025年12月27日
  • 竜馬がゆく(七)

    Posted by ブクログ

    大政奉還 船中八策
    P44 時勢は利によって動くものだ。議論によっては動かぬ。 
    P74困ったとは言わない。困ったと言った途端人間は知恵も分別も出ないようになってしまう。『そうなれば窮地が死地になる。活路が見出せなくなる』というのが高杉の考えだった。『人間、窮地に陥るのは良い。意外な方向に活路が見出せるからだ。しかし死地におちいればそれでおしまいだ。だから俺は困ったの一言は吐かない』

    0
    2025年12月27日
  • 胡蝶の夢(二)

    Posted by ブクログ

    起承転結でいうところの
    承の一巻でしょうか
    階級や貧富の差別は医師の関知するところでない
    現代においても忘れて欲しくない言葉です

    0
    2025年12月22日
  • 胡蝶の夢(一)

    Posted by ブクログ

    古い体制下でどのように
    新しい境地を開いたのか気になり
    このシリーズを手に取りました
    現代に通じる部分もあり興味深いです

    0
    2025年12月17日
  • 竜馬がゆく(五)

    Posted by ブクログ

    西郷隆盛登場

    以下、心に残った箇所
    p160長州 京都討入 来島又兵衛 戦略論
    細々とした議論よりも、まず玉をとってからのことだ
    p282長州京都滅走後、なお匿う京都人 
    人間、不人気では何もできませんな。いかに正義を行おうと、ことごとく悪意に取られ、ついには自ら事を捨てざるを得なくなります。

    0
    2025年12月14日
  • 竜馬がゆく(四)

    Posted by ブクログ

    印象に残ったp108.109 清河暗殺後の竜馬の所感
    例えば、奇策を用いすぎた。龍馬の考えでは、奇策とは100に1つも持ちべきではない。99まで成功法で押し、後の1つで奇策を用いれば、みごとに効く。奇策とはそういう種類のものである。
    清河は卓抜すぎるほどの批評家で、同志の無能を憎み、相手の慎重を怯懦だとし、しかもそれを攻撃する論理、表現はアイクチのようにするどく、相手がまいったと言っても止めず、常に留めを刺すところまで言及した。残るのは恨みだけである。よほどの大事の瀬戸際でない限り、座興の議論などに勝ってもしようがないものだと龍馬は思っている。相手は決して負けたとは思わず、名誉を奪われたと思う

    0
    2025年12月06日
  • 木曜島の夜会

    Posted by ブクログ

    オーストラリアの北端に木曜島という島がある事は知らず、明治から太平洋戦争までそこで日本人が従事していた事も初めて知った。
    単に異国の地で働く日本人の境遇や活躍の話ではなく、日本人の日本人としての誇りを持っている人々がいた事を感じた。また、異国の地で暮らしても日本人という誇りを捨てきれない執着や寂しさも感じられる。

    0
    2025年12月04日
  • 翔ぶが如く(五)

    Posted by ブクログ

    この時期、ルソー・中江兆民の民約論が持つ影響力の大きさ。フランス・アメリカにおける革命において、ルソーの影響力の大きいことか。
    日本における維新壮士たちのエネルギーが自由民権運動に向かうはずだ。
    ・下級武士による幕府転覆(明治維新)
    ・維新政府への失望不満
    ・有り余る革命エネルギーの矛先として
     征韓論、自由民権運動
    ・維新政府を支える大久保の孤独な先見性と独裁、
     征台時の目を見張る行動力

    やはり、戦前の日本の土台を作ったのは大久保だ。



    0
    2025年11月30日
  • 竜馬がゆく(三)

    Posted by ブクログ

    四巻に続く
    勝海舟がとても印象的。
    P199
    大東亜戦争は世界史最大の怪事件であろう。常識で考えても敗北とわかっているこの戦を、なぜ陸軍軍閥は起こしたのか。それは、未開、盲信、土臭の強いこの宗教的攘夷思想が、維新の指導的志士になねのけられたため、昭和になって無知な軍人の頭脳のなかで息を吹き返し、それが驚くべきことに革命思想の皮をかぶって軍部を動かし、ついに数百万人の国民を死に追いやった。

    0
    2025年11月29日
  • 功名が辻(一)

    Posted by ブクログ

    千代が義伯父からなにかのためにと預けられた金10枚の使い道は、馬であった。戦闘における実用性はもちろん、武士としての名声、さらに主君の名を汚さないこととなった(馬商人は、織田の臣下に売れなければ、毛利に売りに行こうとしていた。織田の臣下は名馬を見抜く力もそれに大金をかける甲斐性もない、となる)。この行動の背中を押したのは千代。お金は、ここぞというときに、未来への投資として使うべきものである。

    0
    2025年11月24日
  • 竜馬がゆく(一)

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎、峠、最後の将軍、世に棲む日々、歳月ときて、満を持して読む。あまりに有名なので少し気が引けたが読みやすく娯楽小説の観もある。面白い!

    0
    2025年11月22日
  • 馬上少年過ぐ

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の短編集。
    長編はあらかた読み尽くしたので、虫食いだった短編集にも挑戦。
    どれも長編の種となりそうな題材。短編ではもったいないやや物足りない展開。
    「貂の皮」が絶品だった。

    0
    2025年11月21日
  • 新史 太閤記(下)

    Posted by ブクログ

    本能寺の変から、関白となる辺りまでの物語です。
    秀吉が、いかに切れ者かが丁寧に描かれています。
    司馬遼太郎の小説は、とても読みやすく歴史の勉強になります。

    0
    2025年11月20日
  • 世に棲む日日(四)

    Posted by ブクログ

    読んで振り返るには面白くても、およそその時代には生きたくないのが幕末だ。まあ戦国の世はいずれもそうなんだけれど、お上に従うしかないのがほとんどの戦時でしょ。でも、攘夷だの開国だのと右か左かを自らが選択して争う世ならば、結末を知り未来から傍観するにとどめたい。理屈を後付けし、曖昧な観念と思想でもって敵味方命を奪い合う時代に生きるなんておぞましい。松蔭も晋作も若くして逝ったからこその一途さ、頑迷さが魅力的なんだろう。歳を重ねて達観した二人を想像したくない。彼らの去ったのち、世にに棲む日日は萩の乱に至るんだわ。

    0
    2025年11月19日
  • 菜の花の沖(三)

    Posted by ブクログ

    やっと蝦夷まで来ましたね〜。長っ。松前藩の酷さ、幕府若手官僚の優秀+正義感。高田屋嘉兵衛の単なる商売人+船乗りを超えるロマン人の片鱗が出てきました。次巻は本格的に蝦夷でしょうか。北海道大好きなので楽しみ。

    0
    2025年11月18日