司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 風神の門(上)

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    司馬遼太郎作品は2作目です。
    大変、面白かったです。
    史実とは異なるかもしれませんが、この時代の歴史に改めて興味がわきました。
    才蔵の生き様がかっこいい。下巻が楽しみです。

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    2011年03月23日
  • 新装版 播磨灘物語(3)

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    官兵衛が主家に裏切られ、荒木村重に囚われてしまう。
    あれ程、一所懸命に働いていた官兵衛に対し酷い行為だと思うが、「裏切り」「調略」「誘降」が日常的で誰を信用していいのか分からない時代であれば、官兵衛が悪いのか…。さらに、最後には自分を裏切った主家を許してしまう。官兵衛とは不思議な人物である。

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    2011年03月10日
  • 新装版 王城の護衛者

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    松平容保が好きで読みました。彼の忠義の厚さ、それゆえにおきてしまった悲劇。敗者からみる歴史もなかなか興味深いものです。ほかの短編もおもしろい。

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    2011年02月28日
  • 新装版 播磨灘物語(2)

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    室町時代の社会を引きずっている播州で働く官兵衛のもどかしさ、羽柴秀吉の他人には真似ができない特異の処世術、人を道具としか考えない冷酷さを持っているが、常に斬新な考えと行動ができる織田信長。官兵衛と官兵衛と同時代に生きた武将を鋭く考察し書かれていると感じました。

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    2011年02月27日
  • 新装版 歳月(下)

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    江藤新平と大久保利通の死闘。「薩人、智なけれど勇あり。長人智、あれど狡猾。」と評し、自らを智ありて勇あり、のつもりが存外うかつであったゆえ、呆気なく大久保の術数にはまってしまった。それにしても大久保は策士、忍人。
    今回、講談社文庫新装版第1刷を手にしたが、誤字が多かった。新刷では訂正されているが、作品が素晴しいだけに残念。
    P59 「工藤」☞「江藤」
    P187 「中島胤」☞「中島錫胤」
    p286「おとどし」☞「おととし」
    P361「あったっている」☞「あたっている」

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    2011年02月20日
  • 新装版 歳月(上)

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    江藤新平のような、頭が切れ、胆力がある人物は、あの時代でしか生み出されないだろうか。
    大久保が最も警戒した人物、詰まり、自分を脅かすという意味で、能力を買っていたのだろう。

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    2011年02月11日
  • 新装版 大坂侍

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    司馬遼太郎の著作かと思うほど虚事臭さがあるが、その分軽く面白く読める。幕末の動乱期に同じ国かと思うほど、風土の異なった大阪で生活する人の筋の通った考え方をおかしく描いている。「盗賊と間者」「泥棒名人」「大坂侍」がよかった。11.1.30

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    2011年01月30日
  • 新装版 尻啖え孫市(上)

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     雑賀孫市、好きだなぁ。何か。天下に興味無くて、お金で動く。でも、情には厚いところあり、か。いいやつですね。女好きだけど。孫市と藤吉郎の関係無双のムービーに似てるな、と思った。そういえば、無双好きな友人が、孫市に関しては資料が少ないから、司馬遼太郎の孫市を参考にキャラデザしたらしいって言ってな。その影響か。 司馬遼太郎の戦国モノは初めて読んだけど、物凄く読みやすい!サラサラ読めた。
     孫市サン、これからどうなって行くのでしょうか?まだ上巻なので、下巻が楽しみです。

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    2011年01月29日
  • 新装版 尻啖え孫市(下)

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     孫市かっこいい!…一言目がこれってどうよ?でも、孫市かっこいいんだもん(笑)
     天下の信長と闘って、敗走させちゃうし。でも、天下なんか興味無いんだよな…。戦好き。女好き。そういうところが、孫市のいいとこだと思います。
     個人的には、実戦参加型軍師、って感じがします。孫市に軍師でいろ、は多分無理。ていうか、盟主でいるのも、無理だったもんね(笑)とにかく、戦を楽しむ男。そして若隠居。かっこいい。
     この本読んでたら、雑賀党に凄く興味出てきました!鉄砲衆のこととか、詳しく知りたいです!

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    2011年01月29日
  • 新装版 アームストロング砲

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    題名にある佐賀藩の独自性、開明性を知ることも面白いが、それ以上に、その他の短編が、何れもウイットと情があってお勧め。

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    2011年01月29日
  • 胡蝶の夢(三)

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    第三巻から徳川慶喜や新撰組が登場し、話が急展開する。松本良順はあくまで幕府の立場で活躍する。もう一人の主人公の島倉伊之助は故・佐渡に帰り時勢の中に現れない。今後彼がどう活躍するのかが非常に楽しみ。
    十四代将軍・徳川家茂について詳しく触れられているのが印象に残った。家茂は大変な時代に十代で将軍になってしまった誠実な青年。その誠実さと責任感の強さゆえに短命に終わってしまう将軍なんやけど、政治的実力は別として、勝海舟ですらほれ込んでしまうほどの人柄の持ち主だったらしい。僕と同じ紀州出身ということもあり、すごく感情移入してしまう人物。 物語の本筋からは逸れてしまうけど、家茂の事をもっと詳しく知りたいと

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    2011年01月21日
  • 街道をゆく 4

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    転勤先の富山が終着点の旅「白川街道」が目当てで買ったのだけど、「洛北街道」の章がいちばん面白かった。応仁の乱を「日本史における、中世から近世の過渡期としての地殻変動」としてとらえ、フランス革命とのアナロジーで論じていくところが白眉。

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    2011年01月21日
  • 馬上少年過ぐ

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    「馬上少年過ぐ」は特に 【かなしみで構成された透明な無常観】とでも言いたい空気が顕著に表れていると思います。司馬遼太郎の作品の大きな魅力をしっかりと感じ取れます。

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    2010年12月15日
  • 翔ぶが如く(一)

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    司馬遼太郎の本で一番好きかも。
    西郷隆盛という人間が俯瞰して書かれている(と思われる)点がいい。小説にありがちの架空の人間関係があまり登場しないのもいい。

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    2019年01月16日
  • 国盗り物語(三)

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    主人公は尾張の織田信秀の息子、信長へと移る。

    美濃の庄九郎(斎藤道三)は隣りに位置する尾張との関係を考え娘である濃姫を信長へと嫁がせる。

    噂のうつけ殿とは違い、何かを感じた庄九郎は、彼に天下統一の夢を託して果てる。

    唯一の理解者であった父親と道三を失った信長はその才覚を序々に開花させる。

    時同じくして、明智十兵衛光秀は道三の才能を余すことなく受け継いでいた。それは若きころの庄九郎と似ているとおまあに言わせるほどであった。

    彼は斎藤道三が亡くなったために一城の主から浪人へと転落するも将軍家の再興を果たすために各地を回る。また、濃姫とは従兄弟の関係にもあり、一時は将来が約束され

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    2019年01月16日
  • 国盗り物語(二)

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    斎藤道三(庄九郎) 後編

    美濃でその地位を築いた庄九郎は、美濃の守護職 土岐頼芸を追い出すに至る。

    尾張の織田信秀との闘いにも再三勝ち続けるも、国盗りに費やした時間は20年。

    もう一度、人生があれば天下を取れると思うも、寿命は皆平等である。
    楽市楽座の制度は織田信長が行ったと思いきや庄九郎が積極的に行ったようだ。

    当時の産業界というのは許可制(座)で、その強い権力は寺社が持っていたことは有名だ。ルールを守らない場合は神人がその店を襲う、京都のような工業の中心地では守護職でも彼らの意向には逆らえないほどだったらしい。

    そんな座の制度の弊害をなくすための楽市楽座(本当は庄九郎

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    2019年01月16日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    ≪あらすじ≫
    幕末という大動乱期を生きた新撰組。隊士一人一人の生き様を描いた15編の連作短編集。

    ≪感想≫
    この小説を初めて読んだのが中学生の頃。緑布カバーの司馬遼太郎全集に収められていたこの短編集を夢中になって一気に読み耽った記憶がある。大学生になった今、懐かしさとともに再読して思うことは、力のある小説というのは何度読んでも色褪せることなく、むしろ読み返すほどに深くその世界に引きずり込まれるということだった。

    中学生の頃に一番好きだったのが「沖田総司の恋」という一篇で、若くして天才剣士と謳われた彼の純朴で人間味溢れるエピソードがとても気に入っていた。しかし今回読み返して一番心に残ったのが

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    2010年11月23日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    読み終った・・・
    歴史に疎い私ですが、夢中になって読んだ。

    「歴史に名を刻んだ偉人も、無名の士として消えた人々も、同じ人間である」魅力を伝えてくれたところがこの本の素晴らしいところなのではないだろうか・・・

    一人ひとりに焦点を当てた臨場感ある描写を夢中になって読んでいるうちにパラパラと耳にしたことのある人物達の点が線でつながった。という感じ。

    紙とペン付きで読み返している。
    既にボロボロ。

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    2010年11月19日
  • 街道をゆく 39

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    「ニューヨーク散歩」と題しながら、短期滞在だったのだろうか、あまり土地にまつわる思索はすくなく(唯一、旅行記らしいのはブルックリン橋の建設秘話くらいだろうか)、紙幅の大部分がドナルド・キーン氏との交流の記録に費やされている。それはそれで興味深い小話に富んでいた。

    特に、キーンさんのコロンビア大学での恩師、角田柳作氏にまつわる記述に強く惹かれた。アメリカで「日本学」を確立したのがこの明治人なのだという。「コロンビア大学では当時、日本語でセンセイと発音すれば角田先生のことにきまっていた」と、ある教え子は述懐している。「明治人」という呼称が許されるなら、司馬氏の文章から匂い立つ角田柳作氏の人物像ほ

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    2010年11月11日
  • 街道をゆく 35

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    最近、『街道をゆく』、シリーズを集中的に読んでいますが、この回が一番おもしろかった。国内物と海外物は、なんだか趣が違うと思う。オランダの風土、国の成立ち、オランダ人気質、がよくわかった。以前から、オランダって変わった国だな、と思ってましたが、その理由がわかった。

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    2010年11月03日