【感想・ネタバレ】新装版 大坂侍 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年09月09日

短編集ですがこれ実に面白いです。
和州長者=武家に嫁いできた女。主人の他に、義弟、用人との不義の内通。全てを知る、ともに婚家にやってきた女実家の中間。畜生道の地獄に中間の純愛。こんなモチーフも書ける。
難波村の仇討=岡山から仇討に大阪へ 一枚も二枚も上手の仇に翻弄され、やがてその妹を娶る事に 幕末、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年01月30日

司馬遼太郎の著作かと思うほど虚事臭さがあるが、その分軽く面白く読める。幕末の動乱期に同じ国かと思うほど、風土の異なった大阪で生活する人の筋の通った考え方をおかしく描いている。「盗賊と間者」「泥棒名人」「大坂侍」がよかった。11.1.30

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Posted by ブクログ 2012年12月04日

 どの話も洒落ていて面白い。江戸の小話を聞いているようだ、6話とも上方(大阪)の町人と武士の駆け引きが軽妙に語られる。司馬遼太郎の長編もいいが、ここ最近読んでいる短編もまた格別に面白い。人情モノは今の時代だからこそ読む価値があるのだ。

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Posted by ブクログ 2015年07月14日

全然期待してなかったから、気合いれずに読んだのだが。
意外と秀逸。大阪に対する愛も感じる。
大阪侍、泥棒の話等優れた話が多い。

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Posted by ブクログ 2011年09月01日

大阪=商人 というイメージは、江戸時代には、すでに出来上がってたのか。
幕府よりもお金が大事。
商人魂が物語りをグイグイ引っ張り、そこに男と女の話が絡んできて一気に読めました。

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Posted by ブクログ 2010年05月20日

幕末期の大阪関連の短編集です。そんなに重い話がないからけっこう読みやすかったです。独特の司馬節が強い作品でもありましたが。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

幕末の世を大阪の土地にスポットをあて書かれている6つの短編集。
時代が大きく変わるのをいち早くつかんでいたので、大阪商人。
そして、義より利を重んじるこの土地の武士は、現実と理想の狭間で苦悩する。

その時代をユーモアを含みつつ書かれているのが、和州長者。
難波村の仇討、大阪侍では、当時の武というよ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年11月25日

個人的に「法駕籠のご寮人さん」、「盗賊と間者」が良かった。前者の話では、松じじいのご寮人さんに対する考えを見ていたが、人を見る目があるという松じじいでさえも見抜けなかった女の利口さを描いた回は見ていて爽快だった。後者の話は、本当は好きだった人と結ばれない道を選ぶ佐渡八が切なかった。人に対して興味を持...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年09月19日

久しぶりの司馬遼太郎さん。
表題作が宝塚歌劇で数年前に舞台化され
それを観た故に。
読み始めるまではなかなか読書に気が乗らなかった
のに、ページを繰り始めると一気に読ませるのが
流石の一言。

上方はよきところ。
江戸の時代小説もいいけれど、上方はよい。

なんとなく何か面白い本はないかしらん、と
...続きを読む

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