司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 功名が辻(一)

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    ネタバレ

    おかんのオススメで読み始めた。歴史小説はあまり得意じゃないけど、司馬遼太郎の描く女性は魅力的で読んでいて面白い。

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    2026年01月15日
  • この国のかたち(四)

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    司馬遼太郎氏の数多くの著作の中で昭和初期から戦前にかけての物語がない。ノンモハン事件を題材に執筆しようと取材を試みたがあまりにも醜い高級将校、参謀たちの言動や組織行動に絶望してどうしてもこの時代の小説が書けなかったそうだ。

    「この国のかたち」も4巻目。この巻ではかなり昭和史について踏み込んで書かれている。特に司馬氏が日本を滅ぼした原因と断罪している「統帥権」については考えさせられる。

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    2026年01月14日
  • 翔ぶが如く(一)

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    江戸が終わって明治になっても、日本は国家として成立していなかった。国家を作り国民を作っていく必要があった。
    外国を見てきた者は、日本を小さな国と感じて衝撃を受けた。そして居残り組と方向性が食い違ってきた。

    日本人が留学して、海外の政治や文明を勉強して、自分たちの国づくりに取り入れていったことが素晴らしいと思った。そのおかげで日本は急速に発展したんだなと。

    突然西郷さんが悲しすぎる存在になっている。愛情深く人望が厚い人なのに、幕末から変わらないままでいるせいで周りから取り残され、部下にまで憐れまれている。

    少し出てきた木戸さんも取り残されている。日本を変えた雄志たちが、なんだか悲しい存在に

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    2026年01月14日
  • 人斬り以蔵

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    はじめて読んだ歴史小説
    (厳密にはバラガキも該当するがあの作品は新撰組を現代のヤンキーとして設定した様な小説だから歴史小説とは呼びづらい、10歩譲って時代小説)
    現代文学に慣れ親しんでいる為か江戸時代特有の文化風習の用語や現代では余り使われない単語で読み解くのに苦労したが、少しづつ慣れるようになってから読むスピードも早くなれた
    ちなみにこの短編小説に出てくる主人公は歴史の大海に大きな波を起こした人物ではなくどちらかと言えばその大きな波に巻き込まれて乗ろうとした人物が多い
    さらに言えば現在の学校教育ではまず間違いなく名前が乗らないような少しメジャーから外れた人物ばかりである
    しかしその半生は歴史

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    2026年01月12日
  • 新史 太閤記(上)

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    ご存知太閤記様。秀吉の物語。成り上がり物語でもあり。信長が、道具と人を扱うが秀吉だけは特別視する。信長と秀吉の絡みがメインで構成されていて信長が秀吉と思考が似ている部分があった気がする。活劇です。

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    2026年01月12日
  • 花神(上)

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    久しぶりの司馬遼太郎。やっぱりこの世界観好きだなぁ。
    大村益次郎の話だけど、他の幕末の偉人の動きも合わせて出てくるので、時代の動きを感じやすい作品だなと思った。
    大村益次郎って政治家じゃなくて、技術者だったんですね。にしても、長州藩に仕えたくて、桂小五郎にちょっと会いに行ったり礼状出したりする姿は、ちょっぴりニヤニヤしてしまった。

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    2026年01月11日
  • 坂の上の雲(八)

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    ついに読破!他の作品と比較して比較的最近のテーマを扱っているため、膨大な参考文献を丁寧に読み解き、人物像を重層的に描いた筆力に引き込まれました。日露戦争も多面的に読み解くことができ、後世に読み継がれてほしい名作でした

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    2026年01月08日
  • ペルシャの幻術師

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    デビュー作含む初期の短編集。密度の濃い幻想小説で、濃すぎて読み難い部分もあるけど、知識量が半端なく面白かった。「兜率天の巡礼」が一番好きかな。磯貝勝太郎さんの解説も解り易く、後で読み返したい時に助かります。

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    2026年01月05日
  • 竜馬がゆく(三)

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    坂本竜馬
    師匠 勝海舟との出会い。
    生涯のパートナー お竜さんとの出会い。
    までを描いている 竜馬がゆく三巻。

    『勝なんぞを殺すよりも、
    人おのおのが志を遂げられる世の中に
    したいものだなぁ』

    この言葉からも伝わるように竜馬は、人を自分の
    下にも上にも見ずに平等に接していた姿が、印象的だったり、ユーモア溢れる言動や子供のような行動も、多くの人。。。特に女性は乙女姉さんをはじめ、放って
    おくことが出来なかったんだろうな。。。
    何よりも。。。
    私の大好きなお竜さんにようやく出会えた♪

    『人間、好きな道によって世界を切り拓いてゆく。』

    兎にも角にも いざ出航!!

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    2026年01月04日
  • 街道をゆく 39

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    「人間へのさまざまな思いとともに、ニューヨーク散歩を終える。」
    この最後の一文に全てが集約されている気がする。
    特にニューヨークは、背景の違う色んな人がいて、それぞれの思いが交差して存在しているなと思った。

    筆者の知識量と人脈、人との関わり方や見方がすごいなと思った。
    挿絵も素敵だった。

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    2026年01月03日
  • 胡蝶の夢(一)

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    漢方医学一辺倒だった江戸時代末期、ペリー来航と共に少しずつ蘭学の必要性が問われて行った時代。奥御医師の松本良順は弟子の島倉伊之助と共に蘭学者として、息苦しいほど強固な身分社会に挑んでいく。はみ出し者とレッテルを貼られる事の多い伊之助だが、彼の本質をきちんと見抜く松本良順に対しては従順な態度を見せるなど、師弟関係の描写がとても良かった。学問を平等に学ぶ環境も充分な文献もない中で、医学の道を切り拓いていった人々の姿に力強さを感じた。時代と共に医療の在り方がどのように変わっていくのか、次巻も楽しみである。

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    2026年01月03日
  • 翔ぶが如く(二)

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    説明文が長く少し読み進めづらい。。

    一般的に征韓論というと西郷隆盛の暴走妄想で片づけられるが、維新の繋がりから言うと本質的に正しかったかもしれない。三条、岩倉、伊藤と大久保とのやりとりが面白い。日本で歴史上唯一の政治施策の真剣勝負。もし征韓論が通っていたら。この世界観を見てみたい。

    山縣有朋の欧州視察によって得た国民蜂起の恐怖が後の民主運動の弾圧に繋がるとは。
    P46.47天皇の統帥権について分かりやすい記述。これも山縣有朋が絡んでいる。軍人勅諭
    焦土から日本は生まれ変わる 西郷隆盛 高杉晋作
    西郷隆盛と足利尊氏を重ねる とても面白い
    上記を見抜いた大村益次郎 清水一行短編強請った金
    西郷

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    2026年01月12日
  • 翔ぶが如く(一)

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    征韓論を大久保利通、大隈重信、木戸孝允といった新政府高官からの目線と西郷隆盛の目線とを上手く書いている。まだ一巻。これからごう続いていくか楽しみ。
    あれだけ多くの犠牲を出した維新が多くの人にとってどのような意味があったのか。起こるべくして内乱は起こる。

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    2026年01月01日
  • 胡蝶の夢(四)

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    幕末の大きな転換期
    身分制度外とされた医師の立場から
    時代変化や葛藤を描いたお話
    令和の現代でも通用する示唆が盛り沢山でした

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    2025年12月31日
  • この国のかたち(二)

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    司馬遼太郎氏のあとがきがいい。
    あとがきで紹介された
    「国に入(い)ってはまず法を聞く」
    江戸時代の旅の心得であり、その土地土地の風習慣習を聞くこと。

    この聞く、という謙虚さ、相手に対する尊敬がその土地、国での旅の安全、危険の回避にもなる。昨今の押し付けがましい多様性(ダイバーシティ)の推進、多様な価値観、という言葉よりこの江戸時代の心得が響きました。

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    2025年12月31日
  • 峠(上)

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    初司馬遼太郎。読みやすい。
    河井継之助の言動の源流、幕末という時代背景、長岡の地理
    継之助の行動力と先見の明に驚かされる

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    2025年12月30日
  • 竜馬がゆく(二)

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    竜馬の脱藩までを描いてる。

    日本が今のような時代になるまで
    どれほどの人の努力と苦悩と血と涙が
    犠牲となったか。。。
    当たり前のことを
    当たり前でないと改めて思った。

    竜馬が脱藩するまでは、ふたりの姉の理解が
    あってこそ。
    彼女たちの犠牲がなければ、竜馬は自由を
    手にすることはなかったし、竜馬は命を。。。
    いつの時代も女性は。。。心根が強い!!

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    2026年01月04日
  • 酔って候

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    色んな小説にちょいちょい出てくる藩主を主役とした短編集。山内容堂、島津久光、鍋島閑叟。彼らの横顔が見れて面白い。伊達宗城の回は町民を主役としているが当時の身分制もよく分かりなかなか良かった。
    巻末の芳賀徹の解説も興味深い。

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    2025年12月28日
  • 竜馬がゆく(八)

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    最終巻。
    薩摩の西郷、長州の高須、土佐の武市、会津の松平、長岡の河合、幕府の慶喜。全員自分の正義のために生きていた。ただ、自分のバックボーンから最後まで抜けられなかった。唯一日本という枠組みでバックボーンから抜け出したのが竜馬であったと思う。(勝海舟もかな?)。日本どころか最後は『世界の海援隊でもやる』といったのがとても印象的。

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    2025年12月27日
  • 竜馬がゆく(七)

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    大政奉還 船中八策
    P44 時勢は利によって動くものだ。議論によっては動かぬ。 
    P74困ったとは言わない。困ったと言った途端人間は知恵も分別も出ないようになってしまう。『そうなれば窮地が死地になる。活路が見出せなくなる』というのが高杉の考えだった。『人間、窮地に陥るのは良い。意外な方向に活路が見出せるからだ。しかし死地におちいればそれでおしまいだ。だから俺は困ったの一言は吐かない』

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    2025年12月27日