司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 義経(下)

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    戦国時代以前の時代の話は、正直どこか退屈に感じてしまい、あまり読むことがなかったですが、義経は別格に面白いです。
    義経、頼朝の生涯を描いています。
    平家との戦いも描かれていますが、戦国時代に比べると迫力は今ひとつだと感じてしまいます。
    それよりも嫉妬や怒りを含め、人間模様が時代を映すかのように描かれているのが面白く、この時代の人たちの心の動きをしっかり学ぶことが出来る一冊です。

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    2026年06月03日
  • 義経(上)

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    戦国時代以前の時代の話は、正直どこか退屈に感じてしまい、あまり読むことがなかったですが、義経は別格に面白いです。
    義経、頼朝の生涯を描いています。
    平家との戦いも描かれていますが、戦国時代に比べると迫力は今ひとつだと感じてしまいます。
    それよりも嫉妬や怒りを含め、人間模様が時代を映すかのように描かれているのが面白く、この時代の人たちの心の動きをしっかり学ぶことが出来る一冊です。

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    2026年06月03日
  • 花神(中)

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    いよいよ村田蔵六(後の大村益次郎)が動乱の次代に出現!人情に忖度がない奇人で異相のためか医師として働いても患者が来ないという凡夫なら世に憤慨しそうだが、マイペースなところがこの人の持ち味。この人に軍事の才能を見出した桂小五郎の慧眼はさすが維新の三傑の1人と言いたい。更に言えば本の知識がメインで軍事成果を挙げた大村益次郎は凄い。

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    2026年06月02日
  • 花神(上)

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    長州藩きっての、いや日本きっての軍略家大村益次郎の生涯を描いた長編全3巻。靖国神社の銅像くらいしかでしか知らなかった。蘭学に稀有な才能を発揮して適塾で頭角を現してた人で医師の道を歩んでいる。その縁でシーボルトの娘イネとの縁が発生するのが面白い。

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    2026年06月02日
  • ひとびとの跫音 上

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    坂の上の雲のファンならたまらないエピソード満載。いつも通りのタッチで面白く読めたが、少し冗長で飽きた印象もあり。下巻がなかなか見当たらず諦めた。

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    2026年05月31日
  • 項羽と劉邦(中)

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    彭城での大勝から一転して遁走した劉邦が滎陽まで下がって籠城戦、そこに奇策の陳平が合流し、劉邦の影武者となった紀信と殿軍周苛の犠牲で漢軍が撤退に成功する。本巻最後の部分は印象深かった。古代中国人の思想や気質にも大いに驚かされたが……遁走時に子を車から投げ捨てる劉邦…
    各場面で重要な働きをする人物に焦点を当てつつ現場の動静を描写する手腕に感動した。読んでいて楽しい。

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    2026年05月31日
  • 新史 太閤記(上)

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    人たらし秀吉。信長を徹底的に担ぐことで出世していくが、壮大な目的と強い信念がエネルギーのもと。現代のサラリーマンにも通じるものがある。

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    2026年05月30日
  • 項羽と劉邦(上)

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    25年ぶりくらいに再読。
    久しぶりの司馬遼太郎さんの文体。
    昭和な匂いがする。

    当時はこの時代に興味があったわけではない。
    キングダムの影響で今は秦始皇帝が活躍した時代が面白い。

    でも、秦の始皇帝による統一は長くは続かなかったんだなぁ、と改めて感じさせられる。
    知った名前もでてくるが、彼らももう居ない。

    宦官に権力を握られ、自分のことにしか、興味がないために各地の反乱も放置。
    唯一秦のために戦った将軍も、勝っても負けても罰せられる状況。ついに項羽に降る。
    そしてその部下20万人は項羽に虐殺される。
    どんな気持ちだったろうか。

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    2026年05月30日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    ネタバレ

    良い。
    秀吉は知っているが家族は殆ど知らず人材に恵まれておらず豊臣政権が続かなかった理由が分かった。

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    2026年05月30日
  • 坂の上の雲(一)

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    ネタバレ

    しばらく積読になっていましたが、ついに着手。
    すんごい情報量とボリュームでした。

    時は明治時代の始め。それまで鎖国していた日本が、まだ目立たないアジアのちっぽけな国でしかなかった頃。
    名前しか知らなかった歴史上の人物が次々と登場してきて、「うまれたからには日本一になりたい」と、誰も彼もが魂を燃やすようにして生きてる。本気の日本一、その分野で勝てない相手がいると分かれば新たな分野を自ら切り拓くという思考、すごいなと感銘を受けました。
    (一方で、仲間たちと夜中の11時過ぎに東京から江ノ島まであるいて無銭旅行しよう〜なんて思い付きで突っ走る青春時代の姿も見られたり。面白く読み進めました。)

    それ

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    2026年05月29日
  • 国盗り物語(四)

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    終わってしまった。
    信長編後編。
    光秀編とも言えるくらい、明智光秀の心理に迫った巻だった。
    足利義昭と光秀との関係性についても深く知ることが出来、また著者の作品の醍醐味、サイドエピソードも豊富で、大満足。
    光秀を良く知りたくて、垣根氏の「光秀の定理」を読むつもりだったが、今作に出会えたので、司馬史観に浸るため、少し時間を置こうと思う。
    道三の愛弟子とも言える2人の運命が、あまりにも劇的で、史実は小説よりも奇なり、としみじみ感じた読書だった。
    今まで縁のなかった岐阜県にも、大変興味を持った。

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    2026年05月29日
  • 国盗り物語(三)

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    信長編前編。
    道三の最期の潔さ、ああ、大きな人を亡くしたと、今まで持っていた道三観にはなかった感想を持った。
    良く知る信長のあれこれが小綺麗に描かれている気がする。
    信長って、もう少し残虐だったイメージだけれど、ここにはそれは感じられない。
    信行の一件も描かれていないからかも。
    道三亡き後の美濃の様子は、豊臣兄弟のキャストを被られて読んでしまった。
    光秀サイドのストーリーも豊富で、この後本能寺に向かうまで、2人のエピソードが交互に描かれるのかもと期待している。

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    2026年05月29日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    短編集だが、まるで一編の大河小説のように感じた。有名なエピソードを含め豊臣家の栄枯盛衰がよく語られていて、とても楽しく読めた
    司馬遼太郎氏はやはり超一流の語り手だ

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    2026年05月28日
  • 新史 太閤記(上)

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    尾張中村の何者でもなかった藤吉郎が戦乱の中立身出世していく様が面白い。彼のすごいところは織田信長というカリスマの人間性に惚れ込みつつ彼を御しながら政治を進めていくところ。時には出過ぎたことをして信長に打擲されるも全ては織田家繁栄が全てであり信長を神として崇めているからか。武勇より調略や謀略に長けておりこの点を信長も見てめたからこそ急速に領土拡張できたんだろう。
    官兵衛が村重に幽閉されたのは主家小寺家が村重とともに謀反を起こしそれを説得するためだったのか。

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    2026年05月25日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    すっかり流し見になってしまった
    今年の大河ドラマなのだけど
    4月にNHKで放送された「菜の花忌シンポジウム」で本著が取り上げられていたので、手に取りました。

    司馬遼太郎さんの本を読むのは実に○十年ぶり。
    昔、父の書棚から数々の名作を拝借して、長い通学時間に読んでいたのを思い出しました。

    やっぱり面白い!
    まるでその場にいたかのような描写で引き込まれます。
    稀代の人たらしである秀吉に振り回されて、一族の様々な人の人生が流転していく。

    小早川秀秋や宇喜多秀家など
    戦国武将としてしか認識していなかったのですが、秀吉との関係性が本著でよくわかりました。

    司馬さんはとにかく明るくて賑やか華やかな

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    2026年05月25日
  • 竜馬がゆく 16

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    山内容堂の土佐藩がこれほど乱れていたとは。この辺りの司馬氏の作品も探して読んでみたいと思いました。それにしても、容堂の残虐さが描かれていました。竜馬の今後の動きが気になります

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    2026年05月25日
  • 竜馬がゆく(一)

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    日本人がイメージする坂本竜馬はこの本が源流になっている、と聞いて気になったので手に取ってみました。言葉遣いや出てくる単語がちょくちょく古くて「これなんて読むんだ…?」ってつまずいたりするけど、それでも竜馬その人がとにかく魅力的に書かれていて、話の面白さ一本でするすると読めてしまうのが司馬遼太郎さんの凄いところなのかもしれない。思えば燃えよ剣もめちゃくちゃ面白かったし。
    この時代「ならでは」なものに触れられるのが楽しい。男女の距離感や道場の上下関係など。歴史小説は割と好きなので続きが楽しみです。

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    2026年05月23日
  • 竜馬がゆく(一)

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     気になっていた本『竜馬がゆく』をやっと読む気になった。なんとAudibleで聞けるという。散歩中に最適だ。
     竜馬の人となりや姉の話,はじめての女性のことなど,どこまで本当かは知らないが,ま,はじまりはじまり…ってな感じ。
     残念ながら,続きのAudible作品は,今月末に発行されるらしい。
     それまで,『坂の上の雲』を聞こう。

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    2026年05月22日
  • 国盗り物語(二)

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    斎藤道三編後編。
    美濃の蝮がその立ち位置になるまでに、庄九郎の頭はフル回転していた。
    良く動き、良く考え、頭が下がる。
    義に厚く、それでも必要とあらばすっぱり切る潔さもある。
    この先の信長が惚れた男ということだろう。
    美濃半分を手に入れたのちも、尾張、越前、近江と、周りからの圧迫が続き、信長の父信秀との攻防は大変興味深かった。
    この先は主人公が信長に代わり、次代の国盗り物語になっていく。道三の晩年を見るのは怖いが、信長時代にワクワクする。
    吉法師信長の「おでい」という呼び方が好き。

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    2026年05月19日
  • 新選組血風録 新装版

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    幕末の京都が舞台だが、登場人物たちが150年を飛び越えて、そこで暮らしているような息遣いを感じる。司馬先生さすが!

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    2026年05月18日