司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 北斗の人 新装版

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    購入者:今倉(2007.3.10)
    のちに幕末の志士をたくさん輩出した剣術道場の創始者の、青春時代を書いた作品です。まわりの教えにとらわれず、物事を深く考え自分を信じ抜いて出世してゆく姿は、とてもかっこよかったです。返却:(2007.4.
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    貸出:藤本(2007.6.4)
    剣の達人、千葉周作が、既存の流派をベースにしながらも、そこに彼自身のオリジナリティーをふんだんに加えて編み出した「北辰一刀流」。まさにクリエイティブです。「一事を成す」ときの考え方、決断力、参考になりました。★★★★
    返却:藤本(2007.6.18)

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    2009年10月07日
  • 新装版 俄 浪華遊侠伝(上)

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    どうも良いですね。やはり司馬さんは性に合いますね。
    しかも司馬さんの作品の中でも、私の好みからすれば1、2を争う作品です。
    最近の作家さんの作品を読むと、ショーウインドに飾ってる服を眺めて「良いな〜」って感じ。ところが司馬さんの作品だと、それを着て肌にしっくりなじんだ感じがします。

    司馬さんといえば、どうしても歴史上の武将を初めとした偉人伝のイメージ(忍者ものも有りますけど)です。でもこの作品は、実在の人物とはいえ一介の侠客を描いたもの。そのせいもあるのでしょうか、肩から力が抜けたような、自由で奔放な感じが良く出ていて、堅苦しさが無い。その分、物語としての面白さに充溢した、隠れた名作では無い

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    2016年08月16日
  • 翔ぶが如く(五)

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    大久保利通がはるばる清国までいって李鴻章と談判する巻。もしかしたら清と戦争になっちゃうかも?ならないかも?やっぱりなっちゃうかも??果たして大久保利通の腹のうちは如何?教えて、大久保さん★ 大久保さんの寡黙さが周囲に不安を与えまくっている様子が可笑しい。結果から言えば戦争にはならなかったわけですが、台湾の先住民が日本人を殺害した件で清国(台湾の宗主国)から賠償金をゆすり取ろうとしてるヤクザな日本は無茶。木戸孝允は「清と戦争になったら日本は大挙して北京を攻撃できたとしても、その地にずっと拠有できるワケないよ」ということを仰っていますが、これは見事な予言です。のちの太平洋戦争までこの予言は常に的中

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    2009年10月04日
  • 燃えよ剣(上)

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    新撰組を取り扱った歴史小説の中でも、一番だと思ってます!土方歳三主人公。この小説で、「土方と沖田は仲良しだった」という説が浮き上がったが、実際は司馬さんの創作です

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    2009年10月04日
  • 翔ぶが如く(九)

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    戦も終局が見えてきた。
    西郷率いる薩軍が、政府軍によって徐々に後退させられていく。

    その中で、戦に命を賭す、士達が感動的だ。
    何かに命を懸けられるというのは、強いエネルギーを秘めているだろう。
    もちろん、今は命を賭してとは言えないだろうが、それに近いものをもって打ち込んでいくべきだろう。

    行動を起こすときに、最も大きな障害は自分自身の保守感だ。
    これなら、と思えるものに心酔できれば、自分で足を引っ張ることもなく突き進めるだろう。

    昔の日本人気質、武士道をもって日本の美徳としたいものだ。

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    2009年10月04日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    私はとくに前髪の隊士のやつが好きです。
    昔『御法度』という映画でやってました。ちょっと危ないですよ(笑)

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    2009年10月04日
  • 北斗の人 新装版

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    司馬作品の中で一番好きです。
    千葉周作みたいになりてえ。
    義理のお父さんから
    「女房は朝夕、抱くだけのためのものに非ず」
    と釘をさされる場面で、思わず苦笑。

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    2009年10月04日
  • 歴史と風土

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    司馬さんの小説における司馬史観というものをたずねるような作品です、小説だけでは知りえない司馬さんの視点を感じることができる本ですよ。

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    2009年10月04日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    私が初めて読んだ司馬作品。なんかねー、ほのぼのしい。沖田の恋の話とかも、土方と近藤は親バカというか、余計な事しすぎでねー。バカ。
    私が特に好きなのは「菊一文字」。山崎が面白い。あと「四斤山砲」はもう、歯がゆい思いで読んでた。

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    2009年10月04日
  • 翔ぶが如く(八)

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    薩摩藩士と明治政府の戦いが始まります。始まってます。薩摩藩は西郷隆盛を頂点に戦います。というのが、今までの僕が思っていた事でした。しかし、どうやら実際は、西郷隆盛は何も指揮せず、何もしなかったらしいです。代わりに指揮したのは桐野という人物が薩摩藩を率いて戦います。西郷隆盛はまるで自分の戦いでない様に傍観的に過ごします。なぜ西郷がその様な行動をとっていたのか? 維新では『大きく打てば大きく鳴り、小さく打てば小さく鳴る鐘のような人物』と評された西郷がなぜ? 維新を成功に導いた西郷ではなく、別人の西郷がいた様な感じを受けます。

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    2009年10月04日
  • 翔ぶが如く(六)

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    改めて司馬遼太郎さんの文学力・文章力には脱帽します。司馬さんはこの様な小説を書く時には資料を徹底的に調べて書いたそうです。それに、司馬さんの素晴らしい事は、読者に時代背景をキチンと説明していてくれている所です。時代背景を分かってから、時代を読まないと、その時代の人は分からない。司馬さんの言う事が最もだと納得した巻です。西南戦争がおこる序章の乱が何故起きたか、その根底にあるものを分かりやすく、そして深く書いている巻にまとまっています。

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    2009年10月04日
  • 「明治」という国家

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    これは、対談を本にまとめた形だったっけかな。
    ものすごく面白いよ。
    司馬さんって、もともと、幕末から明治にかけての著作が多いけど、本当に、ものすごい造詣の深さ。
    そして、本当に、この時代の日本人を愛しているのだなぁ、って思います。
    必読。

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    2009年10月04日
  • 竜馬がゆく(八)

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    ネタバレ

    司馬遼太郎の作品を初めて読んだ。臨場感のある語り口で、長編ではあるが一気に読み進めてしまい、非常に面白かった。ここまで詳細に描くにはかなり詳細な調査が必要だっただろうと感じ、このような形で坂本竜馬の生き様を知ることができるのは非常にありがたいと思う。

    竜馬の凄さはいくつもあげられるだろうが
    抜きに出た視座の高さが印象に残る。大きなスケールで物事を捉えて方針を打ち出す、世界の中の日本という視点で今なすべきことを考え行動している。緻密に計画した上で、実行に移すタイミングを適切に読む力、外国の知見を学び日本に適切な形で取り入れる力、人の長所を見抜き適切に任務を任せる力、交渉力、様々なスキルを兼ね備

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    2026年03月22日
  • 世に棲む日日(四)

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    ONE PIECEでいう空島みたいな展開のところで挫折しかけたが、「おうの」の登場からどんどん面白くなっていった。

    幕末版『レオン』のようで、おうのが高杉晋作に惹かれるのは当たり前だし、妻子持ちの彼がおうのを手離せない理由も分かる。
    もしこの時代に"あげまん"という言葉があったら、あげまんをもちいて詩を詠んだはず。

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    2026年03月17日
  • 世に棲む日日(一)

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    昔の人は狂気に満ちた波乱万丈な生き方だわ。
    現世ではありえない、情報統制(鎖国)だったから、こうと思ったら突き進むのがカッコいいと信じてる。松陰は英雄像を好むと書いているけど、ほんとにそうだわ。
    信念を信じ、喜怒哀楽が激しい。

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    2026年03月13日
  • 世に棲む日日(二)

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    松蔭先生の信念と死に対する覚悟が並外れすぎて、どの部分を尊敬していいか分からなくなった。(いい意味で)

    一方で高杉晋作の負けず嫌い、女好き、自信家な性格はリアリティがあって惹かれた。

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    2026年03月10日
  • 豊臣家の人々

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    豊臣家の人々をクールな視点で考察しています。
    すべて秀吉の周りにいた人たちのことです。
    こんなに養子がいたとは知りませんでした。
    秀吉の周りの人たちの話ではあるが、その人を通して秀吉という人物像も描写されていてとても面白かったです。

    石田光成と淀殿はコテンパンにやられてて面白かった。

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    2026年03月06日
  • 坂の上の雲(一)

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    家の本棚にあった
    前からたまにテレビで見ていてこの時代の勉強と市ヶ谷の防衛省や広島の江田島周辺を訪れるとこから興味を持った。
    3人なので時系列が変わり、読みづらいところもあったが無理なく読めた

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    2026年03月06日
  • 覇王の家(下)

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    人物評がやや続く感もあるが、人となりを描くこと自体が著者の主旨であると思うから、その点は仕方ないとも思う。実際、家康の人となりとその影響はよく分かり、家康個人の人間性、あるいはその元にある三河勢の人間性が、江戸時代を通じて現代日本の性質にも色濃く影響を与えていることを実感させられた。
    泣かぬなら〜の歌の三英傑の例えは、流石に非常に長い期間の読みに耐えているだけはあり、秀逸極まりないと思う。家康の、鳴くまで待とう、だけやや例えのクオリティーが落ちている気もしなくはないが。
    上巻に続き、歴史が進んでいくフェーズは抜群に面白い。関ヶ原の戦いや大坂の役は別本があるので本紙ではほとんど全く触れられておら

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    2026年03月05日
  • 坂の上の雲(八)

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    戦争全体を描いた作品は貴重だなと強く思った
    戦国時代と比較するとあらゆる事象が複雑に絡み合っていて、改めて近代以降は本当に面白い世界だと思う
    司馬遼太郎なので仕方ないけど、余談を減らして5巻くらいに纏めてくれると最高であった…

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    2026年03月04日