【感想・ネタバレ】歴史と風土のレビュー

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Posted by ブクログ

歴史と風土

日本に対して、
今まで自分が以下に興味を抱いてこなかったかを
実感。
面白い。

久し振りに読んでいて興奮する本に出会った。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

司馬さんの小説における司馬史観というものをたずねるような作品です、小説だけでは知りえない司馬さんの視点を感じることができる本ですよ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この作品は司馬遼太郎さんが月刊誌などで談話されたものがいくつも紹介されている。

「中央と地方」では現代社会、現代人の中央文化に危機を感じ、薄っぺらい主体性の無さを嘆いている。
かつて坂東武者達が縁者を頼りに京に行き、あってもなくても変わらぬような官位を欲しがり、そしてそれを故郷で権威として振りかざした。
だが次第に戦国大名のような力を持ったものが各地に台頭すると地方ごとに文化が生まれ、江戸期にはさらにそれが顕著に現れてくる。

だが明治維新でそれは崩壊し、約300年間培われた地方文化は薄れ、東京こそ正しいというような風潮を特に若者が抱いているのが現代かもしれない。
我々は坂東武者に戻ってしまったのかもしれない。

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2012年10月28日

Posted by ブクログ

 作家が膨大な知識の中、日本の風土を鑑みながらその歴史観を披露する。歴史小説を読む手引きとしても利用できるほど本書は優れている。290ページ程度の薄い本ではあるが内容は濃い。

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2012年10月17日

Posted by ブクログ

シバさんは本を書く天才なのかなと思っていたけど、結構物語を作るまでに悩んでいる。それと妄想癖。親近感がわいた。

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2011年11月10日

Posted by ブクログ

もう何冊読んだかわからない、司馬遼太郎。
(数えたら、もうそろそろ100冊でした)

何がそんなにいいのかというと、まったくもってわかりやすいの一言に
つきると思う。
歴史を歴史として話すのではなく、現在を通して歴史を伝える。
そして歴史も当時の現在の一瞬一瞬の積み重ねが歴史なのだということを
気づかせてくれる。
あと5年くらいしたら、全部読んでしまうだろうな。
そしたらまた竜馬がゆくでも読もうかな。

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2015年07月14日

Posted by ブクログ

15の小さなお題に分かれていて、まさに歴史と風土のタイトルどおり、そのお題についての司馬遼太郎の価値観というものが顕れている。なかにはそこまで言うの、と思うものもあるが、総じてやはり司馬とうならされるような視点で、読んでいると面白い。

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2011年07月05日

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