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Posted by ブクログ
前半、大久保利通と清国の恭親王のにらめっこ戦が面白かったです。頭の中のイメージ上で、2人の眉間の皺が、どんどん深くなる!そして決裂!!
最後は戦略勝ちで大久保利通に軍配が上がる。
でも、本当の目的を達したのかという面では、勝ったのかどうかは不明。
そして、やっと自由民権運動に関わった偉人たちが登場してきました!ただ、板垣退助の活躍はまだ描かれていません。
中江兆民は、ルソーの『民約論』を翻訳したり、学校を開いて教えたりしていたそうです。兆民は土佐の人ですが、どちらかというと東京で活動していた人という印象を受けました。
土佐は政治の面では主従関係を重んじる風潮が強かったのに、もともと自由人の多い県民性があるから、自由民権運動が起こったのかなと、高知県民と自由民権運動の関わりが気になります。
Posted by ブクログ
大久保利通が北京に談判に行くところから宮崎八郎が評論新聞社に入社するまでの第5巻。相変わらず進行が遅く娯楽読み物というより歴史教科書といった体です。
前半の大久保外交は交渉力が凄いですね。ことを優位にすすめるには多弁にならず我慢する駆け引きも大事なのかな。胆力がかなり必要で常人には出来かねるでしょうけど。
宮崎八郎の話は余談かと思って読み進めるとルソーの民役論と中江兆民に繋がるのでもはや新展開の様相で、西郷隆盛は出番なし。
専制政治、共和制政治、元老院、三権分立と、終盤は政治の勉強モードとなりしんどく感じられたが、読後感は知的好奇心を満たして悪くないです。
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