司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 功名が辻(二)

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    山内一豊公もついに大名に!後半は豊臣政権の衰退が始まっていく。豊臣秀吉も一時の英雄の姿がなくなり、自身とその一門の繁栄自家製考えることが出来ない人になってしまった。

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    2013年08月31日
  • 新装版 播磨灘物語(3)

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    摂津伊丹城の牢に閉じ込められても生還した黒田官兵衛。天が見放さかった。
    今回一番感じたことは、策士と呼ばれる人は人間性が良いということ。黒田官兵衛はまさに人に優しくとても良い人だ。これは今の時代にも通じる。自分も人間性を磨きたいと思います。

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    2013年08月17日
  • 翔ぶが如く(五)

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    大久保は火消しに大忙し
    従道は台湾で我慢大会
    八郎はルソーに触れる

    西郷さんは.......畑仕事?

    ゆっくりと濃密に流れる明治7年から
    徐々に反政府気分の地鳴りが高まる明治8年へ

    みんな必死なのに上手く行かないのがもどかしい。

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    2013年08月10日
  • 新装版 戦雲の夢

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    槍一つで四国を平らげた長宗我部元親の実子であり、土佐二十二万石の領主・長宗我部盛親は、関ヶ原の戦いで西軍に加担したがために、一介の浪人の身に落ちてしまう。京にて蟄居する盛親は、再起の野望を胸中に育み、大阪の陣にその身を賭けて奮起するが…

    出来事を淡々と説明する描写に乏しい反面、物語性が非常に強く、特に中盤以降、鬱屈した盛親が野望を抱くに至る展開には、久しぶりに胸の高ぶりを抑えることができませんでした。
    なかでも、盛親の監視役である板倉勝重が、盛親の野心を計るべくした牽制と、盛親の見事な切り返しには、その「格好良さ」に舌を巻く思い。
    そのやり取りは、末尾にて抜粋。

    やはり武士の生き様は、心を

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    2013年07月27日
  • 翔ぶが如く(四)

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    西郷隆盛、拗ねる
    江藤新平、散る
    木戸孝允、諦観する
    大久保利通、翔けて空回る
    三条・岩倉、狼狽える

    話、余り進まず。

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    2013年07月18日
  • 以下、無用のことながら

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    司馬遼太郎という人間の人との関わり方が記されている。現在の価値観では極端と思われる人が多いが、凡庸でない人とはそういうものであろう。
    こういう文章をリアルタイムで、読むことができたらと想像してしまう。
    司馬さんが存命であれば、21世紀をどのように見られるのかが、妄想が膨らんでしまう。

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    2013年05月22日
  • 夏草の賦(上)

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    ネタバレ

    上巻は美濃の武家生まれである奈々のむすめ時代から始まる。
    奈々は、織田家に仕える明智光秀の家臣・斎藤内蔵助利三の妹です。この妹が、四国・土佐を治める長曾我部に嫁ぐはなし。
    政略結婚が主流だったとはいえ、はるか遠く未開の地(と思われていた)へ嫁ごうなんて、勇気のある(…というか、ちょっとおきゃんで冒険好きな)女性だったのでしょうか。司馬先生の描く奈々はそんな感じ。なにせ上巻で一番印象に残ったシーンが、“うわなり討ち”(…という、家の台所を戦場にした女合戦)…だったもので。しかもそれが他人の家の台所なんだからたまりません。台所をめちゃめちゃにされた土居宗珊かわいそうwwてか国主の妻が武器までとて乱

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    2013年05月12日
  • 新装版 王城の護衛者

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    「王城の守護者」を読んでから「八重の桜」を観るとそらもういろんな深読みが(笑)
    八重〜の松平容保像は少なからずこの容保を下敷きに描かれているのではないか、と思われるほどに、八重容保と共通する姿が。

    個人的には「容保の鮭」のエピソードが好きです。

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    2013年05月10日
  • 新装版 播磨灘物語(2)

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    豊臣秀吉の軍師として名高い、黒田官兵衛の生涯を描いた、司馬遼太郎氏の歴史小説、第二巻。
    いよいよ、織田信長による天下布武の動きが顕わになる。羽柴秀吉との密接なる関係構築、竹中半兵衛との出会い、播磨が大きく動き、その地を取り巻く様々な勢力にも、変化が見られる。

    新興の勢力である織田勢がその勢力範囲を播磨にも広げつつあり、辛うじて揃っていた播磨勢の足並みが徐々に乱れてくる。さらに西を見れば、中国地方の覇者、毛利氏が構えている。毛利元就が亡くなり、その孫である毛利輝元が未熟ながらも当主になったとは言え、その両脇は吉川元春、小早川隆景という、言わば両川の強力な陣が敷かれており、常に戦々恐々の境遇に立

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    2013年04月18日
  • 菜の花の沖(六)

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    読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。

    かかった時間:9/23-9/30(7日くらい)

    あらすじ: 突然の災厄が、嘉兵衛を襲った。彼自身がロシア船に囚われ、遠くカムチャッカに拉致されたのだ。だが彼はこの苦境の下で、国政にいささかの責任もない立場ながらもつれにもつれたロシアと日本の関係を独力で改善しようと、深く決意したのである、たとえどんな難関が待ち受けていようとも……感動の完結編。(裏表紙より)

    感想:

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    2013年03月31日
  • 菜の花の沖(四)

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    読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。

    かかった時間:7/22-8/19(29日くらい)

    あらすじ: エトロフ島は好漁場であったが、すさまじい潮流が行く手を妨げ、未開のままだった。しかし幕府は北辺の防備を固めるため、ここに航路を確立する必要を痛感して、この重要で困難な仕事を嘉兵衛に委ねた。彼の成功は、蝦夷人にも幕府にも大きな利益をもたらすであろう。が、すでにロシアがすぐとなりのウルップ島まで来ていた。(裏表紙より)

    感想:

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    2013年03月31日
  • 菜の花の沖(三)

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    読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。

    かかった時間:7/2-7/22(21日くらい)

    あらすじ: 蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人々を酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺に迫る大国ロシアの足音を聞きながら、それを隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開を見せ始めた。幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ。(裏表紙より)

    感想: 弟嘉蔵の結婚。そして、薬師丸・長慶丸二艘の船で、嘉兵衛はせっせと商いを続ける。無理な航海をしてでも動くのは、無論辰悦丸の支払いに充てるためである。こうして辰悦丸は竣工

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    2013年03月31日
  • 菜の花の沖(二)

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    読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。

    かかった時間:6/15-7/2(17日くらい)

    あらすじ: 海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要は限りなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴立てて行き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の船を得た、長年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが・・・。(裏表紙より)

    感想: 江戸後期の日本を舞台にした海洋冒険ロマン!です。これは面白い!

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    2013年03月31日
  • 菜の花の沖(一)

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    読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。

    かかった時間:6/13-6/15(3日くらい)

    あらすじ: 江戸後期、淡路島の貧家に生まれた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起こし、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく・・・・・・。沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を行き抜いた怪男児の生涯を雄大な構想で描くl。全六冊(裏表紙より)

    感想: 江戸後期の日本を舞台にした海洋冒険ロマン!です。これは面白い!

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    2013年03月31日
  • 尻啖え孫市(上) 新装版

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    ネタバレ

    雑賀孫市が石山本願寺に入場するまでの経緯。秀吉との絡みが面白い。雑賀孫市については全く知らなかった。戦国にこのような自由人がいたことは面白い。司馬遼風には描かれているだろうが、信長に対して抗った人物として面白い。

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    2013年03月25日
  • 司馬遼太郎短篇全集 第十二巻

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    「重庵の転々」収録

    「秩序の安定期に幸福な日常をおくろうとすれな、事なかれの処世以外にない。」

    「最大の不幸は有能にうまれつくことであった。
    有能であれば、その能力の表現をもとめて新規のことをおこそうとし、おこせばかならず秩序の埒(らち)をふみこえることになり、結局は身をやぶるもとになる。」

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    2013年03月09日
  • 胡蝶の夢(四)

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    幕末の身分制の崩壊を蘭方医学の側面から描いているのが面白かった。
    どうしてもっと早く読まなかったんだろう、と後悔するくらい私の中でベストに入る司馬遼太郎の名作になった。
    この作品を読んで改めて思ったのは、幕末小説の面白さは「封建制度、身分制度の崩壊」ってところだな、ということ。
    幕末テーマはやめられんわ、しばらく。

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    2013年03月04日
  • 新装版 歳月(下)

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    下巻は江藤VS大久保の様相を呈してくる。
    江藤は征韓論を軸に明治政府の転覆を狙うが、欧州帰りの大久保に阻まれる。この、明治政府の二大頭脳が凄まじい戦いを展開する・・・というより、大久保があまりにも老獪で、江藤がだんだん可哀想になってくる。江藤は正義や論理、法律を何よりも重視し、正義は勝つのだと純粋に信じていたようだ。しかし大久保は正義を曲げても、非情な手段を取ってでも自分の信念を通す男だった。その大久保の前では江藤は子供のようであり、下野し佐賀の乱を起こし戦いに敗れる。
    僕がこの小説ですごいと思ったのは、江藤が佐賀の乱で敗れ鹿児島や高知に逃げていた時も、正義を通す男としての誇りを失わなかった事

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    2013年02月13日
  • 新装版 箱根の坂(下)

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     日本史で北条早雲の名前は知ってはいたが、それ以上はいったいどういう人物なのかまったく知らなかったので興味深く読むことができた。
     北条早雲はその前半生に関して資料が少なく、どうやら本書でも伊勢新九郎と名乗っていた北条早雲の前半生はこうであったろうという司馬遼太郎氏の創作になっているようである。
     本書を読んで、北条早雲は中年以降になってやっと歴史に登場してきた大器晩成型の人物だということがわかった。婚姻も遅い。城持ちとなっても驕ることがなかったことや、これまでにないほど租税を減免し領国経営に手腕を発揮したことなどその先駆性に驚かされた。
     そのため、日本史上最初の戦国大名と呼べる人物が北条早

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    2013年02月10日
  • 義経(上)

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    大河ドラマの平清盛を見終わった後だし、登場人物を頭に思い浮かべながら読めてよかった。鞍馬にいる時は辛かったんだな。

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    2013年02月10日