【感想・ネタバレ】新装版 戦雲の夢 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2013年07月27日

槍一つで四国を平らげた長宗我部元親の実子であり、土佐二十二万石の領主・長宗我部盛親は、関ヶ原の戦いで西軍に加担したがために、一介の浪人の身に落ちてしまう。京にて蟄居する盛親は、再起の野望を胸中に育み、大阪の陣にその身を賭けて奮起するが…

出来事を淡々と説明する描写に乏しい反面、物語性が非常に強く、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年10月28日

長曾我部盛親の物語です。平凡な気質の好人物が、長曾我部の世子としてのあるべき姿に逡巡し、ついには天に己のうつわを賭けようと決意する過程が描かれます。大阪夏の陣で見せる藤堂高虎戦での采配は、今や敵味方となった旧臣下の見守る中で輝きを見せていきます。盛親の高笑いとともに清々しい余韻を残すすばらしい作品で...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年07月05日

長宗我部盛親が主人公です。
物語は秀吉の死から、大阪夏の陣まで。

盛親は、家康の勝利を読んでいましたが、
元親の死や家督相続により、どうにもならず流れるまま西軍につきます。

天運に任せて生きますが、京都での謹慎生活の中で、
一念発起し大坂の陣に臨みます。

盛親の人物像がとても良かったです。

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Posted by ブクログ 2012年02月23日

この作品も司馬遼作品MYtop3の一つ。
司馬遼の大好きな維新の原動力、長宗我部侍のルーツが書かれています。

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Posted by ブクログ 2011年12月19日

司馬遼太郎自分ランキング1位!(2011/12/1現在)

気楽に生きてきた。
急に大役がまわってきた!運でもあり準備不足でもあり、全てを失った。
でも、これでもいいのかもしれないな。。・・いや?違うかも?  ・・違う。
自分はこれをやった!というものを作りたい。無理とわかっていても、それに全力でぶ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年10月04日

男としてどう生きるべきかの長曾我部盛親の苦悶、葛藤を描いていましたが、現代の「サラリーマン」の日々の葛藤や苦悶に通じるところ、男として、「人生の中で何ごとかを成さねば」という思いは良く分かります(理解出来ます)。
そして盛親自身が「自分の運を愛さない者に運は微笑しない。」云々とのくだりは他者への責任...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年01月28日

泣けちゃう。戦国のゆとり世代はこんなこと考えて生きてました。夏草の賦・関ヶ原と合わせて読むと諸行無常感がとても耐えられない。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

Remember Sekigahara!(関ヶ原を忘れるな)

長曾我部国親も元親も信親もいいけど盛親を忘れないでほしいんです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

長宗我部家第三弾です。
素晴らしかった…!!長宗我部盛親の生き方も私が今まで読んできあ武将達とはまた全然異なっているのもそうですが、、一冊の小説としても素晴らしい作品でしたっ!!
何度も読み返したくなる作品ですね!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

元親の四男、長宗我部盛親の人生。関ヶ原で西軍に組みしたせいで大名から寺子屋の先生に。その後大阪の夏の陣にて散るまで。八尾の戦が盛親にとっては戦雲の夢、だったのかな。盛親と弥次兵衛の主従がせつない。でも読後感は爽やかでした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

名作。最初は好きになれなかったのに、読み進めていくにつれて、共感してしまったりかわいいと思ってしまったり、どんどん盛親を好きになっていくのがすごく不思議な感覚だった。それぞれの男たちの背負っているもの、背負わされているものは全然違うけど、自分の人生を背負いきろうとする気概は共通していて、すごくかっこ...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年02月13日

【メモ】長曾我部盛親(元親の四男、世子)・関が原で東軍・京で蟄居・大阪夏の陣、冬の陣に東軍・短編だが秀作

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Posted by ブクログ 2016年06月09日

1961年に発表された小説だそうです。2016年現在から振り返ると、なんと55年前...。
歴史小説、時代小説、司馬遼太郎さんは、古くならなくてトクですね。

文庫本1冊、500頁くらいの小説。
主人公は長宗我部盛親さん、という人です。
戦国時代に、四国の覇者となった長宗我部元親という人がいまして、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年07月14日

長宗我部盛親とはどのような運命をたどった武将であったのか……そこがよく理解できる小説だった。
関ヶ原後、隠遁とした浪人生活を送っていた武将たちは、皆、同じ気持ちで大阪に馳せ参じたのであろう。その中でも一国の主であったのは盛親だけだった。左衛門佐信繁(真田幸村)も、関ヶ原当時は父の安房守昌幸の時代であ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年02月18日

長宗我部元親の末子の盛親が主人公。意志とは別に関ヶ原の戦では西軍として参戦ししかも戦わずして敗戦の将となってしまった。自分が生まれて来た意味を大阪夏の陣、冬の陣で取り戻して行く武将としての苦しみが描かれている。せめてその最期は若狭の本願寺末寺で僧となり、一婦人とともに余生を送った、という伝説を信じた...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年10月25日

前半つまらなかったのに、盛親覚醒後は読ませるなあ…くうう。主人公の人生観とシンクロする物語の緩急。
歴史大河の片隅の、内省的な青春小説(というほどまで青くさくはないが)。主人公が傑人でないだけに共感しやすい。
「城塞」は大坂の陣を政治的に理解できるが、こちらは文学的に理解する感じ。

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Posted by ブクログ 2012年08月22日

「夏草の賦」と合わせてすすめられた一冊。長宗我部元親の家督を継いだ盛親って、なんか全編通して切ない感じ。生まれた時代や境遇はここまで人に影を落とすのかな。

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Posted by ブクログ 2011年12月18日

時代物は読まず嫌いだったが、これでいっぺんした。
長曾我部盛親の不運と重責に抗う姿に読んでてしんみりした。
大坂冬・夏の陣とかよく知らなかったから勉強になった。

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Posted by ブクログ 2011年05月21日

長宗我部元親の嫡男、盛親の不運続きの生涯。元親が晩年情熱を失ったため、長宗我部家は世代交代が上手く進まなかった。そこに太閤秀吉の死、そして元親の死と続き盛親が大名となるが、すぐさま関ヶ原の戦いを迎え、東軍徳川方につくため使者を送ったが関所を通過できなかったため、西軍石田方につき周囲に翻弄され何もでき...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年04月22日

戦国時代末期から江戸時代初期を舞台に、長宗我部元親の跡を継いだ盛親を主人公とする小説。大名から牢人に転落した盛親の鬱屈した心が、次第に解放されていく様が印象的。

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