司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 新装版 軍師二人

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    戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将ーー天稟(てんぴん)の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る〈軍師二人〉。徳川家康の女性観を描く〈嬖女(めかけ)守り〉。他、争乱の時代を生きた、戦にも、女にも強い、生き物の典型としての男たちを描く、興趣尽きない短編集。

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    2012年04月10日
  • 功名が辻(二)

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     超下っ端の武士が家来のため、妻のため、死にものぐるいで出世街道をよじ登っていく。歴史的な良妻に乗せられたりしつつ。
     成り上がり物語自体も面白いし、何事も妻の意見を聞いていた一豊が土佐の主となるや、急に傲慢になるあたりで、環境が人に与える影響の怖さみたいなものも感じられる、感慨深い作品

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    2012年04月09日
  • 功名が辻(三)

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     超下っ端の武士が家来のため、妻のため、死にものぐるいで出世街道をよじ登っていく。歴史的な良妻に乗せられたりしつつ。
     成り上がり物語自体も面白いし、何事も妻の意見を聞いていた一豊が土佐の主となるや、急に傲慢になるあたりで、環境が人に与える影響の怖さみたいなものも感じられる、感慨深い作品

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    2012年04月09日
  • 新装版 北斗の人(上)

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    剣道に縁のなかった私には名前だけが余りに有名だった「北辰一刀流」。
    こんなルーツだったんだ、千葉周作とはこういう人だったんだと知るだけでも面白い。

    『夫れ、剣は瞬息』

    いい言葉だな。

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    2012年03月24日
  • 十一番目の志士(上)

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    主人公が実在しているのかと思ったら架空の人物だったようです。しかしそのおかげで色々な幕末スター達との共演があって、とても面白く読めました!
    主人公の天堂晋助は長州人なので、幕府側の新選組の面々との絡みも沢山ありました。相変わらず土方さんが素敵でした…v
    (楊枝を削ったり甘酒飲んでたりして可愛かった。)
    勝海舟さんもさすがです~好き。
    どの人物も生き生きと描かれていてとても楽しく読めました。

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    2012年03月04日
  • 新装版 戦雲の夢

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    この作品も司馬遼作品MYtop3の一つ。
    司馬遼の大好きな維新の原動力、長宗我部侍のルーツが書かれています。

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    2012年02月23日
  • 新装版 箱根の坂(下)

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    司馬遼太郎大ファンとしてはもっと早く読むべきであったと後悔の書。伊勢新九郎/北条早雲の生涯の物語。戦国期の作品については国盗り物語から読めば良いと認識していたが、道三、信長、秀吉、家康の前に絶対読むべし。鎌倉幕府成立の意味を、南北朝室町幕府の意味、応仁の乱、その衰退と戦国時代へと変遷の必然をの司馬氏得意の経済変化と民情の変節から明解に説明し切ります。

    後北条家にこれまでは思い入れを持って見た事がなかった。この一冊で最も尊敬できる歴史上の人物の一人となりました。司馬遼太郎氏も早雲は手放しで好きのようです。早雲、その人こそが戦国時代の幕を切って落とした人。

    公家化、古い権威への執着、政治機関と

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    2012年02月19日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    竜馬を読んだ時にススメられた本。新撰組のこぼれ話というか、短編集。大変血なまぐさい話が多いのですが、総司の恋話にほっこりしたり。話が前後することが多いので、新撰組のだいたいの話を知っておかないと読みづらいですね。
    司馬シリーズには元号と西暦の対照表をつけてほしい。。。

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    2012年02月18日
  • 新装版 妖怪(下)

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     この小説を通して、だれが妖怪であるのかを考えた。表面上は、唐天子や指阿弥陀仏のことだと考える。しかし、彼らを操っていた日野富子や今参りの局が本当の化け物である気もする。日野富子に至っては、今参りの局を遠島にし、京都に関所を設け、私腹を肥やしている。彼の夫である足利義政も極貧の時代に銀閣寺を建てるなど、人間離れした感覚の持ち主である。誰が一体妖怪なのか。
     私は、筆者なのかと思案する。

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    2012年02月15日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    太閤記→関ヶ原→城塞→そして豊臣家の人々!っていうこの究極のリレーを、本好き歴史好き司馬好きの全ての人と分かち合いたい。
    長編三作のなかでちらっとしか語られなかった人物たちについての列伝。これだけ語ることがありながら長編の方ではぐっと抑えていたり、列伝では人物重視で関ヶ原の戦いが三行で終わったりする、抑制力やテンポ感が見事。

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    2012年02月08日
  • 尻啖え孫市(上) 新装版

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    孫市の人柄に惚れます。
    小みちや法専坊信照など、脇役も魅力的でした。
    鮮やかな鉄砲術が眼に浮かぶようです。
    痛快です。

    いつか再読したい。

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    2012年05月01日
  • 燃えよ剣(上)

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    自分の中の土方さん像はこの人の土方さんに在る。
    カッコいいところだけじゃない、田舎臭さも人間臭さも見えるから、本当に素晴らしい。

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    2012年01月14日
  • 風神の門(上)

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    あまり深く考えずにすらすら読める痛快な小説です。

    忍者。
    男のロマンをくすぐります。

    登場人物達一人ひとりが気持ちの良い男ぶりでたまりません!

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    2011年12月31日
  • 夏草の賦(上)

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    ネタバレ

    主人公は、土佐の長宗我部元親。

    四国の覇者も、秀吉の軍師に手もなくころっと、やられてしまうのが、
    地方と中央のレベルの差か(^^;;

    センゴク天正記ではいい格好している仙石権兵衛こと仙石秀久が、
    九州で敵前逃亡したために、嫡男の信親を戦死させてしまった戦犯として描かれています。

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    2011年12月19日
  • 新装版 歳月(上)

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    佐賀の乱で有名な江藤新平を描いた作品。


    なるほど,明治初期の参議にまでなった江藤がまさか乞食同然の暮らしをしていた等とは知らなんだ。
    しかし明晰な江藤の良さが分かる1冊です。


    徳川家康と大久保利通の2人は,自身の為し得た業績に比べて非常に低い評価をされがちですが,やはり人物にくらさが出がちであり,司馬氏もそう好きではなかったんだろうなと思います。


    もう一回翔ぶが如くを読むと面白いんでしょうが疲れるので,半年ぶりに佐賀城あたり見に行くことにいたします。

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    2011年12月08日
  • 街道をゆく 40

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    街道をゆくシリーズの中でも、特に面白い一冊。特に巻末の李登輝との対談は各方面に影響を与え、今現在も学術界では語り草となっている。

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    2011年12月04日
  • 新装版 戦雲の夢

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    司馬遼太郎自分ランキング1位!(2011/12/1現在)

    気楽に生きてきた。
    急に大役がまわってきた!運でもあり準備不足でもあり、全てを失った。
    でも、これでもいいのかもしれないな。。・・いや?違うかも?  ・・違う。
    自分はこれをやった!というものを作りたい。無理とわかっていても、それに全力でぶつかりたい。
    ぶつかった。成功もあった。
    でもやっぱり負けた。
    だけど、やってよかった^^

    ふと考えてみたら、この人周りに愛されてるなぁ
    というか愛されすぎでしょうw 幸せな人だ

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    2011年12月19日
  • 菜の花の沖(六)

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    とうとう高田屋嘉兵衛が日本とロシアの文化の差異、解釈の違いによる国家間の軋轢に巻き込まれつつも、自身の意思で困難に立ち向かっていく。最終巻には、ハッピーエンドと悲しき運命という両極端な物語が収まっています。良作です。

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    2011年11月21日
  • 街道をゆく 35

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    日本が鎖国して時代にも通商が認められた元祖商人資本主義の国オランダ、英仏西独と次々に戦争を仕掛けられても、レイシズムに陥らなかった、そんな偉大なる小国主義を著者が旅行し、その魅力を生き生きと描いています。オランダを旅行する前に必読書でしょう。それに、あんな小さな国なのにどうしてサッカーが強いのかというのも頷けるような気がします。

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    2011年11月14日
  • 花神(中)

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    ネタバレ

    以下、簡単なあらすじ
    伊藤俊輔(のちの伊藤博文)と井上聞多(のちの井上馨)らの密航を手伝った村田蔵六(のちの大村益次郎)は、京を追われた長州に帰り、高杉晋作と会う。
    攘夷という大狂乱を発した長州は、蛤御門ノ変に敗れ、四カ国連合艦隊に敗れて、壊滅寸前に陥る。再び幕軍が迫っている、その窮状を救うのが蔵六である。桂小五郎(のちの木戸孝允)の推挙により村医から軍務大臣へと大抜擢され、百姓兵に新式のミニェー銃を持たせて四方より押し寄せる幕軍を退け、石州口の戦いを指揮し撃滅する。

    一番の驚きなのは、一度も軍隊を指揮したこともない蔵六を信頼しきった桂小五郎の先見の明、会った事もない勝海舟をして「長州に村田

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    2011年11月08日