司馬遼太郎のレビュー一覧
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嘉兵衛は親戚の中では海の仕事で成功したサトニラさんの家にお世話になりながら、海運業の航海術と商業を学んでいく。生まれ故郷で1年の村八分という所から逃げてきたのに、サトニラさんの息子たちと弟の嘉藏と船で仕事に出かけると、皆彼を認めてくれて大切にしてくれた。彼は心の底から幸せを感じた。環境の大切さを感じる場面だった。
嘉兵衛はいろいろな人物に会い、尊敬できる人と関係を作りながらその人たちからいろいろなことを学んでいく。いつかは蝦夷に自分の船で航海することを夢見ながら。
そして、訳あり船を1艘手にしたことから、生まれ故郷に帰るとそこでは従兄弟の律蔵さんが彼のこれまでの努力を皆に話しておいてくれたこと -
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豊臣氏の大坂の陣での滅亡を描いた物語です。
大坂城を舞台にした徳川と豊臣の最終決戦は圧巻で、壮大なスケールと人間の思惑が交錯する重厚さにぐいぐい引き込まれました。
家康の冷徹な計略と、滅びに向かう豊臣方の悲哀、その狭間で揺れる人々の姿が胸に迫ります。
小幡勘兵衛の視点を通すことで戦の裏側や駆け引きが鮮明に描かれ、戦国の終焉を間近に見るような臨場感がありました。
ただ、登場人物が多く系譜も複雑なので、歴史知識が浅いと戸惑う場面もありますし、筆致の重厚さが続く分テンポが重たく感じるところもあります。
それでも、読み終えたあとに残る余韻と緊張感は大きく、豊臣が滅び徳川が天下を固める瞬間の重さを体感で -
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豊臣氏の大坂の陣での滅亡を描いた物語です。
大坂城を舞台にした徳川と豊臣の最終決戦は圧巻で、壮大なスケールと人間の思惑が交錯する重厚さにぐいぐい引き込まれました。
家康の冷徹な計略と、滅びに向かう豊臣方の悲哀、その狭間で揺れる人々の姿が胸に迫ります。
小幡勘兵衛の視点を通すことで戦の裏側や駆け引きが鮮明に描かれ、戦国の終焉を間近に見るような臨場感がありました。
ただ、登場人物が多く系譜も複雑なので、歴史知識が浅いと戸惑う場面もありますし、筆致の重厚さが続く分テンポが重たく感じるところもあります。
それでも、読み終えたあとに残る余韻と緊張感は大きく、豊臣が滅び徳川が天下を固める瞬間の重さを体感で -
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豊臣氏の大坂の陣での滅亡を描いた物語です。
大坂城を舞台にした徳川と豊臣の最終決戦は圧巻で、壮大なスケールと人間の思惑が交錯する重厚さにぐいぐい引き込まれました。
家康の冷徹な計略と、滅びに向かう豊臣方の悲哀、その狭間で揺れる人々の姿が胸に迫ります。
小幡勘兵衛の視点を通すことで戦の裏側や駆け引きが鮮明に描かれ、戦国の終焉を間近に見るような臨場感がありました。
ただ、登場人物が多く系譜も複雑なので、歴史知識が浅いと戸惑う場面もありますし、筆致の重厚さが続く分テンポが重たく感じるところもあります。
それでも、読み終えたあとに残る余韻と緊張感は大きく、豊臣が滅び徳川が天下を固める瞬間の重さを体感で -
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この時代に将軍という立場に押し上げられ歴史的偉業を成し遂げた慶喜に感動する。本来なら将軍になることのない水戸家の嫡子が周りの運動によって偶発的にその立場へと推し進められ時代の激流に流されていくのが面白い。慶喜が後世の目を気にするあまり朝敵となることを恐れ薩長に対して恭順な姿勢を示すことで逆に内戦が激しくならず外国の介入を防いだという見方は面白い。鳥羽伏見の戦いで敗戦後大阪城から慶喜が出陣して勝ったとしても大久保、西郷の政治的力で最後は朝敵として滅ぼされていたのか、逆に徳川の威光が増し幕府が長く続いたかもしれない。大政奉還という偉業も旗本たちの怒りを買う中でよくやったなと。
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上中下の三巻構成。
上巻は、大坂城の秀頼・淀殿に対して、大坂冬の陣・夏の陣に至るまでの徳川家康のあの手この手の謀略のお話。
片桐且元は大坂方の家老でありながら、関東の家康に大坂の内情を告げる間諜の役目を負っていた。
やがて、大坂城を追われた且元は家康の配下となる。
これも、大坂方に内紛を起こさせる家康の謀略の一手だった。
家康の謀臣の本田正純、儒者の林道春、禅僧の崇伝、天海和尚などの悪謀を得意とする面々が駿府城に集まり悪知恵を出し合い、対豊臣工作をする。
この謀臣達は「家康を呪詛する文言が鐘に刻まれている」と大坂方に言いがかりをつける「鐘名事件」という奇妙な一件をあみだした。
上巻は、「 -
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『竜馬がゆく(二)』を読んでまず感じたのは、1巻が「竜馬という人物を知る巻」だったとすれば、2巻は「竜馬が自分の生き方を決める巻」だということだった。
1巻では剣術修行や仲間との出会いが中心だったが、2巻では時代の空気が一気に濃くなる。尊王攘夷の思想が広がり、土佐でも武市半平太を中心に大きなうねりが生まれていく。その中で竜馬も時代の流れに巻き込まれていくが、面白いのは誰よりも自由に物事を見ていることだ。
特に印象的だったのは、武市半平太との違いがより鮮明になったことだった。
武市は土佐を変えるために組織を作り、仲間を集め、自分の理想に向かって突き進んでいく。その姿は非常に魅力的で、読んで