司馬遼太郎のレビュー一覧
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はじめて読んだ歴史小説
(厳密にはバラガキも該当するがあの作品は新撰組を現代のヤンキーとして設定した様な小説だから歴史小説とは呼びづらい、10歩譲って時代小説)
現代文学に慣れ親しんでいる為か江戸時代特有の文化風習の用語や現代では余り使われない単語で読み解くのに苦労したが、少しづつ慣れるようになってから読むスピードも早くなれた
ちなみにこの短編小説に出てくる主人公は歴史の大海に大きな波を起こした人物ではなくどちらかと言えばその大きな波に巻き込まれて乗ろうとした人物が多い
さらに言えば現在の学校教育ではまず間違いなく名前が乗らないような少しメジャーから外れた人物ばかりである
しかしその半生は歴史 -
Posted by ブクログ
坂本竜馬
師匠 勝海舟との出会い。
生涯のパートナー お竜さんとの出会い。
までを描いている 竜馬がゆく三巻。
『勝なんぞを殺すよりも、
人おのおのが志を遂げられる世の中に
したいものだなぁ』
この言葉からも伝わるように竜馬は、人を自分の
下にも上にも見ずに平等に接していた姿が、印象的だったり、ユーモア溢れる言動や子供のような行動も、多くの人。。。特に女性は乙女姉さんをはじめ、放って
おくことが出来なかったんだろうな。。。
何よりも。。。
私の大好きなお竜さんにようやく出会えた♪
『人間、好きな道によって世界を切り拓いてゆく。』
兎にも角にも いざ出航!! -
Posted by ブクログ
説明文が長く少し読み進めづらい。。
一般的に征韓論というと西郷隆盛の暴走妄想で片づけられるが、維新の繋がりから言うと本質的に正しかったかもしれない。三条、岩倉、伊藤と大久保とのやりとりが面白い。日本で歴史上唯一の政治施策の真剣勝負。もし征韓論が通っていたら。この世界観を見てみたい。
山縣有朋の欧州視察によって得た国民蜂起の恐怖が後の民主運動の弾圧に繋がるとは。
P46.47天皇の統帥権について分かりやすい記述。これも山縣有朋が絡んでいる。軍人勅諭
焦土から日本は生まれ変わる 西郷隆盛 高杉晋作
西郷隆盛と足利尊氏を重ねる とても面白い
上記を見抜いた大村益次郎 清水一行短編強請った金
西郷 -
Posted by ブクログ
印象に残ったp108.109 清河暗殺後の竜馬の所感
例えば、奇策を用いすぎた。龍馬の考えでは、奇策とは100に1つも持ちべきではない。99まで成功法で押し、後の1つで奇策を用いれば、みごとに効く。奇策とはそういう種類のものである。
清河は卓抜すぎるほどの批評家で、同志の無能を憎み、相手の慎重を怯懦だとし、しかもそれを攻撃する論理、表現はアイクチのようにするどく、相手がまいったと言っても止めず、常に留めを刺すところまで言及した。残るのは恨みだけである。よほどの大事の瀬戸際でない限り、座興の議論などに勝ってもしようがないものだと龍馬は思っている。相手は決して負けたとは思わず、名誉を奪われたと思う